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大いなる遺産
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【この小説が収録されている参考書籍】
大いなる遺産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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最後のほうがダルくていまだ下巻までいかず。 | ||||
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まず率直に感想を言いたい。結構、面白い!すんごく超絶面白い、というわけではありませんが、150年前に英国で書かれた本であることを考えると、時間的・距離的な隔たりを越えてもなお、人間というものは変わらないのだなあと感慨深く思いました。 上巻は、特に駆け出しでややもたつく感があります。内容は、貧乏な主人公が謎の人物から遺産の約束をされ、ロンドンに出ていく迄の様子が描かれています。 見どころは、素直でそこそこ頭の切れる主人公が、遺産の申し出を受けた途端にイヤーな感じになり下がるところでしょうか。お金は人を変えると言いますが、その典型のようなくだりです。きっと、作品の書かれた1860年前後のイギリスでも、いわゆる成金的な嫌味な人間が多く居たのであろうと想像します。 またエステラのS気たっぷりな対応と彼女を育てたミス・ハヴィシャムの過去も気になってきます。このあたりまでスムーズに読めれば、後半も楽しく進められると思います。 いかんせん山西氏の訳が古く、やや辟易としますが、純粋に文芸作品として楽しくよめました。 | ||||
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翻訳者は英文学教授で実績もある方のようだけれど、推敲を徹底しなければ、誤訳と指摘されかねない。それとも、やっつけ仕事か。 | ||||
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非常に読みやすく、グイグイいけます。途中だれますが、あざといまでの引き込みで、なんとかなります。 確かにここは評価すべき点です。 思想がない、薄いとはよく言われる事だけど、自分はそうは思いません、格言めいた台詞はいくらもあるし、自分の半生を振り返る構成はつまり、他の人生を導こうとしているわけですから。 少なくとも、思想が求められる題材であり、試みもかいまみえます。 ですからその程度が低い とまで言うとおこがましいのか。 成功はしていない。ディケンズならもっと面白く出来たろうと思います。 | ||||
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