オリヴァー・トゥイスト

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種別
長編
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あらすじ

1990年11月30日 オリヴァー・トゥイスト〈上〉 (ちくま文庫)

18××年初、イギリスのとある町の救貧院で、一人の男の子が生まれ落ちた。母親は、子どもを産むとすぐ、ぼろ布団の中で息をひきとった。孤児オリヴァーはその後、葬儀屋サワベリーなどのもとを転々、残酷な仕打ちに会う。ついにロンドンに逃れたオリヴァーを待ちうけていたのは狂暴な盗賊団だった…。若いディケンズが、19世紀イギリス社会の暗部を痛烈に暴露、諷刺した長編小説。(「BOOK」データベースより)

評判

オリヴァー・トゥイストの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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オリヴァー・トゥイストの総合評価:

9.00/10点 レビュー 4件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4
(5pt)

新潮文庫、岩波文庫と違い挿絵があるのが魅力的

翻訳自体は、他の出版社が出している本と比較しても大きな違いはないように思えます。このちくま文庫からの本作の最大の魅力は、挿絵があることでしょう。ディケンズ作品には挿絵があるものが多いですが、たとえば新潮文庫の出すものには殆どそれがないですし、岩波文庫は他の作品にはついているのにこの作品にはなぜかありません。ディケンズ作品には挿絵がなければ物足りない、という方にはおすすめです。
オリヴァー・トゥイスト〈下〉 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: オリヴァー・トゥイスト〈下〉 (ちくま文庫)より
4480025006
No.3
(4pt)

純粋で真っ直ぐな人は救われる

大昔に読みそびれていたこの本を、何も考えずに新訳版で他出版刊版で買って読み出した所、訳が余りにも酷すぎて読み進むことができなくなった。それで、伝統あるちくま版なら良いだろうかと購入して読んでみたら、とてもスムーズに読めた。訳者によってこれ程までに読み易さや小説の中身の描写力が変わるものなのかと、初めての経験をしました。翻訳の力量というものに段階差があることを思い知りつつ、長年読めずに来たこの名作を久々の胸すく思いで読了。
感動の一冊でした。やはり古典は良い、現在の青少年にもこの一服の清涼感を味わって頂きたいです。純粋で真っ直ぐな人は救われるのですね。お勧めです。
オリヴァー・トゥイスト〈下〉 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: オリヴァー・トゥイスト〈下〉 (ちくま文庫)より
4480025006
No.2
(4pt)

時代は移れど真理は同じ

英国の貴族社会にあって、下層社会で孤児となって生まれた主人公の波乱のストーリー。デイケンズの名作中の名作。最近の小説の中には最早失われてしまった基本的な価値観がある。奇跡とはこのような人の上に起こるのだという道徳の教科書のような本。お勧め。
オリヴァー・トゥイスト〈上〉 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: オリヴァー・トゥイスト〈上〉 (ちくま文庫)より
4480024999
No.1
(5pt)

運命に翻弄される少年オリヴァー

姉に薦められて読んだ本です。
私にとっては初めてのディケンズでした。
産業革命以来、市民が豊かになり生活レベルが向上しました。しかしその裏で貧富の差が広がって、孤児や貧しい人々がないがしろにされ、残酷な仕打ちを受けているという、社会の暗部を描いたお話です。
そう書くと難しく聞こえますが、そんなに難しくはありません。
主人公オリヴァーが受ける仕打ちはとてもひどいものです。人間扱いされていません。
強い者に従い、弱い者は虐げる。ここでいう強い者とは「金持ち」のことです。そして弱い者は「貧乏人」のことです。
みんなが自分のことばかりを考えて少しでも豊かになりたい、人よりもいい暮らしをしたい、そういう欲望が噴出した時代のお話なのです。
オリヴァーは無力な子供です。運命に逆らうことも困難です。
すんでのところで窮地を脱するものの、さらにひどい運命が待ち受けていたり…と、読んでいてハラハラしっぱなしです。
皮肉を交えて語られるお話は、読者を引き込んでいきます。
ですから、ある程度気力や体力に余裕があるときに読んだ方がいいかもしれません。とまらなくなりますから…。
社会的弱者の扱いがいかにひどいものであるのか、虐げられた人々の苦しみや悲しみ、虐げる人々の醜さなどが実にわかりやすく語られているから、お子様にもお薦めです。
私が印象に残っているのは、あまりにもひどい仕打ちに耐えかねたオリヴァーが救貧院から逃げ出すときに、仲良くしていた病気の貧しい少年に祝福してもらうシーンです。
この病気の少年は自らの運命を受け入れて、その上で友人の幸福を祈ります。
本当に豊かであるということがどういうことなのか。非常に心を打つ場面です。
ぜひ、読んでみてください。
オリヴァー・トゥイスト〈上〉 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: オリヴァー・トゥイスト〈上〉 (ちくま文庫)より
4480024999

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