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道徳という名の少年
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道徳という名の少年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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電子版を購入しました。 海外が舞台の寓話的な不思議な雰囲気が漂う連作にすっと馴染んで楽しむことができました。 しかし作品のボリュームは少なめで、過去作についてインタビュアーと著者が対談するページに大半が割かれています。 ネタバレも含まれるので、未読のものが多い方は避けたほうがいいかもしれません。 著者のファンとしては、作品について改めて掘り下げられていることが嬉しかったです。 著者は映画や文学への造詣が深く、私には列挙される作品もほぼわからず、理論的な考えにやや置いてきぼり感はありましたが面白かったです。 | ||||
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内容もすばらしかったですが、絵もステキでした。本棚にいつまでも置いておきたい一冊です。 | ||||
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5本の短編(というより掌編)を収録 掲載誌は全て異なるが とある小さな国の同じ血族と思われる人物の物語が 世代順に語られる 因習を打ち破り、背徳を繰り返す一族 彼らも二度の戦争を経た現代では 濃かった血もずいぶん薄まり 時代の閉塞感に飲み込まれてしまったように感じた 野田仁美氏の絵をふんだんに用いた 豪勢なデザインの本だった | ||||
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本自体は割と薄く、文章量も多くはありませんが、 その分装丁や挿絵が凝っています。 特に野田仁美さんの精緻な絵は、桜庭さんの書く少女性にみごとにマッチしており、 作品全体に漂う雰囲気は大人びた童話のよう。 また、当然のようにグロイ描写・親近相姦の描写も現れますが、 それもある意味桜庭さんらしいです(笑)。 こういった寓話・あるいは童話の形式をとった作品は、 桜庭さんは今までに書いていそうで、 実は書いていなかったように思います。 ゆえに既存の著作を超えるものを感じなかったというのも事実ですが、 それでも充分に毒々しい甘さを味わえました。 詩集にも似た一冊の本の所有欲を満たしてくれるので、 桜庭さんや野田さんのファンの方にはぜひお勧めだと思います。 | ||||
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