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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 61~80 4/5ページ
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まずこの本を手にとって驚くのは、カバー裏のデザインだろう。黒字に朱色で様々な文中のセリフがデザインされており、異様な印象を醸し出す。赤ではなく朱にしたのは、少し躊躇があったのかもしれない。そして内容。これも一般的に言う普通ではない。 舞台となるのは普通から少しずれた街。なにせ現在、連続殺人事件と小学生兄妹の誘拐事件が継続中。そして普通の高校に通う女子高校生、御園マユ、まーちゃんも普通じゃない。彼女は小学生の時に、幼なじみのみーくんと共に誘拐監禁され、現在は小学生兄妹を自宅に監禁中。それを察して自宅に乗り込んできたみーくんと共に、不思議な共同生活が始まる。 幼少期の事件によるPTSD、連続殺人事件犯の動機、誘拐された兄妹がとどまる理由、そして幸せの形。様々な要素が、精神科医の恋日先生、刑事の上社奈月などを織り込みつつ、みーくんの視点で語られる。あえて一言で言うならば、子供の頃に犯罪に巻き込まれ心に深い傷を負い、その影響が今に現われてしまっている少年少女のおこした犯罪と、贖罪あるいは代償の物語。 (うがった見方をするならば、どこかのひな形を分かりやすく書き下した物語と言うこともできるかもしれない。) | ||||
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最近、読みたいラノベがなかなか見つからなくて直感で手に取ったのだが結構、いや、個人的にツボった。 それと、皆言ってるし言う必要は無いのだが、戯事シリーズに似てます。主人公の性格、言い回しなど、その他もろもろ… けど、それを不快に思わないのは何故だろう…私と同じ感想を抱く人は多からずとも、少なくはないのでは?まあ、面白いかどうか決めるのは結局は、その読み手一人一人なんですが…ね。 | ||||
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他のレビューを見るとラノベ初心者の方からの評価は低いようです。よってラノベを読み始めたばかりの方にはお勧めできません。 自分は今までラノベを200冊以上読みましたがこの作品はその中でもかなり面白いと思います。 個性がないなどと言われていますが、むしろその逆でクセの多い文章です。ですが勘のいい方にはそれが心地よく感じられるのではないでしょうか。 「ライト」なノベルを読み尽くして少し刺激がほしい方はぜひ読んでみてください。 | ||||
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この人の文章すごく読み辛いんだよね。 10Pで読むのをやめた。 いろんなラノベや、小説を読んだんだけどその中でもトップ3に入るくらい読み辛い。 「恋空」以下。 こんなのエンターテイメントじゃないし、文学でもない。 ただ、カッコつけのために適当に難しい言葉と言い回しを入れた自己満足な小説。 二巻まで買ったけど、金の無駄だった。 | ||||
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電撃文庫総合目録という、無料で貰える冊子の紹介文を見て、読んでみたいなって思った小説です。 文章が面白そうだったのと、「まーちゃん」という女の子が、かなり壊れたキャラのようで気になりました。イラストも良いと思いました。いざ読んでみると、内容は誘拐や事件などかなり重いです。重い内容を扱ってはいますが、主人公?の「みーくん」が、かなり軽いキャラクターなので胸にズッシリ…というよりは、ダークだけど軽快(?)な感じ。でも明るくて精神的にも健康な話を読みたいならオススメはできません。 私は西尾維新さんの本を読んでないのでどれだけ似てたりするのか知りませんけど、文章に独特の(かなり)クセがあってハマる人にはハマるかなと思います。私自身は最初、かなり文章が小難しく感じてしまい、抵抗が少しありました。けれども元々わからない言葉は辞書で引くタイプなので、いつの間にか慣れました。真面目に読むより、軽く読むのが良いと思います。雰囲気で読めば世界観に入れます。前半は御園マユのキャラが新鮮で良かったのですが後半は勢いが落ちた気がします。ブラックユーモア?な会話が魅力だけど、キャラの会話が似ててこの本の登場人物達が抱える思考はあまり個性がなかったですが、私は全部読むつもりです。嫌いな文章じゃないので。 「まーくん」がこんな性格なのは事件に巻き込まれたから。それが伝わってくるので痛い。 この巻で個人的に印象に残ったのは幼少期の話。「母親だから」という話が胸にきた。事件や読んでいて苦しいのが嫌いな人には向きませんが、みーくんの重くて軽くて黒い話し方に引き込まれてました。 | ||||
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最近ちょっとハズレのライトノベルを掴まされてもう自分はライトノベルを読んでも楽しいと思える年齢ではなくなってしまったのかと不安に思っていましたが、 なかなか面白かったですね。 皮肉に屁理屈が大好きなぼくにはピンポイントに当たった作品でした。 次回作も読んでみます。 | ||||
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ライトノベルでも戦いものではなく青春学園モノみたいなのが読みたくて買ってみました。 表紙にもタイトルにも惹かれたました。 西尾何某は読んでいませんが、とにかく文章が稚拙。オチがすぐ読めました。 私には主人公もヒロインも(失礼ですが著者ですら)自分の痛さに自分で好んで囚われている、中二病もしくはかまってちゃんにしか見えなかった。 そらぞらしい痛さというのか。 私の欲しい青臭い、それでいて激しい痛みは全く伝わってこなかったです。 この本に描かれているのはまさしく「嘘」の痛みだと感じました。 | ||||
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戯言シリーズと似ている、という方がいらっしゃるようですが、自分はそうは思えません 正直に言えばこちらの方が僕は好きですね。 戯言シリーズにおける「戯言」の意味と この作品における「嘘」の意味を考えてみれば 両作品がまったくの別物であると思えるはずです | ||||
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ヤンデレ小説の宣伝文句に惹かれ購入したが、ヒロインであるまーちゃんこと御園マユにはヤンデレというより重度の精神病患者という印象を受けた。 前半はかなりよかったが、後半は正直言ってかなりいまいち。伏線や謎の大部分を散らかしたままハッピーエンド!といった感じでついていきづらい。 ヒロイン至上主義で話を進められるのでヒロインを理解できない方にはかなりキツい作品になりそうです。そう言った意味では読者を選ぶかもしれません。 しかし気づいたらのめり込んで全巻揃え、読破してしまっていた…。それだけの魅力ある作品なのかもしれない… | ||||
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ヤンデレなるものに関心を抱き、ラノベなるジャンルの本をはじめて買って読んでみた。 ラノベの中でも個性的とされているらしき文体は……、どうなんだろう、流し読みする 分にはさほど問題はなかったけれども、全体に歪で、じっくり読んでたら、たぶん 耐えられなかっただろうな、とは思う。作者の入間氏は基本的にはとても賢い人だという 気はするのだけれども、あれ!?と思わされるところもちらほら。 正気なんてものは絶えず狂気の上に成り立っているなんてことはある種当然なわけで、 厚いといえば厚い、薄いといえば薄い、その皮一枚の危うさを記述した、実はものすごく オーソドックスなアプローチだとは思う。 そして、だからこそ、こんなに仰々しい文体と舞台設定を持ち出さなければ書けないこと なのか、という疑問は感じる。少なくとも、この文体と舞台でなければ書けないことだとは 思わないし、最適な文体と舞台だとも思わない。そのくせ、書きにいっていること自体は 至極まともだから評価に迷う。 | ||||
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確かに未熟な文章、後半勢いで書き上げてる感もある。トドメは、なんだか西尾維新に似てる。 これだけあげると、到底評価される作品とは思えませんが、私は好きです。 文章そのもののテンポは悪くないし、言われているほど個性が無いわけじゃない。 なにより、構成が素晴らしいと思う。作者は構成をうまく組んで読者を騙してきます。 少し勘のいい人こそ引っかかってしまう伏線や意図的に読者を混乱させるような仕掛けは、(悪く言えば)雑な文章と組み合わさって逆に最大の効果を発揮していたような気がします。主人公の嘘には騙されなくても(騙す気が無いし)、作者の嘘にはすっかり騙されてしました。 ただし、一番の欠点はキャラ力。 この話では根本的に一種類の人間しか描かれていません。 そのせいで世界に奥行きが無い。もちろんテーマのせいもあるでしょうけど、これは他とは比べられないほど致命的です。 最後に。 結末はぶっ飛んでますが、決して絶望的なものではないです。事件はしっかり収束します。 むしろこれはハッピーエンド?その背景は不幸で彩られているけれども。 | ||||
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人生2冊目のラノベでした。タイトルでちょっと興味をもってジャケ買いしましたが、失敗でした。 とにかく文章がへたくそで無駄が多く、美しくないです。それが作風といってしまえばそれまでですが、ヘタウマという言葉もあるとおり、へたくそな文章というのは本当はうまい人が書いてこそ引き立つものです。 小手先のネタを出したいがために婉曲した言葉を使って、非常に不自然な描写をする個所が多いです。7杯目のお茶とか。それが持ち味なのかもしれませんが、ついてこれない読者も多いのではないかと思います。(これはわざとだと思いますが)説明不足だけどついてこい、という著者の意思が見て取れ、おそらくこれを支持する読者も、それに振り落とされないようについていっているのでしょうが、そのために、美しいストーリー、美しい文章とかけ離れたものになってしまっています。 美しい文章やストーリーが狂気というテーマと相容れないということは決してありません。綿矢りさの作品と比べてほしいと思います。どちらの作者も同じような年齢です。 | ||||
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この作品は設定が電撃らしからぬダーク?なものになっていますがそれ程不快感も無くスラスラ読めます。表紙イラストや挿し絵も作風にあっていますし簡単なトリック(昨今の作品に多い読者を騙す方の)も楽しめて面白い作品でした。 ただ、やはり気になったのが西尾作品との類似点です。 嘘→戯れ言 みーくん→いーちゃん まーちゃん→サヴァン 他に主人公の本名を明かさない点や主人公に似ている殺人鬼は零崎?とどうしても頭をよぎりなんとなく消化不良がありました。 作品自体は悪くないのでオススメしますが西尾作品既読の方はそういう作品だと念頭に置いてから読む事をオススメします。 | ||||
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かと疑うような、プロットの類似が見られましたが、 普通におもしろいです。 佐藤大輔における、豪屋大介でしょうか。 (↑わかる人だけどうぞ) ちょっと文章がつたない感じもするけど、 まあ、ご愛嬌でしょうか。 表紙のイラストのおかげか、まーちゃんがかわいいまま、 動いているので、ヤンデレ好きにはよろしいかと。 でもまあ、オリジナル感はなかったので、 ☆は3つ。 | ||||
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タイトル通り、西尾維新の戯言シリーズを読んでいなければかなり面白いと感じたかもしれません。 しかし読了後だとどうでしょう。少なくとも私は雰囲気からキャラから文体、起承転結にいたるまで模倣品のようにしか見えませんでした。 シナリオ自体はダークと言う程でもなく、狂気的でもなく、倒錯的でもなく。結末も特に意外なものではなく、収まるべきところに収まったという感じ。 一体何が問題作なのか、そうか戯言シリーズを模倣しすぎているから問題なのか、などと思ってしまいました。 この作者さんの独自性というものがほとんど無いように感じられましたので、評価は低めです。この作者さんならではのものを出していければまた評価も変わってくるかと思います。 | ||||
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西尾維新さんの作品、戯言シリーズと共通項を見出している方が多いようですが、正直私は全然違うと思いました。以下は私なりの戯言シリーズとの比較です。 「漢語を並べてみました」というような表現が目立ちます。それがこの人の持ち味になっています。漢語の勉強にお勧めです。 例えば74ページより。「明快な人間関係の提示で、僕らが入り込むのを予防する。」 前の文との対句も兼ねているのですが、「明らかな人間関係を見せ付けられ、僕らが入る余地は無かった。」が普通の小説に見られる表現だと思います。戯言シリーズだと同音異義語とか、対義語とか、そういう線でせめてきたと思います。 ex.「明快だけど不快、友達だけど拒絶。」 なので、漢語はいっぱいあれども、言葉遊びはあまりありません。ゲームとか小説とかのネタは散見されますが。 また、決まり文句の「嘘だけど」は多用されていて、「戯言だけど」よりも有り難味も重要度もありません。 また、設定自体が少ないので、サブキャラクターの特徴がつかみづらかったです。医者の方か、警察の方がもっと世界最強の請負人くらい目立つ存在だったら良かったのですが、クビキリサイクルのような、後で「えぇ!嘘!ごめんもう一回読む!」というような読後感は無く、「ふぅん…」で終わってしまいます。 ですから、戯言シリーズのように読みたい方はその考えを改めたほうがいいと思います。 とはいえ、電撃文庫からこのような作品が出てくるのは面白い試みで、この作者がもっと上記のような表現方法を鍛えてくると大化けする可能性があると思いました。今後に期待して星四つです。 | ||||
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よみ口は平易で、すらすら読み進めるのに、窓ガラスを ひっかくような内容。ライトノベルにしては黒すぎて、 かといって猟奇というには軽く、陰惨というには明るい本。 ハッピーエンドな、最後に幸せが待っている類の本が 好きな人にはまったくお薦めできない。 | ||||
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またもや表紙にやられた。 しかもカバー表紙はがしてビックリ。 黒い、黒い言葉の羅列が呪縛のように奉られている。 わお。 内容も電撃らしからぬ黒さで最高でした。 共に誘拐被害者である“みーちゃん”と“まーちゃん”。 事件以来接触していなかった二人が再び出会ってしまう。 壊れた二人が壊れた共同生活を開始する中、同時期に発生した連続殺人事件と小学生誘拐事件の真相が明らかになる。 この本、凄い好きだった。 言葉回しとか絶妙だし、内容もストレートではなく微妙にひねてていい。 「嘘だけど」って言葉がくせになりそうでした。 ただ、雰囲気(なのか?)が若干西尾維新チックだったのが気になった。 まあ面白かったから良いのですが。 二人の出会いは決して良い結果を生み出さなかったと思う。 だけど、くだらない世界で壊れた二人が不幸ながらも互いを想い合い笑えるのなら、それも幸せなのかなあ。 ただし、それを愛と呼べるかどうかは疑問だけどね。 | ||||
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自分も、西尾維新に似てるなーって思いました。 戯言シリーズというよりは、きみとぼくっぽい。 西尾さんほど上手くはないですが、難しくから読みやすいかも。 すごくじゃないけど、いい感じにおすすめ。 | ||||
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この作品を読んだ人はタイトルのようなことを思ったのでは?それともみーくんは「無為式」なのかっ。 そんな主人公やキャラと相まって西尾維新の作品と雰囲気が結構に通ってましたよね。 第二の西尾維新となるようにがんばっていただきたいです。 前振り終わりっ この作品は勇者とお姫様が結婚してハッピーエンド的なわかりやすい終わりが好きな人には向かないかもしれません。「戯言」と同じでやっぱり主人公が結構不幸です。 設定とかも多くないので始めから終わりまでスムーズに読むことが出来ます。 ちなみに、カバーをはずすとそこには……嘘だけど…… | ||||
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