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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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思った通りの商品でした。又の機会がございましらよろしくお願いいたします。 | ||||
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同作品の映画版を観たので、ラノベの1巻を読み返してみました。 まず、左さんの表紙のイラストがとても良いです。 装丁の話になるかも知れませんが、気になり、手に取ってみようと思わせます。 それと、ラノベ全般に言えることかも知れませんが、タイトルの響きの良さ。 ただ長いだけのタイトルでもなく、哲学じみた不可解なタイトルとも違い、 馴染みの良いタイトルでどう意味(関係)なんだろう?という気にさせます。 内容自体も面白かったです。 読む前のイメージでは、ヤンデレでもっとドギツイ殺戮描写や設定があるのかと思っていましたが、 物語自体も、設定や伏線も自然だし、発想なども面白くて、よくできているなという印象です。 この物語から、守っていくことの大切さや、愛情、幸福の意味について考えさせられました。 なにげない独白の文章で一番響いた言葉は、「どちらかというとまーちゃんは、殺したくなるほど好きって感じだね。」です。 この言葉に、2代目みーくんの飾り気のない気持ちが描写されていると感じました。 実際の虚言癖の方もそうですが、「嘘」をつく癖がついてしまうことには心理的な理由があります。 まーちゃんから見た自分は「みーちゃん」。けれども、それも自分「だけ」ではない。 みーちゃんなんて簡単なカラクリで誰に対してでもみーちゃんとなってしまう。 それでも「自分」がみーちゃんとなってまーちゃんのことをずっと助けてあげたい。 本当のことは嘘だらけで、まーちゃんも大きな嘘を信じ込むことによって「自分」というものを成り立たせている。 発狂や無意識に行う「壊れた行動」は自分では理解できず、偽りの嘘を信じることでしか生きていくことができない。 「幸せ」ってなんだろうか? そういうことを読者に問いかけている作品だと感じました。 また、他のレビュアーの方が指摘する通り、文章や言葉回しに癖があります。 そこで評価が大きく別れるのかも知れませんが、個人的にはあのくだけた 口調でポロッと本音のような嘘のような言葉を吐くことによって、テンポが良くなっている気がします。 ※ラノベの読み方についての個人的見解 ラノベは厳選された詩とは違い、一つの活字をそこまで大切に読んでいません。 ライトノベルという読み物なので、漫画的に流して読んでいます(もちろん漫画や漫画の活字を軽視している意味ではありません)。 そうすることによって、適度な速度で読み進めることができます。 面倒くさい表現という部分も流して読むことにより、印象が変わってくるのかも知れません。 | ||||
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友人が薦めていたので購入。 ストーリーはヤンデレもの(?)としてたぶん普通。 主人公は一切拒絶せず、といって矯正しようともせず、あるがままにという感じ。 台詞が確かにあっちへいったりこっちへいったりで、軽妙でいて捉えどころがない。 若干動きが少なすぎて、後半だれてきた印象。 | ||||
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素材が斬新っちゃ斬新だけど、ストーリー自体は特に目を張るものは無い。 普通。っていうか面白くない。 だけど☆3なのは……なんだろう、「考えるんじゃない、感じるんだ」的な? つまらないけど。 まぁ、読んで後悔はしなかった。 | ||||
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いわゆるラノベ風な文体でひたすらな迄に回りくどい描写が続きます。 しかも主人公が説明した後に"嘘だけど"という無意味な言葉でどんどん説明を崩壊させます。 これについては本当に無意味としか思えません。 無駄に活字を読ませるだけと言う作業でしかなく、 数度出てくるといらつきを覚えます。 内容の感想としては、浩太くんと杏子ちゃんが幸せに暮らしてくれれば良いなって言う感想しかありませんでしたw | ||||
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展開が佐藤友哉の「フリッカー式」っぽいなあと思いながら読んでいたら、あっちより救いがあった。けどこのオチは予想できた。 まーちゃんのどす黒いキャラだけが印象に残った。 | ||||
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人間を捨て、心を閉ざし、嘘の中に生きる、半ば狂った人間の独白として読めば、 支離滅裂かつ無駄が氾濫し、美しさの欠片もない文章も、こういう世界観か、と納得はできる。 まあ納得したところで、読みにくいことには変わりないし、あらゆる文章に意味を見出すことが難しいのだが。 唯一、刑事さんとの会話のシーンでは、軽薄なやり取りの中に胸の探りあいが見て取れ、緊張感があった。 星3つにした理由は、ここまでヘヴィなバックグラウンドを物語に埋め込んだ電撃の懐の深さに対してだ。 しかしミミズクといい、変り種はどうも完成度に欠けるきらいがある気がするのだが。 | ||||
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拉致監禁された過去を持つ女の子が、病気オブハートな状態のまま成長して自ら兄妹を拉致監禁。その幼児体験を共有する男が、なんとかその事態を収拾させようと奮闘。というへヴィな話を軽いタッチで描く。 西尾維新と比較されることもあり、特に戯言シリーズとの類縁性は高い。いちおうミステリとして読めるので、逆にこちらがメフィスト賞であっても不思議ではない。ただ、西尾が描かずに済ますところもざっくり描いており、えぐさでいえばこちらが上。この辺はラノベの懐の深さというか電撃文庫さんの懐の深さというか。 軽いノリから急転してサイコな展開になるところは、『ひぐらし〜』も想起させる。世にはヤンデレという萌えジャンルもあるらしいから、需要がけっこうあるのだろう。私は萌え要素そのものよりも、プログレのようなヘンテコな展開と文体を愉しんでいる。 | ||||
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ヤンデレなるものに関心を抱き、ラノベなるジャンルの本をはじめて買って読んでみた。 ラノベの中でも個性的とされているらしき文体は……、どうなんだろう、流し読みする 分にはさほど問題はなかったけれども、全体に歪で、じっくり読んでたら、たぶん 耐えられなかっただろうな、とは思う。作者の入間氏は基本的にはとても賢い人だという 気はするのだけれども、あれ!?と思わされるところもちらほら。 正気なんてものは絶えず狂気の上に成り立っているなんてことはある種当然なわけで、 厚いといえば厚い、薄いといえば薄い、その皮一枚の危うさを記述した、実はものすごく オーソドックスなアプローチだとは思う。 そして、だからこそ、こんなに仰々しい文体と舞台設定を持ち出さなければ書けないこと なのか、という疑問は感じる。少なくとも、この文体と舞台でなければ書けないことだとは 思わないし、最適な文体と舞台だとも思わない。そのくせ、書きにいっていること自体は 至極まともだから評価に迷う。 | ||||
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この作品は設定が電撃らしからぬダーク?なものになっていますがそれ程不快感も無くスラスラ読めます。表紙イラストや挿し絵も作風にあっていますし簡単なトリック(昨今の作品に多い読者を騙す方の)も楽しめて面白い作品でした。 ただ、やはり気になったのが西尾作品との類似点です。 嘘→戯れ言 みーくん→いーちゃん まーちゃん→サヴァン 他に主人公の本名を明かさない点や主人公に似ている殺人鬼は零崎?とどうしても頭をよぎりなんとなく消化不良がありました。 作品自体は悪くないのでオススメしますが西尾作品既読の方はそういう作品だと念頭に置いてから読む事をオススメします。 | ||||
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かと疑うような、プロットの類似が見られましたが、 普通におもしろいです。 佐藤大輔における、豪屋大介でしょうか。 (↑わかる人だけどうぞ) ちょっと文章がつたない感じもするけど、 まあ、ご愛嬌でしょうか。 表紙のイラストのおかげか、まーちゃんがかわいいまま、 動いているので、ヤンデレ好きにはよろしいかと。 でもまあ、オリジナル感はなかったので、 ☆は3つ。 | ||||
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よみ口は平易で、すらすら読み進めるのに、窓ガラスを ひっかくような内容。ライトノベルにしては黒すぎて、 かといって猟奇というには軽く、陰惨というには明るい本。 ハッピーエンドな、最後に幸せが待っている類の本が 好きな人にはまったくお薦めできない。 | ||||
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面白かったです。ただどうしても、西尾維新さんの戯 言シリーズと印象が似てしまう嫌いはあると思います。 もちろん、どちらがどうオリジナルかなんてしても詮 の先の無い話で、いっぱいある本の中で「似てる」とい うだけに過ぎないと言えばそうなのですが…なんか「嘘 だけど」が「戯言だけど」に見えたり、主人公の名前と かが気になったりはしました。 いやでも話自体は面白いし、イラスト・本の構成も綺 麗。表紙も凝ってます。軽快で楽しく、韻を踏む文章。 意外な展開。セカイ系では無いのかな… 好き嫌いはあると思いますが、それほど濃すぎるわけ でもなく、読みやすい本だと思います。 | ||||
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