嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆
- 脱出 (172)
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人食い大好きの菜種さんだが人間4人分もの食料を20日たらずのうちにほぼ一人で平らげてしまうのはありえない、量にして200kg近くあるだろう。桃花が少量捨てられただけで後は食べ尽くされたって書いてあったしね。あと肉を冷蔵庫にしまうにしても包丁だけでしまえる大きさまで解体するのはきついと思う。解体に潔さんは関わっていなそうだし。 話はなかなかおもしろかった。というか4巻に続き柚々が可愛かった。 | ||||
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前作の続編。大江家に監禁されたみーちゃんと伏見。迫りくるカニバリズムの恐怖と戦いながら、館からの脱出に挑みます。脱出方法はなるほどと思いましたが、まーちゃんの自我を救出する方法が今ひとつかなと。もともと、この監禁事件とまーちゃんの自我崩壊を結びつけない方が、よかったように思います。細かいことは別にして、スリリングで、楽しめました。 | ||||
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4巻を読んで、まーちゃんが殆ど出てこなくて、内容はミステリー(?)で少々読むのに時間が掛かったのですが、なんと!!この5巻はその続きで「また、まーちゃん出てこないのか〜」と残念だったけど、5巻は早いペースで読めました。 4巻より良かったです。まーちゃんも、回想とラストに少し出てきます! さて、今回は更にびっくりする様な描写がありました。確かにグロいの苦手な方には絶対おすすめしません。普通なら引きます。私もどちらかと言えば苦手なのに、この「みーくん」の壊れっぷりが何ともクセになり、読んでいます。 これを読んで中身のグロさ、脱出方法の小説的展開にも免疫ついたので、もはや次にどんな展開が来ようとついて行ける気がしました。 「行ってらっしゃいと返してくれた人がいたこと」の部分切なかったです。 「遠い日の記憶は、セピアではなく赤色だ。」…そんなみーくんが、まーちゃんに気付かせようとしたこと。それは……。みーくんが壊れた世界にしがみつき、虚言のなかで最高の嘘を奏でる明日は、まだ終わらない。続きが気になります。 それから何故「大江家」で、あのような惨殺が起きたのか?については、「そんな理由でー!?」と思うでしょう。まさかの理由でした。 でも途中に景子の言葉で「死ぬ事にだって意味が欲しい。だから、」と言う心の文章を読んで、深いなあぁとか思ってしまった…。そんな風に思うのは、多分間違ってるけど。みーくんの内面描写(つまり本編の文章)は、どこまでも渇いてて、明るくて真っ暗で救いが無く、最高の気分と常に暗幕があって、なんとも感じ入ります…嘘という世界で、いつまで続くのかな。 | ||||
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前作(第4巻)の続編、というかミステリ的にはいわゆる「解決編」。前作で疑問に思っていた種々のことが、予定調和的に納得されました。 キャラ立ち完成。プロットの再解釈・再構成も完成。みーくんの内面崩壊も外面崩壊を経て落ち着くべきところに落ち着いて完成。文章の崩壊度が増す中、塗り固められた嘘をひとつひとつ丁寧に'がしていくと、精巧に構築された入間文学が姿を現します。西尾維新との差別化がどうとか、ミステリとしての仕上がりがどうとか、そもそもライトノベルとしてどうとか、いろいろ批判もあるかもしれませんが、ここまで見事に仕上げてくれたらもう細かいことはどうでもいいんじゃないでしょうか。 4巻突入でやや失速しかかり、正直もうダメかもと思っていましたが、見事に負の期待を裏切ってくれました。 ラノベおそるべし。入間人間おそるべし。 こうした特殊な文才を持った若手作家が、ラノベというサブカルの世界でその才能を開花させているのを見るのもまた面白いものです。結構クセになります。 表現が多様化し、文化が細切れ化していく一方、(その選択肢の過多が原因でしょうが)最近では逆に一点集中的な低級文化の消費(「××の品格」のバカ売れなど)が多くなってしまっています。たまにはこういうサブカルに身を浸し、多様化した世界を再享受するような文化消費活動も必要なのかもしれません。 茜的にもみーくん的にも、嘘じゃないですよ。 | ||||
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一読の価値はあると思います。ミステリーとして読んでしまうと、犯行理由とか密室(密家?)からの脱出方法などが捻りがないと思うかもしれないが、此れは此れでいいと思う。何より著者らしい。 この作品の登場人物は誰もが何処か欠けている。この5巻でも普通と呼べる人は出てこない。きっと普通の人なんてこのシリーズでは出てこないんだろうなぁ。 でもそこがいい。剣も魔法も宇宙戦艦も出てこない、普通としか言い様のない世界、なのに現実味はなく非現実的であり異常が満ちている。読んでいて登場人物に共感なんて絶対しないけど、だからこそ読む価値がある。そう思う。 あと、後々の伏見ことゆずゆずの動向が気になりだす巻でもある。 | ||||
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