(短編集)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為



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    初公開日(参考)2009年06月
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    短編集

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    嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)

    2009年06月10日 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)

    むかしのことを考えると頭の中が深夜のテレビみたいにノイズだらけになるさっこん、いかがお過ごしでしょうか。これは、ぼくがまだ僕になる前の話だ。家庭内にぎやか事件のあと、ぼくはいろんな人と出会った。恋日先生、じさつ志願者、いじめっ子少女、にもうと、そして、マユちゃん。みんな(とくにマユちゃん)の純粋むくな姿がめじろおしでおとどけなのである。…むかしのぼくは正直ものだったんだよね。うそだけど…今度、じしょでうそって字を調べとこう。 (「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.9:
    (4pt)

    本編を読む上で必要ではないが

    みーまーシリーズを読んでる方なら読んでも損はないと思います。
    短編5編構成で、4つは小学校時代の話、1つは「もしも」の話です。
    季節になぞらえて4つお話があるんですが、春と夏と冬が好きですね。(ほとんどじゃねーかw)
    まぁ、それなりに楽しいです。
    あ、まーちゃんはさほど登場しません。
    嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)より
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    No.8:
    (5pt)

    「正常な状態」って何だろ……

    今回は、過去話が4つ+特別編1つの短編集です。そのどれもが女絡みのお話でしかももれなくみーくんへの好意付き、主人公補正もいい加減にしとけとか読みながら思ったりもしたりして。でも、羨ましいのかと問われるとそう素直に首肯出来るものでもなく。何しろどれもが、そこに「あい(i)」を感じるにはかなりの苦労と精神的暴力、そして何より身体的痛みを要するものなので……。
     剥き出しの悪意、狂気、好意――そして「あい(i)」。みーくんの過去話が中心なので自然「嘘だけど」の防壁が低くなり、よってそれら今ならば一見見え難いものが割とストレートに露わとなる、と。これが意外とキツイ、恋日先生の存在が一応緩衝材にはなっていますが。というか、今巻のヒロインは完全に恋日先生ですよね――そりゃみーくんもあれだけ捻くれていても、困った時に自然頼る相手になる筈です。ここまで子供時代に、そのいい面を見せられていれば。
     巻末の話はあらゆる意味で必見、「この作品における正常の状態」とは如何なるものかを嫌というほど実感させられます。そして、「嘘だけど」のその起源やタイトルに入っている「i」の意味といった、「?」的なものについてもきっと読後には得心が行っていることでしょう。「みーくんの存在している世界」、それは決して間違ってなどいない――そう確信出来る物語、分厚くとも読む価値は確かにありです!
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    No.7:
    (5pt)

    最後の1行にこめられた意味は…

    全編通してとても素晴らしい短編集だと思います。シリーズのファンの方なら買って損はないかと〜

    「もし誰も狂ってなかったら?」というIFストーリー…最後の1行をみた時、とても胸が苦しくなりました。いつ読み返しても見る度に切なくて、泣きそうになります…
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    No.6:
    (5pt)

    ニー日先生が素敵

    みーまーの短編集です。
    それぞれの季節に××が出会った人たちとの心暖まらないお話が四つ、
    「もしも誰も狂ってなかったら」のIF世界を描いた書下ろしが一つ。

    特に印象に残っているのがIFの話。
    いきなり冒頭で医者でみーくんの支えになっている坂下恋日先生と思しき人物が
    ……(ネタバレなので自重)
    まだみーくんが子供の頃の話にも恋日先生は出てきますが、とても芯の強い女性
    という印象があります。
    ですが、まともな世界=みーくんが恋日先生の助けを必要としない世界では、
    どうしようもないくらいに自分の中にストレスを溜め込んでしまい……(自重)
    支えられているようで、実はお互いに凄く依存しているんだなーというのが
    読んだ感想でした。

    「みーまー」シリーズの中で「周りから見てどんなに不幸でも、本人が幸せと
    感じているなら、それは幸せだ」という風な一文がありましたが、今回の
    書下ろしがまさにそれかな、と。
    みーくんとまーちゃんのハートフル(ボッコ)ラブコメをずーっと読んできた
    感想では、今回のIFの世界は確かに客観的に見れば幸せなんだろうけど、
    どこか物悲しさを誘う作品でした。
    悲しいけど、とても面白い。
    ……嘘だけど。

    で締めたいなぁ、作品的に。
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    No.5:
    (5pt)

    どこまでも、うそであるように。

    入間人間先生の「みーくんまーちゃん」シリーズが出ていると中身をパラパラと確認しなくてもレジへ持って行くようになりました。もうすっかりファンです。
    今回のお話もとても良かったです。この「i」を読んで前よりもっと恋日先生が好きになりました!
    幼い頃の「うそだけど」を変換して「嘘だけど(漢字)」になっている所も成長を表していてよかったです。幼い頃の「ぼく」は、恋日先生に対して“ぼくなんかに時間を割いて”とか“かみさまはいないほうが納得できるから”と思っています。「ぼくなんかに」と自分を卑下する考えや「かみさまは助けてくれない」と思うだけの悲惨な過去が感じられます。
    「ぼく」と、恋日先生のマフラーの話が好きです。にもうとの話では、戦う(?)描写はアレとしても、最後の方のにもうととの会話は良かったです。可愛いと思います。この兄妹そんなに仲悪くないんじゃないかな…?
    まーちゃんやトーエも良かったです☆「ぼく」が「(人間としての)免許をなくしても人間は止められないわけだ」と言っていて、その言葉が胸に残りました。人間を「止められない」。中身(心)が壊れていても、見た目は人間だから。

    「昔に一番こだわっているのは」ぼくだよ「マユちゃんなんだ」と言う書き方や、セリフの「間」も好きです。挿し絵もとても可愛いです!左先生のイラスト素敵です…!最後に収録されている「壊れていない正しさの〜」もなんだか切ないです…。視点を変えて「あったかもしれない世界」を思うと、胸が押し潰されそう。ぼくの世界が壊されませんように」生きる限り誰かを絶対に傷つけない生き方なんて出来ないけど、誰かの世界を壊してはいけないんだと、みーくんから感じました。優しい心を持とう。全てはそこから。
    嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)より
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