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(短編集)

泣き童子 三島屋変調百物語参之続



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泣き童子 三島屋変調百物語参之続の評価: 4.49/5点 レビュー 82件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 1~20 1/5ページ
No.82:
(5pt)

浮かぶ。

宮部みゆきさんの小説、本当に久しぶり!当時、「レベルセブン」でハマりました。
「震える岩」から離れてましたが、現代ストーリーも良いですが江戸情緒!その時代に生きて暮らしてたの?てくらいですね。「震える岩」も江戸時代だったかな。
三島屋シリーズ、良いですね。
人情もしつこく無く、程よいです。人の心の奥底、誰しもが抱えている何か。諦めれば簡単に転がっていくし、単に抗うだけでは無理がでる。
三島屋の主人夫婦が魅力たっぷりです。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
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No.81:
(5pt)

ライフワークです。

宮部みゆきのファンです。このシリーズだけはそろえてます。
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No.80:
(4pt)

「くりから御殿」の成立経緯に驚く。

幼少の時に天災で幼なじみ3人を喪って以来40年間、生き残ってしまった罪悪感を背負ってきた男の話「くりから御殿」は、3.11の後に書かれたという。優れた鎮魂の物語である。回りの邪悪さを敏感に感じ取る「泣き童子」の物語にはゾッとして、黒子の親分の語る、極悪人の親を、それでも三途の川に案内してやろうとする娘の話にホッとする。
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No.79:
(1pt)

郵送だったので、土日、祝日をはさんで11日にやっと届きました。

連休中に読めると、楽しみにしていたのでガッカリしました。
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No.78:
(5pt)

お地蔵さんにほっこり

このシリーズは、人間の業の深さから生まれた背筋が凍るような怪異話が本来なのだろうが、時折混じるほっこり話も心安らぎ、癒される。この巻では『小雪舞う日の怪談語り』のお地蔵さんにほっこり。
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No.77:
(4pt)

泣き親父

ちょっとの間ブランクがあったのですが、変わらず面白くて、安心しました。
不覚にも、読みながら涙が出てしまうことがありました。人情噺はお手のものですね。
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No.76:
(5pt)

アキナイ‼️

一見同じ様で、違いが面白い‼️登場人物の心のキビが自然に伝わる。人物設定に此方も嬉しくも、悲しくもでも終わりが何故か心暖かく幸せに。読み終わり次に手を伸ばす。やられた感満載
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No.75:
(5pt)

"おちか"の成長を大河小説の如く映し出すかの様な多彩な佳品揃いの珠玉の短編集

「百物語」シリーズの第三作。"おちか"の胸の痞えをほぐすために、"おちか"を怪異・因縁譚の聞き手として「百物語」を語ると共に全体を人情譚として纏め上げるという本シリーズのコンセプトを私は気に入って(遅ればせがら)初作から順に読み始めた所。本作では「魂取の池」、「くりから御殿」、「泣き童子」(表題作)、「小雪舞う日の怪談語り」、「まぐる笛」及び「節気顔」の6つの不思議話を収録している。

「魂取の池」は、"おちか"が来てから一年経った三島屋の和やかな雰囲気("おちか"の知己も随分増えた)を冬の季節感溢れる筆致で描きながら、語り手に地主の用人の娘で"おちか"とほぼ同年齢の"やきもち焼き"の"お文"を配して、まず、幼馴染みとの祝言の悩みを語って"おちか"の境遇と重畳させた上に、"お文"の女系の先祖に伝わる"悋気持ち"の"猪の神様"の不思議話を語って整い過ぎていると思う程の佳品。「くりから御殿」は、語り手が重い心臓病を患っている老人の長次郎で、その妻が心配で付き添っているという設定で、死ぬ間際に40年前の不思議話を語るという趣向。その語りの対象は"化ける屋敷"という目新しいものだが、実は山神のために孤児となってしまった長次郎のある少女への恋心を吐露したもので、これに依って老夫婦の絆が更に強まるという清々しい佳品。表題作の「泣き童子」は、三島屋の<ねずみ祭り>(鳴き声が内容と関連している点が巧み)の和気あいあいとした様子を描きながら、骸骨の様に痩せて倒れた元家守の老人が語り手という変わり種。その語りは、まず、老人の娘の"おもん"の縁談に纏わるもので、「魂取の池」と同様、"おちか"の境遇と重畳させた上で、家守の仕事として、直ぐ泣き出してしまう少年の末吉の相談を受けた事由及びその末吉の泣き声に依って相談者のお店が強盗によって一家惨殺された原因を突き止められたという"幼子の神通力"を語って、三島屋の近況とも重畳させた上に、更に"おもん"と老人自身の"業"を語るという非常に良く練られた逸品。

「小雪舞う日の怪談語り」は、重い前話との対比か、"おちか"の縁談を扱って全体的に華やいだ印象。まず、"おえい"(妖力がある気配)という冬奉公の女中が三島屋に加わった事が語られる。そして、"おちか"と初作の青野の仲を仄めかした後、2人と"お勝"が「怪談語りの会」に参加するという趣向。そして、会の主宰者が会の意義を語った後で5人(4人目は怒って帰る(「死が去る」という洒落)し、5人目は末吉)の語り手が登場するが、各々の怪談・因縁譚に深みがあると言うよりは怪談話の多彩さ・楽しさを作者がPRした印象を受けた(主宰者には"おちか"の気負いを和らげるという意図があったと思うが)。それよりも、"おちか"が自身の盛装に照れたり、青野に自分の気持ちを伝えれられなかったり、"お勝"の容貌を揶揄する会員が居たりするという人間の性のさりげない描写の方が心に残った。また、"おえい"の妖力(?)の心温まる由来が最後に語られるという構成が巧み。「まぐる笛」は、"おちか"の2度目の正月を背景として、語り手は北国のお国訛りの強い若侍。"おちか"との対話は漫談の様に進むが、山国の生活の厳しさ・風習・猛獣の恐ろしさ、そして、それに纏わる(若侍の母親を含む)女性の悲しい秘事を語って人情譚・怪異譚として読ませる。掉尾の「節気顔」は、春分の日が舞台。語り手は夫を亡くしたばかりの未亡人で"おちか"の境遇とやや重なる。語りの内容は祖父から勘当されて出戻りの伯父の<二十四節気>("春分の日"との係わりが巧み)に纏わる不思議話で、これを初作の「凶宅」中の家守と関連付けて因縁譚とした上に、"おちか"の善悪の判断の覚悟の向上に繋げる作者の手腕が光る。"おちか"の成長を大河小説の如く映し出すかの様な多彩な佳品揃いの珠玉の短編集だと思った。
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No.74:
(2pt)

文章幼い

第一章読んだだけ、時間の無駄
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No.73:
(5pt)

なし

楽しかったです
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No.72:
(5pt)

怖いのに。

もともと宮部みゆきの時代物のファンです。
特にこの百物語シリーズはお気に入りです。

本当に怖いのは物の怪でなく、人の心の闇だと知らしめるようなお話の数々に共感さえ覚えます。
主人公が少しずつ大人になり強くなっていく様は、自分もそうありたいと戒められる気持ちでした。
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No.71:
(5pt)

早く届きました。

コンディションはとても良いものでした。半額以下で購入できてよかったです。
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No.70:
(3pt)

深くのめり込めるものがない

1作,2作に比べると内容に鋭さがない。ちょっと疲れ気味か?4作で挽回してもらいたい。
一般文学通算2431作品目の感想。2020/09/02 17:45
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No.69:
(5pt)

人情が感じられる物語が好きです。

面白くて切なくて、いい話が沢山です。
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No.68:
(5pt)

面白いと私は思います

宮部みゆきさんのこのシリーズは好きなので、良かったです。
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No.67:
(5pt)

外さない面白さ!

宮部みゆきの三島屋シリーズの第三弾!期待どおり面白かったです!
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No.66:
(5pt)

人の世の理(ことわり)を学ぶ百物語

台風の低気圧で膝の痛みが半端なく、こんな荒れた天気の時に読むのにぴったりな百物語。
おちかはすっかり逞しくなり、話は更に軽みを帯びたひょうひょうとした語り口。
陰惨な内容を含みながらも、世の理(ことわり)を見渡すような視点が哀しくも爽やかだ。
あってはならぬことが起こるのが世の中、犯してはならぬ過ちを犯すのが人間。
我を通し、庇い立てし、愛しめば愛しむほど道を外れていく、
自分ではどうしようもないことに囲まれて、
背筋を伸ばし真っ当に生きていくために、人はどうすればいいのか。
心の煤払いとは…。
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No.65:
(5pt)

面白かった

私は、まず初めに三鬼を購入して読んでしまってからの、前作シリーズを慌てて買いそろえたパターン。すべて面白かったし、一気に読み進めてしまいました。他の宮部さんの作品と似ている部分も多々ありますが。宮部さんの作品はどれも外れがなく、安心して購入して読めます。
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No.64:
(4pt)

さすがは宮部みゆきさん。

途中までは、少女に宿った前世の霊と、現実との向き合いだったのだが、それはそれは素敵で面白かった。ここに来て、一切の精算とも言える急展開での終わりと解決。さすが宮部みゆき作品の中でも、群を抜いて面白すべての連作である。この終わり方には、賛成も反対もあるだろうが、私には批評しようもない。それでも、それで、これはこれで、ハッピーエンドなのかなと思います
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No.63:
(5pt)

とても良かったです

宮部みゆきのこのシリーズはとても面白いです。これで3部すべてそろいました。
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