■スポンサードリンク


桃ノ木坂互助会



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
桃ノ木坂互助会 (文芸書)

桃ノ木坂互助会の評価: 3.62/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

これはちょっと無理

この方の作品は大抵読んでおり、大変満足しているのですが。。
今回は読む手が止まりました。はじめの数ページで。時代錯誤の老人のなんとも気持ちの悪いこと…。これはただの嫌がらせ物語では?嫌悪感しか湧きませんでした。
桃ノ木坂互助会 (文芸書)Amazon書評・レビュー:桃ノ木坂互助会 (文芸書)より
4198637504
No.2:
(1pt)

主人公の設定とその行動はショボ過ぎ

主人公のキャラから老人らしさを感じられない。登場人物がエキセントリックなわりには、描き方が平板、そうだろうなと思わせてしまう。
サスペンス小説にしては、町から不届き者を追い出す嫌がらせが、ゴミを郵便受けに戻す、夜明けの匿名電話とか、中学生でもやらない事はシラケる。
桃ノ木坂互助会 (文芸書)Amazon書評・レビュー:桃ノ木坂互助会 (文芸書)より
4198637504
No.1:
(2pt)

傲慢な正義感に抱く激しい嫌悪

開発や時の流れで人の移り変わりが進み,古いお店や建物も消えていく町を舞台に,
それを憂いだ老人たちが「あの頃を取り戻す!」と,立ち上がるまではいいのですが,
やることと言えば,町の規律を乱す新参者らへの集団での陰湿な嫌がらせと追い出しで,
勧善懲悪の痛快劇などは微塵もなく,むしろ傲慢な振る舞いの数々に不快感が拭えません.

また,別方向からの思惑が入り混じり,互いに見えない相手と意図に神経を削る中,
老人たちの狂気に歯止めが掛からなくなっていく様子には軽い戦慄すら覚えるものの,
そこから大きくは広がらず,最後は駆け足で丸く収まってしまうことにも物足りなさが.

町に巣くう本当の病魔は…という,どんでん返しの真相にも意外性はありましたが,
こちらも後日談の流れで曖昧に片付けられ,驚きが消化不良のまま終わるのが残念で,
このほか,人物の役割を台詞で語らせる序盤のやり取りが少し気になってしまいました.

巻末の『解説』では,『ブラックユーモア』や『仕置き人』などと語られていますが,
とてもそうとは思えず,彼らへの嫌悪感から最後まで入り込むことができませんでした.
桃ノ木坂互助会 (文芸書)Amazon書評・レビュー:桃ノ木坂互助会 (文芸書)より
4198637504

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!