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桃ノ木坂互助会



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【この小説が収録されている参考書籍】
桃ノ木坂互助会 (文芸書)

桃ノ木坂互助会の評価: 3.62/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(2pt)

これはちょっと無理

この方の作品は大抵読んでおり、大変満足しているのですが。。
今回は読む手が止まりました。はじめの数ページで。時代錯誤の老人のなんとも気持ちの悪いこと…。これはただの嫌がらせ物語では?嫌悪感しか湧きませんでした。
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No.12:
(1pt)

主人公の設定とその行動はショボ過ぎ

主人公のキャラから老人らしさを感じられない。登場人物がエキセントリックなわりには、描き方が平板、そうだろうなと思わせてしまう。
サスペンス小説にしては、町から不届き者を追い出す嫌がらせが、ゴミを郵便受けに戻す、夜明けの匿名電話とか、中学生でもやらない事はシラケる。
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No.11:
(3pt)

オチに関しては・・・

オチに関しては、海外の犯罪ドラマを見ている人にとっては手垢の付いたパターンなので少し物足りないと思う。
あと「パーソナルスペースが人よりも狭い」だと他者の接近を許してしまうので修正したほうが良いかと(ストライクゾーンと混同?)。
昆虫博士シリーズに比べ、読む手が止まらないという感じはないものの、全体的に不愉快ではなく、値段も妥当だと思います。
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No.10:
(5pt)

登場人物の魅力

この作者さん、今まで読んだ作品が全部面白いです。特に登場人物、特に女性の魅力がいいですね。
愛着のある町のためなら邪魔な新参ものを排除することに生き甲斐を感じている老人会と、精神科医なのに、精神的に不安定な姉を抱えながら、DV被害にあった女性のため、DV男を知識を駆使して排除する女性。その両者が同じターゲットにありついてしまい…
とにかく先は読めないですし、どっぷりと非日常の世界に浸れ、一気読みしました。面白かったです。
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No.9:
(2pt)

傲慢な正義感に抱く激しい嫌悪

開発や時の流れで人の移り変わりが進み,古いお店や建物も消えていく町を舞台に,
それを憂いだ老人たちが「あの頃を取り戻す!」と,立ち上がるまではいいのですが,
やることと言えば,町の規律を乱す新参者らへの集団での陰湿な嫌がらせと追い出しで,
勧善懲悪の痛快劇などは微塵もなく,むしろ傲慢な振る舞いの数々に不快感が拭えません.

また,別方向からの思惑が入り混じり,互いに見えない相手と意図に神経を削る中,
老人たちの狂気に歯止めが掛からなくなっていく様子には軽い戦慄すら覚えるものの,
そこから大きくは広がらず,最後は駆け足で丸く収まってしまうことにも物足りなさが.

町に巣くう本当の病魔は…という,どんでん返しの真相にも意外性はありましたが,
こちらも後日談の流れで曖昧に片付けられ,驚きが消化不良のまま終わるのが残念で,
このほか,人物の役割を台詞で語らせる序盤のやり取りが少し気になってしまいました.

巻末の『解説』では,『ブラックユーモア』や『仕置き人』などと語られていますが,
とてもそうとは思えず,彼らへの嫌悪感から最後まで入り込むことができませんでした.
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No.8:
(4pt)

もう少し波乱の展開があっても良かった。

町内の平和を守るため、熊谷光太郎ら老人会の面々は町内の危険人物の追い出しを計るが、偶然、同じ人物を抹殺しようとする幽霊コンサルの沙月が現れ、事態は思わぬ方向に向かう。 広く浅く、色々と詰め込まれているが、もう少し波乱の展開があっても良かった。 ライト・ミステリーという感じかな。 個人的には『法医昆虫学』シリーズの方が好み。
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No.7:
(4pt)

川瀬七緒はおすすめだ!

法医昆虫学捜査官シリーズと「よろずのことに気をつけよ」を読んでファンになり、この本を購入しました。 内容はミステリーなので触れることはしませんが、現 代の高齢化社会等の歪をうまく捉えた作品です。 また、女性の描き方はかなり上手だと思います。 ただ、男性に関しては今一歩と云うところです(特に法医昆 虫学捜査官シリーズでは)。 今後、期待できる作家の一人なのは確かです。
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No.6:
(5pt)

ダークな「三匹のおっさん」?

すごく面白かったです。
『三匹のおっさん』に「人の悪意」&「ダークな展開」&「老人の厳しい
現実」&「ドロドロな人間関係」をミックスして、かつ「救いのない
どんでん返し」も加えたような、そんなお話でした。
とは言え、ドロドロしすぎていて読むのが辛い、みたいな嫌ミスでは
ないです。程よい案配の「いや〜な気分になる」ですね。
楽しめました!

しかし、「なんか、うさんくさいよなーコイツ」と感じていた主要人物の
一人がどんでん返しに絡んでくるのですが、まさかあんな絶望的な
真相が隠されていたとは。
なのに、何故かエピローグだけはやけに爽やかな締め方で 笑

法医昆虫学捜査官シリーズも面白いですが、こちらもいいですね。
ぜひ、シリーズ化して欲しいです。
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No.5:
(5pt)

楽しかった!

七瀬さんの作品はお勧めです、現代の問題を織り交ぜながらも軽快なタッチで人々の心情を温かくこまやかに書かれています、
一気読みしてしまうので、寝不足に要注意。
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No.4:
(4pt)

じぃちゃんばぁちゃん探偵団、みたいな?

出だしから中盤までのお話と、後半から結末までが、大分様子が変わって、ちょっと戸惑いました。
まぁ、終わりよければ。。。結構印象は良くなるものですね。

恐らく、終盤にかけて、テンポが速くなったから、なのかもしれないです。
まぁ、最後には、「そこまでもりこむ?」と思ったりもしましたが。

他の作品と同様、読みやすい作品でした。
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No.3:
(4pt)

お薦めの作家です。

これから、期待している作家です。次の作品が待ち遠しいです。
まだ、この作家をお読みでない方は、デビュー作から読んでください。
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No.2:
(4pt)

ハードサスペンスです

昆虫法医学のシリーズものを書かれている著者の作品で、今回はほんわかストーリーかな、と思いましたが全く違います。

題名や表紙に惑わされますと間違います。

サスペンスフルなストーリー展開とちょっとダークな感じが好きな方にはお勧めです。

ストーリーも重層的で飽きずに読めます。

こんな集団がいたらいいな、と思ってしまうくらい行動的な老人の集まりですが、続編もあるのではと期待しています。
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No.1:
(4pt)

またニクイお話を!

表紙や帯からしてほのぼの系のお話だと思ったけど、やっぱり違うよねぇ。法医昆虫学が面白過ぎる著者が書いたまったく違ったテイストの物語。
ルールを守れない住人を町から追い出す事に生き甲斐を感じている老人集団、桃ノ木坂互助会(オイオイw)
光太郎を初めとする彼らは昔の美しい思い出にとらわれて、なかなか現実を直視したがりません。とは言っても、ピシッと筋道が通った考え方をしているので、ただ嫌な奴を追い出しているわけではないところが妙に現実的!

一方で対になるのが沙月という謎の女。また愛すべき凄まじいキャラの登場ですよ。裏のアブナイ仕事をしている彼女が加わる事で、お話は予測不能な方向へと進んで行きます。
何ていうか、過去をどう消化して今を生きるか・・ということがテーマの根底にあって、それは老人でも若い女でも変わらない。どんな年代の人間も過去を引きずっているんだよなぁ。すべてのキャラに感情移入しまくりですよ。

老人のノスタルジー溢れる思考と沙月の超現実的な考えが見事に対比していて急展開、ハードボイルドな方向へ引きずられて行きます。もう、いつものごとくページをめくる手が止まらない!
とにかくキャラが立ちまくりで、みんながみんな愛しくなってしまうわけです。で、最後にああ来るとは思わず「うそ?」と声を出しましたよ!どうやってこの物語を思いついたんだろう。すごい組み合わせだと思いました。
やったことは許されないけど、それでも彼らの着地点にホッとしてしまう。その後が知りたいし応援したくもなる人物の描き方が、やっぱりこの著者の持ち味なんですよね。気持ちいいんです!超オススメ!
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