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怒り
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怒りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 1~20 1/7ページ
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上下巻セットで買いです。 面白すぎる。 | ||||
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なんか色々こころにグサグサ来る。 登場人物の色んな人の気持ちを考えたら、泣きたい気持ちになった。傑作 | ||||
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映画で観て感動し、原作を読みたくなり購入。 もっと感動しました。 やはり原作は更に描写が細かく、映像と違い監督と演者の表現に左右されず、読む人の感性で更に想像が膨らむので良いですね。 すっかり吉田作品のファンになりました。 | ||||
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お安く、綺麗な読みたい本を手に入れる事が出来ました! | ||||
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「悪人」のあと1冊全然違うジャンルの本を読んでから「怒り」を読んだ。相変わらず描写が的確でサクサク読める。「悪人」を読んでいる時も思ったが映画の原作にはぴったりだと思う。もうそのまんま映画にできるつくり。「悪人」と比べると趣向がこらしてあるだけ読んでる分には面白かったが、「悪人」の読み進めるのがツライくらいの哀切さには及ばない感じがした。あとどうでも良いけど田中が犯人だというのは結構簡単に分かったので、もう一工夫あっても良かったかな(田代はほくろがないし、犯人だとしたらまた「悪人」みたいな話になるのでこれはなし。直人は終末治療を受けてるおばあちゃんの話し相手になるんだよ、ちょっとそれこそ悪人には見えない。途中で女と会うところでこれはなし、と思った。あと録画がサッカーの試合でつぶれているのを残念がっているところでダメ押し。ということで田中が犯人か、ひょっとしたら全員シロもあるか、と思いました)。 | ||||
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おもしろいです。 | ||||
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映画を見ずに読みました。 重ね表紙には映画に出演した渡辺謙、松山ケンイチ、妻夫木聡、森山未來、綾野剛、広瀬すず、池脇千鶴、高畑充希と名だたる俳優たちが細切れの感じで載っていました。その俳優たちがどの役なのか考えながら読むととてもいい感じで楽しめました。 オススメです。 | ||||
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映画化されると、表紙が2枚に追加されることはよくありますよね。この作品も映画化されて俳優たちが載った表紙がついていました。ここではさらに、吉田氏の映画に関する感想が表紙裏にコラムとして載っていました。読み終わった後に読ましたが、これも楽しめました。 | ||||
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「信じる」という事はどんなことなのかを考えさせられた。 泣けた。 『怒り』という題名やテーマから、重々しくて読むのに時間がかかるかなぁ?と思っていたけれど、さくさく読めた。 3つの視点(刑事目線も入れたら4つ)で動く話に、のめり込んで何時間も続けて読んだ。 途中が幸せすぎて終盤に差し掛かるにつれ、切ない気持ちに。 彼らの誰も犯人ではありませんように…って祈るような気持ちで読んだ。 | ||||
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頭の中で映像が描きやすく、最初から最後まで(上下巻)、とっても楽しく読ませていただきました。面白かったです。 | ||||
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普通に読めた | ||||
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(上)を読み終わったところですが、頭に映像が出てきやすく、面白くてとても好みの本です。 結末が早く知りたいですが、じっくりゆっくり読んで楽しんでいます。 | ||||
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「はっきりと言っておく。あなたは今夜、鶏が鳴く前に、三度わたしのことを知らないと言うであろう」(マタイによる福音書26章34節) この本を読みながら私の中で、そんな聖書の言葉が蘇ってきた。イエス・キリストへの絶対の信仰を誓う言葉を述べる弟子ペトロに向かって、十字架の刑に処される直前のイエスが言った言葉である。信じることの難しさを表した厳しい一節である。 著者、吉田修一がこの言葉を知っていたのかは分からないが、この本のテーマはまさにこの、「信じる」という事ではないかと思う。 映画では渡辺謙の出演や妻夫木聡と綾野剛の同性愛描写などセンセーションな部分がクローズアップされがちだったが、原作はもっと静かな雰囲気の作品である。多少ストーリーが違う部分もあるようなので(私は未見だが)、見比べてみるのも良いかもしれない。 物語は八王子郊外の住宅地で起こった夫婦殺害事件に端を発する。見ず知らずの夫婦を殺害し、壁に「怒」の血文字を残して犯人は逃走。犯人の身元は特定できたものの、捜索を逃れ続けている。 そこから舞台は千葉、東京、沖縄の三か所に移る。 千葉の港町で父娘二人、暮らしている槙洋平と愛子。魚市場で働く洋平は無口で、不器用。軽度の知的障害のあるらしい娘にどう接していいのか分からないようなところがある。どこかよりどころがないような娘、愛子は、魚市場にふらりと現れ働き始めた素性の知れない男、田代といつの間にか付き合い始める。 東京で一人暮らしをしているゲイの優馬は、執着する物を持たないような刹那的な生き方をしていた。しかしある時行き場を失くした直人と出会い、自分の部屋に何となく住まわせることになる。 沖縄の波留間島には、高校生の泉が、母とともに降り立った。あちこちで問題を起こすシングルマザーの母と、夜逃げ同然で母の知人のペンションに引っ越してきたのだ。望むと望まざるとにかかわらず母の都合で転居せざるを得なかった泉は、偶然近くの無人島でバックパッカーの田中と出会う。たった一人で自由に行動しているように見える田中に、泉はどこか共感のようなものを抱く。 そうして平凡な日常にふらりと入り込んできた身元不明の男が、その場になじんでいくかに見えたとき、テレビで未解決事件の公開捜査番組が放映される。 これと言って特徴があるようでない犯人の顔写真。しかも整形をして逃走している可能性がある、との報道は人々を疑心暗鬼にさせる。「その人」は本当に自分が信じる「その人」なのだろうか…。不安と恐れが徐々に膨れ上っていく。 犯人の動機も一切明かされることはない。しかしそこには様々な問題提起がある。沖縄基地を取り巻く問題であったり、無戸籍の問題であったり。普通に暮らしている人々が、いかにそれらの問題を他人事として見逃しているのか。 そうした弱者の上に成り立っている社会に対するやり場のない感情。それこそが「怒り」として犯人、山神一也に凝縮されているようにさえ思える。 それぞれの物語の結末は様々だ。ただ、「信じる」こと。それだけがこの弱い私たちの唯一の救いなのかもしれない、と思わされる。冒頭に引用した聖書の言葉は、人の弱さを表している。しかし、ペトロは自分の弱さを知り、その後初期キリスト教確立に尽力した。そのように、幼子のように「信じる」ことが一筋の光明となって物語の結末を照らしているかのようだった | ||||
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中古本ですが、状態もよく満足です。 | ||||
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連休中に「怒り」上下巻を読んだ。田代、直人、田中。三者三様に過去を隠している。誰が犯人であってもおかしくない。あるいは、この3人以外の人物が犯人なのか。上巻から、推測しながら読み進めた。 結末に至るまで、あらゆる人間模様が描かれている。犯人は自分の推測どおりだったが、登場人物の言動がところどころ心に刺さった小説だった。物足りなさを感じた人も多いかもしれないが、星4つと思った読者が多い本なのではないかと思った。 | ||||
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夫婦の惨殺事件が起こり、犯人はその凶行のあと、現場である家に何時間も留まって冷蔵を漁ったり、物色したりする。 世田谷一家惨殺事件を連想させる。 そしてのその犯人は職質を振り切って逃亡し、やがて整形して顔を変えていることが明らかになる。 これは、千葉のイギリス人英会話教師殺害事件をモデルにしている。 時を同じくして、都内と千葉の漁師町と沖縄の離島に3人の男が現れ、それぞれにそこに住む人たちと関わりを持つ。 そこに住む人々は、ふとしたことから目の前の男が、指名手配された犯人ではないかと疑いを持つ。 その疑いが、生まれかかった幸せを壊しそうになる。 信じるとは何か、実は何を信じるというのか、自分を信じるということではないのか・・・。 それをテーマにして吉田修一は、3つの場面を描いていく。 その試みは成功したようで、ぼくは『悪人』以来の秀逸な作品のように感じた。 | ||||
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斬殺事件から始まる千葉、沖縄、東京を舞台にした群像劇。 様々な実際の事件をモデルに語られるの不条理。 作者は現代の近松門左衛門、うまい。 オキナワ、怒りの絶叫は心に響く | ||||
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悪人に劣らぬ哀しい話ですが丁寧な作りで引き込まれます。 自分の中でのお父さん(洋平)のイメージは松重豊さんでした。(映画は渡辺謙さんがお父さん役だと思うのですが) | ||||
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でも読み始めて気が付いたけどすでに単行本で上下持っていて泣。 | ||||
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でも読み始めて気が付いたけどすでに単行本で上下持っていて泣。 | ||||
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