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黒龍の柩
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黒龍の柩の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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土方歳三が好きで手に取ったが、予想外に政治的な小説。 徳川慶喜、西郷隆盛などの人物も、このように描かれると、実際にそうであった、辻褄が合うと思える。 よい作品に出会えた。 | ||||
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以前から読みたいと思っていたので満足しています。 | ||||
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以前から読みたいと思っていましたので満足しています。 | ||||
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北方先生の作品は三国志・水滸伝・楊令伝と呼んできましたが、たまには日本の時代物にしようと購入。 相変わらず重厚な文体です。 大御所の安心感があります。 | ||||
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司馬遼太郎と違った視点での、新選組のとらえかたで、これは、それなりに面白くはあった。しかし、やはり「燃えよ剣」があったがゆえの作品で、超えるものではなかった。 | ||||
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これぞ北方さんの描く漢といった感じです。北方三国志の呂布とか好きな人は気に入るんじゃないでしょうか。 他の北方作品「独り群せず」で敵役として登場する土方とはまったく違うキャラクター。比べてみるのも面白いかと思います。 | ||||
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土方が強い。 他の隊士は影薄め | ||||
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かっけー | ||||
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土方歳三がよく話すこと、超人すぎ(特に移動距離をまったくもろともしないところ)ることにひっかからなければ、他の幕末ものとは一線を画するストーリーなので先が読めなくて面白いです。 北方さんはあまり西郷さんにいい印象をもってないのかな。西郷さん好きな方は辛辣な書き方されているので読まないほうがいいかもです。 | ||||
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土方の 「なせ夢を見るのか。それも考えました。 夢以外の明日が見えないからだろうと思います。」に感動! かっこいい! | ||||
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最高傑作の一つだと思う。北方水滸も良かったけど、やはり日本人には日本の歴史。この後のストーリーが読みたい | ||||
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感動の作品 新撰組ファンならずとも読むべき! 是非、若い人たちにも読んでもらいたい。 | ||||
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描写が長く、回りくどく、人物の口数も多すぎです。まったく感情移入できませんでした。例えると、中学生が感想文の字数を稼ぐために、いちいち説明を長ったらしく書く感じです。登場人物全員が武士のくせにセリフが長く多く、無理やり会話で状況を説明しようとしている感じ。武士がこんなにペラペラ話すものか??と疑問がわきます。そして決まったように会話の最後は「少ししゃべりすぎたな。」が付きます。また、薩長土も全員、話し言葉が土方たちと同じで、薩摩らしい、土佐らしい方言は一人も出てこず(きっと北方自身が方言を知らない(調べてもない))のかと思いました。そのくせ勝海舟は、「てやんでぃ、おめぇってやつはよう、ちげぇのかい?」と取って付けた江戸っ子喋りで、安っぽく、ガックリきました。土方は、終始悩みっぱなしで、「おれは、闇の中にいる」と恰好つけつづけていますが、ただの優柔不断にしかみえません。こちらからすると「情勢はどんどん変わっていってるのだから、速く方向性定めろよ」と突っ込みたくなります。最悪だったのが、新選組といえば斬りあいシーンですが、こちらも、動き一つ一つが説明長い描写で、例えば、「剣を上に向け、すぐに上段の構えになった。そして、右肩に向けて、すばやく斜めに振り下ろした。振り下ろされた刀は、凍てつく冬の空気を斬るかのように、シュっと音を立てて〇〇に向かって、すごい速さで降りてきた。〇〇の肩に当たったかと思うと、そのまま体に入り込み、右のわきの下あたりまでとどいていた。」的な。。一瞬の剣の切り合いも、剣の動きを、一つ一ついちいち説明されるので、まるで、取説でも読んでるかのような、頭が疲れます。同じ描写を司馬さんであれば「歳三は抜刀した。納めた。ドサッと横に倒れる音がした。既に死体となった〇〇であった。」。こういうキレがありません。きっと北方さんは左脳人間なのだろうな、とおもっただけの作品でした。 | ||||
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新選組副長の土方歳三を主人公にした歴史「伝奇」小説。ラノベほどではないが、わりと会話文が多かった。その会話のやりとりで巧みにキャラづけされていくのは、さすがベテラン小説家。しかし、一部だれとだれの会話か分からなくなるところがあったのも否めない。 カッコに伝奇と入れたのは、明らかに史実ではないと思われる部分、作者の想像力によって描かれた対決もかなり入っていたから。もともと司馬遼太郎の小説のようなものを求めて読んだわけではないので、こういう空想エピソードは大歓迎である。 最後の将軍・徳川慶喜の人物描写は好意的だった。これは、慶喜びいきの読者には嬉しい。近藤勇については若干手厳しい。主人公の土方歳三は、他書ほど才気走った描かれかたはされていない。土方ファンとしては、ちょっと物足りないようにも感じられた。 結末の評価は人それぞれかもしれないが、読後感は良かった。ただ、ハードボイルド作家だからか、全体的にドライである。浅田次郎が描くようなジメジメとしていてこころにグッとくる新選組を期待していると肩透かしをくらうだろう。 | ||||
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幕末ものはテンポがいいので面白いが、深みがない。これもそうだった。作者のせいではない。結局男の夢物語ばかり。 | ||||
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いや~、土方歳三に惚れますね~! 燃えよ剣とはまた違った新選組が見えました。 まさに時代に翻弄される描写でハラハラドキドキの一気読みでした。 司馬遼太郎は私の歴史の先生ですが、北方さんもとても魅力的な先生です。 作中でかっこいいと思った順番は、 土方歳三、坂本龍馬、山南敬介、小栗忠順、中村半次郎、勝海舟、徳川慶喜、近藤勇、沖田総司、そしてシンガリが西郷隆盛。 西郷をこれほどヒールにしていいのかな?というぐらい心配になりましたが、小気味よかったですね。 それにしても、北方さんは坂本龍馬が大好きなんだろうなと伝わってきました。 坂本龍馬の軽薄さと豪胆さのチラ見が魅力的でしたね。 ぜひ、北方節の坂本龍馬に会いたいもんです。 | ||||
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山南敬助をどう扱うか?新選組作品の永遠のテーマだと思う。 山南を立てて近藤土方を悪者にすれば、その後の展開に行き詰る。 謎の多い山南ではあるが、人格者である事は有名な彼は扱いに非常に難しい。 本作では土方山南は新選組の為に両輪となり一人は生きる事で、一人は死ぬ事で 同じ志を示した超男前小説。後半も山南は土方の中で生き続け彼を突き動かす。 意外な隊士の復活劇も手薄になる最期の戦いに厚みを加える。 | ||||
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水滸伝とか三国志などの中国歴史モノがきっかけで北方謙三作品に手を出したクチですが、この本も北方謙三ワールド全開で熱いですね。エンディングはちょっと心が震えました。 | ||||
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新撰組の本を何冊かまとめて読みました。 イメージ的に沖田君は女の子でも出来そうな役ですが、この本に登場する沖田くんは、男です。 最後は、途中からそうかな~という感じはありました。 土方の人との交流が広すぎて、駆け回りすぎて、意外性たっぷりでした | ||||
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土方をモデルとした小説では最も有名である司馬遼太郎氏の「燃えよ剣」と比較されがちですが、どちらの方がいい、などと比べるのはナンセンスだなと思いました。 北方氏が描いた土方は、誰もがイメージしているであろう「クールな鬼の副長」はそのままに、激動の幕末をどう生きていくかを模索しています。 ただ真っ直ぐ剣に生き剣に死ぬのではなく、勝海舟らとの出逢いの中で自らの道を探し内省しながら進んでいく。 新たな土方像と言えるかもしれません。 特に上巻は、土方と山南敬助のやり取りに心打たれるものがあります。 山南の脱走については様々な見解があるかと思いますが、とても自然で納得のいく描かれ方をしています。 まさに自らの命を賭して、全てを土方に託した山南の姿に胸が熱くなりました。 北方氏なりの歴史解釈には賛否あるかもしれませんが、北方版土方歳三も、やはり多くの人間を惹きつける魅力があると感じました。 | ||||
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