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トリックスターズ
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トリックスターズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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大学で起こると予言された殺人に挑む主人公とゼミの仲間と先生のお話。 斬新な組み合わせだとはおもいますが魔術とミステリのコラボという設定は漫画とかラノベみたいでちょっと苦手です。ただ文章が読みやすいのかすらすらっと3時間ほどで読めはしました。 でも、そもそも魔術というものがどんなものなのかも分からないですし、どんなことが可能かというのも後出しジャンケンのように好きに設定できるのであれば、謎解きは考えるだけ無駄という結果になり、実際どれだけ凝ったミステリが描かれていたとしても、魔術を前提に置くことであまり意味がなくなってしまっているのではないかなあ、と。 両者の両立はなかなかに難しいように思えました。 | ||||
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ミステリでは禁じ手ともいえる「魔法」を論理性のある「魔学・魔術」と定義することによって 独自の世界観を構築……は良かったのですが、肝心の語り手がボンクラすぎてフラストレーションが溜まります。 また、「悪の天才魔法使い」を黒幕とすることで「何でもアリ」に近い状態になってしまったのも惜しいです。 | ||||
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独特な設定と世界観を作ろうとしてるのはいいのだが、どうにもどっちつかずで中途半端 殺人絡みのトリックはあまりにまんま過ぎるので何ともいえないが、 やはり魔術でできること、できないことが完璧に定義されていないのが問題だろう 例えば監視カメラの画像を魔術でどうにかできるかどうかなど、可能性が広がりすぎている 女子五人組も氷魚以外個性が薄く、区別しにくい 話が盛り上がってくるのも後半からで、前半はどうにも退屈 ちょっと人を選ぶ作品かもしれない | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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嫌いじゃない。嫌いじゃないけど……。 とりあえず思ったのは、西尾維新著の クビシメロマンチスト との類似点の多さ。 一人称「僕」や、凛々子という名前の語呂。そして「凛々子をどう思う?」という質問や返答……。 うーむ。 同じように思った人はいるはずだ。 単なる偶然なら凄いがそんな感じの被り具合じゃない。 わたしはクビシメロマンチストを先に読んだためこんな感想だが、逆の人は全く逆に思うはず。 | ||||
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構成力・文章力は申し分ない 一見どこにでもいそうなキャラをちゃんと引き立たせる描写の妙も持ち合わせている 設定も無駄なく展開して行き、抵抗なく最後まで一気に読めた 最大の問題は七つ目のトリック、具体的には明かさないが非常に頂けない これだけにはハッキリ言うと「やられた」ではなく、「馬鹿にするな」である 理由は簡単、後付け設定なのに手を抜いているから、満足したフルコースのフルーツで生ゴミを出された気分 トリックと称するのもおこがましいその手抜き具合に、ミステリーを読んでいたつもりの脳が拒絶反応で大激怒、本編が面白いという評価を貶めるまで行かなかったもの、読後感を著しく悪くしたのは惜しい ただ欠点もあるとは言え、魔術というアイディアを上手く織り込みながら推理を抵抗なく展開していくという手法は面白い、尻上がりだけど最初がつまらないシリーズが多いこの業界の中、最初からグイグイ引きこむ第一作としては間違いなく良作に入る 小さい矛盾を散りばめた詰めの甘いミステリー、でも続編に期待大、と言った感じでしょうか 最後の方を確認して容認できれば買う、という手もありかもしれない | ||||
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ジャンルとしては推理小説に部類されるでしょうが、この小説はトリックを楽しむものであって、トリックを解くものではないですね。はっきり言って、全てのトリックを解ける人間がいるのなら、その人は間違いなく魔術師でしょう。 トリックを暴く推理には強引なものが多く、読み返してみても「え~、その解釈は無茶だろ・・」と思えます。しかし、小説の舞台は『魔学』というものが存在する世界で、その世界感はとてもしっかりしています。 また、日常の描写の細かい所にもちゃんと設定があり、はったりが強ければ強いほど、細かいところではリアリティを追求するという小説の基本はしっかりしているかと思います。 | ||||
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舞台は現代で、でも「魔学部」などというものがあったりして「魔法」の香りを漂わせているのだがあまり関係がない。ラストでちょこっと、まあ対決みたいなのがありますが…「魔法ファンタジー」を目指して買おうとしているならやめたほうがいい。ただ、「ちょっと風変わりなライト・ミステリ」として買うならいいのではないだろうか。 これが、そういった特殊性のかけらもない世界を舞台にしているなら、絶対に食傷気味で売れない作品になったことだろう。 そしてなじみの趣向。 主人公の「ぼく」視点。 そのぼくが「やられた!」なのだけれど、いささか、七番目のトリックが強引過ぎる感じがしてならない。その他のトリックを暴くときもお約束の展開が待ち受けているのだが、『解りきった』「さあ、どうする!?どうなる!?」というどきどきは味わえる。いうなれば、ドリフのコントみたいなもんだ。 さて。読者の手引きだが… 読者は、「ぼく」と一緒に物語を追っていけばいい。 これは、「解けない」ことを前提にしているようなミステリなので、「透明な登場人物」になって、物語を味わうことをお勧めする。 | ||||
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トリック自体、あまり必然性のないものが多かったように感じる。必然性がなかったというよりは、理由に説得力がなかったというべきか。以下少しネタばれ(かも)七番目のトリックにいたっては、後付っぽい気がしてならない。合コンの場面や、ゼミ生が最初に集合した場面などを読み返してみると、かなり厳しい気がする。細かいところは気にせず、さらっと読むのならおすすめ。 | ||||
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