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トリックスターズ
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トリックスターズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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特殊設定ミステリシリーズの第四弾。 毎回手を変え品を変え、様々な物語が展開されてきたけれど、今回の趣向は「犯人が先にわかっており、一体いつ、どこで犯行が行われるのか?」という謎。謎解き自体はやや小粒ながらも工夫があってぴりりと辛く、何より主人公の内面的成長が確かな手触りでもって描かれており、いよいよ迎えるクライマックスへ否応なく期待が高まった。 巻末に短編が収録されており、こちらはいわゆる「日常の謎」を扱っている。小粋な伏線と回収がばっちり決まった良作で、本編で足りなかったロジックの楽しさがきっちりと味わえ、嬉しい驚きがあった。 | ||||
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魔術が存在する現代を舞台にした特殊設定ミステリシリーズ第一弾。 「魔学は現代では復興の最中」「国内では非常にマイナーな学問」という歴史を背景として持ち、現実とほとんど変わらない社会に「魔術」が存在するという設定に違和感がないのがいい。それ自体で充分わくわくできる世界観だが、それが特殊設定のためというだけのものでなく、キャラクターにしっかりと影響を与えているのもgood。 「現代では魔術師は世界に数人しかいない」「魔術にも不可能はある」という制約で、ミステリを成立させた工夫もお見事。デビュー作の若書きゆえかやや粗もあるものの、これでもかとばかりのどんでん返しで非常に楽しめた。 | ||||
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面白い。最後のなぞは当時からもよくミステリーを読んでいたので、わかっていたが、それを含めても面白い。 これが気に入る人は、西澤保彦のミステリーもおすすめです。 | ||||
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いかにもラノベという感じの表紙だったのですが、同作者の「星読島に星は流れた」が良かったので手に取ってみました。 ハマりました。一気にシリーズ全作読みました。 SF的世界観なのですが、その定義がしっかりしていて紡ぎだされる世界観にやられました。 | ||||
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本来、禁じ手であるオカルト要素を取り入れたミステリー。 作中で用いられたトリックは意外性がありつつも納得のいくもの。 ただ作中でも指摘されていたとおり、魔術が絡んでくる時点で読者が推理を完全に的中させることは困難だからそういうのを求める人には向いていない | ||||
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結論から言うと結構面白かった。 好みは分かれるだろうけど。 文章力が凄くて、そこらに転がってる半端なミステリーよりは風景が見えた。 ただし、これは純ミステリーではない。 あとがきで「密室やら魔術やらといったミステリorファンタジーの要素を盛り込みつつも、そう名乗ると怒られそうな話」と著者自身が言っている通りそのどちらかに当て嵌めると中途半端な感は否めない。 今作では魔術を万能の力ではないと言い切り、不可能なことを一つ一つ言っているのでフェアに見えるがそれはあくまで話しをスムーズに進めるためであって、魔術が現実には存在しないものである以上アンフェア。 きっと新しいジャンルなのかも。 読者側にあえて謎解きをさせないミステリーとかwww | ||||
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魔術が学問として研究されている世界。日本で唯一、魔学の研究施設がある私立城翠大学に、世界で6人しかいない魔術師の一人、佐杏冴奈が着任する。彼女と偶然出会った天乃原周は、彼女の研究室に属することになる。彼女の着任を待つように、新入生ガイダンスの会場で行われる殺人予告。必然、天乃原周も事件の関係者となることになり…。 魔術と推理小説という、一見すると相反するテーマを融合させ、物語として破たんなく着地させている。 そもそもなぜこれらが相反すると思えるかというと、主要な理由は、読者が魔術体系を常識として備えていないから、犯罪の実行に魔術を使用されてしまうとそれを論理的に導くことが出来ないということだろう。 この作品では、前述の問題点を回避するために、いくつかの策が施されているので、一応フェアと言えると思う。 もう一つ面白いと思ったのは、ライトノベルには必ずあるものにトリックが仕込まれているところだろうか。確かに不思議だな、とは思ったのだけれど、ボクは最後まで気づかなかった。 | ||||
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自分で本を読みつつ推理するって人にはあまりおすすめ出来ない気がします。 解けなくて当たり前って感じです。 あ、でも一応小説の中に最低限のヒントはあったんで解ける人は解けるのかもしれません。 因みに自分は解けませんでした(笑) | ||||
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推理できる部分は多々あるけど推理小説ではないので フェアとかアンフェアとか言うべきジャンルではないです。 あえて言うならアンフェアです(笑) SF推理とでもいうんでしょうか? 世界観の設定とキャラがなかなかおもしろいので 今後のシリーズに期待して5つ星 | ||||
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魔術の存在を前提としたミステリなので、全てのトリックを見破るのは難しいです。 謎を解いて読むよりは、謎を楽しんで読んだ方が面白く読めると思います。 「ぼく」の視点で書かれるため、必然的に先生とぼくが主体の展開になっていたので、もう少し周囲のキャラの掘り下げが欲しかったです。 ただ、魔術の設定はしっかりしていて、キャラの名前も凝っていて細かなところに工夫が見られました。 最後は、まさに詐欺的なトリック暴露で楽しく騙されてしまいました。 個人的には最後の「母親について」が一番やられたと感じました。 文章の流れから勝手に想像してしまいました。 魔術もミステリもトリックも楽しめる内容でした。 | ||||
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