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犯罪者 クリミナル
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犯罪者 クリミナルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全213件 161~180 9/11ページ
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文章は読みやすいし、冒頭から引き込まる要素満載。 この作者の本は面白そうだと、早々に、幻夏、天上の葦と購入したほどです。 ただ、長い。。。 読み終わって、面白かったけど、ちょっとすっきりしない部分もあるし、そんなに壮大な物語だったとも思いません。 それにしては長すぎる。 上下合わせて、普通の厚さの本1冊くらいにした方が良かったんじゃないかと思います。 | ||||
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生きてさえいれば、人生は何とかなる。 生きていれば、夢想だにしないことが起こる。 問題は、その時、どう思考し、どう行動するかだ。 自己保身と自己利益のみを希求する悪い奴らが、金と権力を手中にした時、不幸な犯罪が起きる。 犠牲になるのは、いつの時代も、弱い人間たちであり、この世に正義が、存在する余地はない。 世の中は理不尽だ。 そんな世の中に、幾ばくかの灯りを点けるのが、悪い奴らに玩ばれた人間たち。 無辜な民衆は、メディアに踊らされ、犠牲者の敵にも味方にもなりうる。 為政者にとって都合の良くない情報は、意図的に隠蔽され、脚色された情報だけが、まことしやかに流される。 弱者にとっての正義を貫くには、金(カネ)がいる。 不正を暴くにも、官権に訴えるにも、カネがいる。 綺麗事だけでは、闘えない 。 負ければ正義も死にもうす。 | ||||
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登場人物がそれぞれ魅力的で、文字で描かれた情景が頭の中で映像化できました。 スピード感があり読みやすく、そして、適度にスリリングで、おしゃれで、暖かかったので エンターテインメントの色んな要素が盛り込まれてて、面白かったです。 オチも、勧善懲悪にはなりすぎず、ちょうどよい感じでした。 あとは、「ちょうどよい」を越える、狂気や色彩や感動があればもっと良かったのにという 感じはしました。 でも上下巻ありながら、退屈に感じることは一切なく、楽しませていただきました。 | ||||
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読了後の疲労感が凄まじい、ハードボイルドサスペンス小説。 「相棒」の脚本家さんということで読んでみたが、文章はあまりうまいとはいえないし、分かりにくい部分が多く読む人を選ぶ。 しかし、ハラハラドキドキ感、どんな結末が待っているのかという期待感、どこに連れて行かれるのかという不安感・・・スゴイです。 キャラクターもよくできていて、主人公3人はとにかく予想外の荒技を連発(悪役から紙一重で逃げる)、現実にはありえないけどそれがなんかいい。 最高に笑えたのが末沢瞬。普通の小説だったら3ページで終りそうなザコキャラでありアホキャラなのだが、第10章丸ごと70ページも費やしている。中編小説の主人公並みである・・・太田愛、おそるべし。 ラストは、「900ページ読んだのにそれはないだろ!」と言いたくなる人もいるだろうが、ハードボイルドはこういう結末がふさわしい・・・と思ふ。 おススメの徹夜小説です! | ||||
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この本を初めて読んだのは数年前。 最近、『天上の葦』を読んで、久しぶりにこちらの『犯罪者』も読み返してみました。 今となっては、最初によんだときなぜこの本を読む気になったのか思い出せませんが (私自身は『相棒』も観たことないので)印象深い作品であり、その後も太田愛氏の続編は読んでいます。 テーマは単純明快、「日本の大企業の隠ぺい体質や政界との癒着体質」。 そして、それに対抗する各所組織からはじきだされた男たち。 アクションあり、サスペンスありのミステリー大作。 何よりも、鑓水たち3人組の出会う記念すべき1作目。 2010年の春を舞台にドラマが繰り広げられます。 読み始めて最初に気づくのは、太田氏の語彙力の広さと それについて嫌味を感じさせない文章の表現力。 章ごとに1人称の主役が変わりながらも違和感を感じさせず、 次々と起こる事象を通しての展開力。 太田氏の作品の特徴として、後の作品にも通じますが、 トリック自体は複雑なものでなく推理小説というようなものでは決してありません。 読んでいる途中でトリックについては多くの読者がすぐに気づくことが多いと思います。 しかし、そこがマイナス要素になるかというとそうではなく、 トリックを解いたうえでもハラハラさせる要素、アクションやミステリーであったり、、がふんだんに盛り込まれています。 結局のところたちまちストーリーにひきこまれてしまうというわけです。 アクションやミステリー部分に感じ入るのはもちろん、 この本を読んで何よりも感じ、考えさせられたのが ・・・組織とは何か? ということ。。 組織に従い、組織に忠誠を尽くすのを良しとすべき人もいれば、 組織になじめず、葛藤しながら日々生きている人もいる。 学生時代の「組織学」の講義で習ったことがある。 「組織」とは、複数の人間が集まり、各人が 1) 「共通目標」をもっている 2) 組織に対する「貢献意欲」がある 3) 各人同士での「コミュニケーション」が図れている という3つを兼ね備えた集団であるという定義が一応あるらしい。 この作品においては、 一つには大企業という、誰が観ても立派な組織と言えるものと 片や、組織からはみだして、あるいははじかれて生きる人間たちが新たに結成したチーム、 これら2つの組織同士での争いとなる。 鑓水たち3人(+α)は、組織の大きさという点では大企業にはかなわないが、 その目標への達成意欲やコミュニケーションにおいては大企業や警察たちをはるかに凌駕している。 「自分たちはアウトサイダーである」という、ある種劣等感に染まった鑓水たちも気づいていないかもしれないが、 実際には鑓水たちも即興的に立派に組織(チーム)を形成して大組織に対抗しているのである。 大企業に対抗する中小企業のように、資本力や人材、数では叶わない。 そこを創意工夫して足回りを生かしゲリラ的に戦っていく様は痛快以外の何物でもない。 作品内で、「10日間」という限定された時間が刻1日と過ぎていくたびに傷ついていく鑓水たち、 そしてたどりつく逆転劇、フィナーレ・・・ 続作まで続いていく3人の関係性の基盤が創られた第1作目。 本当に楽しめました。 | ||||
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乳児の顔が壊死をしていく奇病、メルトフェイス症候群……原因はタイタスフーズが保育園に配った試供品だった!それを闇に葬るべくして行われたのが深大寺駅前の無差別通り魔事件だったが、いかにそれを世に出すか?殺人鬼との攻防が始まる! 上巻に続き中身が濃く面白かったが、最後はちとあっさりだったな( ̄▽ ̄;) | ||||
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いくつもの伏線があって、新しい人物が登場すると、この人によってどうなるのか気になってしまう。 事件の真相が解るにつれ、先が気になって仕方なかったけど、長編なのですぐには読みきれず、読み終わったあとはほっとした。 | ||||
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深大寺駅南口でフルフェイスのヘルメットを被った者による死傷者5名の殺傷事件が発生した。 犯人は麻薬過剰摂取で30分後に発見され、警察は無差別通り魔事件として処理する方向に。 しかしただ一人負傷して生き残った修二は4月4日まで逃げ延びろとある男に言われたが... 安かったので購入したがこれは当たりだね、非常に面白い! | ||||
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次々と展開がかわる。アメリカドラマの24を日本版にして、さらにちょっとスケールを縮めた感じ | ||||
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丁寧に書かれていて長いですが、分かりやすく楽しめました。 始めての作者でしたが、ファンになりました。次は幻夏を読み始めました。話しの中心人物が替わります。この、犯罪者から読み始めた方がいいと思います。 | ||||
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ミステリーとして面白くてしかも物語もしっかりしていて一気に読んでしまいさらには日本の企業の隠蔽問題、政界への癒着のドロドロ生々しいものにも引かれます | ||||
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登場人物に無駄がない、無駄にしない、隙がない。 登場人物はしっかりと役割を担っており、放置することがない。 描写は巧妙で緻密で臨場感たっぷり。 上巻528頁に下巻464頁は読み応えがあり、作家の力量を大いに感じる。 ノンストップクライムはつねに変化し続け、読者の予想を見事に覆してくれる。 予知できない非線形なその目新しさ、新発見。 面白さは倍増する。 ストーリーはエキサイトし加速していく。 人道を外したものと、人道を尽くすもの。 そのぶつかり合いがクラッシュしていく。 そして、ひとつの社会の姿が浮かび上がってくる。 転々と流れ流れて、ひとつのあいまいな社会を描写する。 このシリーズの「幻夏」に、「天上の葦」が楽しみだ。 | ||||
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たまたま『幻夏』を読んだら、あれこれって続きもの?ということに気づき、続けて『犯罪者』を読みました。 もうジェットコースターに乗ったかのように、ノンストップで目まぐるしく状況が変わるのについていくのに必死で。長さを感じないまま、一気に最後まで読んでしまいました。 冷静に考えれば登場人物はわりとステレオタイプですし、たしかにテレビ的な派手さでリアリティに欠ける部分はあるのですが、それを忘れてしまうほど重層的で読み応えのあるストーリーでした。 おもしろかったです。 | ||||
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太田愛さんの本をはじめて読みました。 すごいです。 インパクトが強い。 突然勃発したインシデントに何が何だかよく分からないところから始まっていきます。 頁をめくるごとに、じっくりと腰を据えつつ、状況が見えてきます。 見えてくるほどに壮絶さが倍増していきます。 緻密にシチュエーションを描き、人物像をあらわにしていくタッチ。 隠蔽という凄惨な社会問題に一石を投じています。 上巻だけで、528頁ありますが、読書スピードは加速していきます。 エキサイト。 ハード。 まさしく、ノンストップクライムです。 | ||||
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溜飲の下がり方が足らなかった。 悪人を徹底的に懲らしめて、必殺仕事人のような爽快感が欲しかったです。 | ||||
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この本のせいで、せっかく組んだ予定が狂います。 久しぶりに徹夜になりそうです。 | ||||
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『相棒』シリーズの脚本家、太田愛さんの処女作『犯罪者』上・下の長編ながら、ページを捲る手が速くなるようなめくるめく展開。特に、下巻は一気読みだった。まだ、3作品しか書いてないのに、先々、とても楽しみな作家さん。 | ||||
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『相棒』シリーズの脚本家、太田愛さんの処女作『犯罪者』上・下の長編ながら、ページを捲る手が速くなるようなめくるめく展開。特に、この下巻は一気読みだった。まだ、3作品しか書いてないのに、先々、とても楽しみな作家さん。 | ||||
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鑓水 相馬 修司 この3人 このコンビで 3作目。どれも、寝てる間に 3人ともどんどん動いてどこかに行ってしまうようで、夜中 寝ても また読みだして。気になって気になって仕方が無い。本当に スリル満点 涙がホロリ それいけGoGo。ドラマになるのを待ってます。 イヤイヤ次回作すぐ読みたいです。 | ||||
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ストーリーテラーとしての力量は大したものだ。下と合わせてのことだが日本の企業と政財界の癒着の実態についての問題提起が鋭い。 | ||||
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