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関ヶ原
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関ヶ原の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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それだけ、今まで知らずに司馬作品を正統と思い込んできていたことに気づきました。 | ||||
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丁寧に包装されています。配達の日も予定日どおりでした。所蔵本として大切にしたいと思います。 | ||||
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女性の観点から関ケ原の戦いについて描いている | ||||
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合戦が始まるまでの、人々の、心の葛藤を、岡田先生程、精緻に描写した作品は、無いと思います。在ったら、誰か教へてください。早速、買って読んでみます。惜しむらくは、ページが少ない。この次は、上、中、下3巻で、お願い致します。もっと、もっと詳しく、さらに、もっと、もっと深く、お願い致します。岡田史観に、どっぷり、浸かっていたいのです。 | ||||
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寧々と辰姫の視点から見た新しい関ヶ原かと思いきや、普通の関ヶ原だった。人物の心理描写が少なく史実を確実に辿る作風なので、スタンダードな関ヶ原を読みたい時にはピッタリの1冊だと思う。 | ||||
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登場人物それぞれの視点で、秀吉の死から関ヶ原の戦い集結までを追う小説です。 それぞれの思惑が交錯していきますが、あえてここで関ヶ原の戦いを読むぼくにとっては、特に新説もなく、期待の範囲を出ない内容で少し残念でした。 もっと絞った範囲で心理描写の濃い関ヶ原の小説が読みたいと感じました。 そういう意味では、関ヶ原以降の歴史的経緯が縛られるテーマより、信長や幕末など一見突発的な事象の多い時代の方が小説としては面白いと改めて感じました。 | ||||
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本書は、「関ヶ原」のタイトル通り、秀吉の死から始まり、関ヶ原の合戦をメインに、三成の死までを描いている。 帯広告では、家康・三成と並んで、寧々、そして、三成の末娘である辰姫の四人の視点からの「これまでにない 新しい関ヶ原!」とうたっているが、昨今の「新しい」というよりは「異色」とか「珍説」とでもいうべき関ヶ原作品が多い中では、むしろオーソドックスに関ヶ原の合戦に至る秀吉死後の権力争いを俯瞰しており、筋立て自体に新しさはない。 しかし、そのオーソドックスな筋立ては、敢えて言えば関ヶ原作品の一つの頂点であろう司馬作品との対峙にも思える。そのことは、タイトルが全く同じというところにも感じられる。 司馬の「関ヶ原」は今から四半世紀以上昔の作品であり、依拠したであろう史実の少なからずは現在では異説や少数意見と成り替わっている。本書は、こうした史実や新説を巧みに取り入れることで、寧々あたりは随分と楽しめる新たな人物像になっている。 そして、一番の本書の面白さは、登場人物たちの思惑の多くが悉く外れていく点にあると思う。合戦に至るまでの外交・調略・陰謀を家康、三成、あるいは他の諸将も色々と仕掛けるのだが、従来の関ヶ原作品ではそれらが上手くつながるストーリーとなっているが、本書ではそれらが失敗することでの新たな展開〜取り繕いの積み重ねで、関ヶ原に至るというところに気付くと楽しめるだろう。 本書の三成は、悪役イメージを払拭することはせず、小才子なキャラのフツーの人間となっているのが、かえって新鮮。小才子どまりが天下分け目の戦いに立つこと=必然的な敗北というサラッとした書き方は納得がいく。他方で、本書では、巧みに一度も三成と会わない家康の三成とその策略への見立てが本書の白眉と思う。天下無双でありながら、決して負けられぬプレッシャーも人一倍受けている、一人の老将という家康像はなかなか面白い。 | ||||
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