太閤暗殺
- 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞 (16)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
太閤暗殺の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の岡田秀文さんの作品は結構読んでいて、実はこの作品も数十年前にハードカバーを買っていたのだけれど、kindleになっていたのでもう一度読み返して観たくて購入。久しぶりに読み直して、この作品を始めて手に取ったときの驚きが再び蘇ってきて正直うれしかった。 ちょうど、岡田さんを読み始めた頃は、歴史上の人物を小説の登場人物として取り入れて、殺人事件の推理をさせたり(当然フィクション)、歴史上の事件の謎解きをさせて見たり(フィクションだけど、謎解き部分は真実に迫ろうとする形)といった話しにはまっていたが、この作品のように秀吉の五奉行の一人前田玄以を主人公に、秀吉暗殺計画を防ごうとするというアイデアはとても良かったし、映画の様なドキドキする展開はとても面白いと改めて思いました。 まあ、人には好みがあるので個人の感想にすぎないし、割と同時期に読んでいた故火坂雅史さんは大河の原作になったし、安部龍太郎さんは直木賞を取ったし、東郷隆さんも文学賞を取ったことから考えると多くの人の評価としては違うのかもしれないけれど、少なくともデビュー2作目のこの作品だけは普通に面白いと思います。 垣根涼介さんの歴史ものが好きな方には合うのかななどと脈絡もなく考えつつレビューします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後の感想は、「そんなオチか」と感嘆。 お勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
史実をベースに作者の創造で繰り広げられるストーリー。この作者、片手間に小説を書いているのか、マイナーな存在。それはともかく、石川 五右衛門は、最後はやっぱり釜茹にされないとしっくりこない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人物に感情移入できなかった。 石川五右衛門が主人公だと思うが、 ただの作者の操り人形のような気がした。 人物の声が全く聞こえてこない。 ミステリー仕立てだが、最後のオチ、真犯人の動機はイマイチだった。 それに説得力を持たせるには、 秀吉自身の人物が弱い。 ただ、最後の場面で、「実は秀吉は、これこれこういう人物でした」 って説明しているだけ。 この部分を、冒頭で場面描写できていれば、 膝を打って本を閉じることができたのに。 ただの後だしジャンケン。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
狙うは太閤殿下の御首。天下の大泥棒、天下人に挑む! 全てを手にした豊臣秀吉が、最後に叶えた願い。しかし豊臣家念願の男児は後継者争いと言う災いを呼ぶ。関白秀次の派閥と石田三成の一派、激化する政争が辿り着いた果て。それは秀吉暗殺計画。そしてその刺客に選ばれたのは、釜茹でとされ、煮殺されたはずの石川五右衛門一味。 刻々と変化する情勢、変化する敵味方。陰謀を暴こうとする者、五右衛門を追う者。そしてさらに策略を巡らす者。前田玄以、木村常陸介、そして石田三成と島左近らが繰り広げる策略戦と表裏して、五右衛門一味は着々と暗殺計画の仕上げを進めていく。 匂わせた内容が後への伏線かと思えば、次の章ですでに顕在化している、つねに状況が流動していく、戦国エスピオナージ小説。あたかも「ジャッカルの日」を彷彿とさせる内容で、一気に読ませて貰いました。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|