秀頼、西へ



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初公開日(参考)2007年02月
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長編小説

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秀頼、西へ (光文社文庫)

2007年03月20日 秀頼、西へ (光文社文庫)

戦国末期。天下を手中にしようとしていた徳川家康は、大坂城に配下の者を忍び込ませた。一方、真田大助は、父・幸村より、落城の際には秀頼を連れ出し落ち延びよ、という密命を受ける。目指すは薩摩、島津家の元。燃えさかる大坂城を脱出した一行は西へ―。誰が味方で誰が敵なのか?行く手には、想像を絶する謀略が待ち受けていた!迫真の傑作時代ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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秀頼、西への総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(5pt)

所蔵本

丁寧に包装されて配達予定日に届いていました。所蔵本として大切にしたいと思います。
秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)より
4334742106
No.4:
(5pt)

大助に生きていて欲しかった人のための本

真田幸村・大助親子や豊臣秀頼が大阪の陣で死なずに薩摩に逃げ去ったという伝説があったりして、現に彼らの墓所が存在する。そんなファンタジーを小説にしてくれたこの本。彼ら、といっても幸村は無理だけど、大助・秀頼の逃避行。個人的にあの大阪の陣で最も悲劇性を感じるのが真田大助の死である。その大助がもし生きていることができたら…という夢想を叶えてくれているこの作品に私は救われてしまう。それを抜かしても面白いですよ。
秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)より
4334742106
No.3:
(3pt)

謀略戦は凄まじいものの、冒険活劇を期待すると拍子抜けかも

タイトルからも想像がつく通り、豊臣秀頼を護衛する精鋭たちと追跡する刺客団のスリリングなチャンバラ+忍法合戦……というわけではなく、秀頼一行の逃避行より、彼らをめぐって展開する、徳川方、大坂方、薩摩藩の、錯綜する謀略劇がむしろ物語の趣向であります。
真田十勇士は出てきません! ついでに落城までが意外に長く、全編の約半分を占めています。そのためか秀頼一行の逃亡も狭い範囲で終わってしまい、生駒山に立ち寄り、堺を経て、淡路島に渡る程度だったり。
各勢力の思惑と二重三重にめぐらされた謀略に対して、豊臣秀頼、真田大助主従はただ振りまわされるばかりで、解説のツッコミにあるようにまさに「志村うしろー!」状態。
謀略戦は凄まじいものの、冒険活劇を期待すると拍子抜けかも。
秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)より
4334742106
No.2:
(5pt)

凄まじい謀略の攻防

秀頼の“その後”が知りたくて本書を手にした.
豊臣秀頼は大坂夏の陣において大阪城落城とともにその生涯を閉じた.しかしながら実は秀頼は大阪城から脱出し,薩摩(島津)まで落ち延びたという説がある.落城当時からあったと言われるこの説は,判官贔屓の庶民願望であって事実たり得ないように思える.が,「もし本当に生き残っていたなら,どうなったのだろう?」という興味が湧いた.

本作品には手にした当初に期待したような秀頼の“その後”は描かれていなかった.だが,それでも確実に五つ星の面白さである.

大阪城落城後,秀頼は生きていた.その秀頼を何とか島津まで落ち延びさせようとする者と,それを何としてでも阻止しようとする者がいる.双方の思惑が複雑に交錯し絡み合う.さらには落ち延びさせようとする者もそれを阻止しようとする者も,決して一枚岩ではなく,思惑の絡みはより一層複雑なものとなってゆく・・・.誰が敵で誰が味方なのか?最後の最後まで解らないストーリー展開に自然と引き込まれてゆく.
とても面白い小説だった.
秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)より
4334742106
No.1:
(5pt)

いやあ、おもしろかった!

作者は本書をただの貴種流離譚として描くのではなく、陰謀渦巻く謀略小説として成立させてしまった。
これがまったくもってウマイ。まさに本当にそうだったのではないだろうか、と単純なぼくなんか頭っから信じ込んでしまいそうな話なのである。
時代物なのにミステリーと銘うたれているのもそれゆえ、ほんとうにいったい誰が見方で、誰が敵なのか?という謎が最後まで展開し読者を飽きさせない。
謀略についてのアウトラインは物語半ばでおおよそ掴めてしまうのだが、ラストに至ってまだその裏をかく真実があったのかと気づかされるあたり、かなりミステリ的に成功してるといえるだろう。
秀頼当人のキャラクター造形の魅力もさることながら、大御所家康の策略家としての絶対的存在感や脇を固める間者たちの手駒としての悲哀、本書の主人公である真田幸村の息子大助(幸昌)の若々しさと熱情などなど読みどころは数多い。ラスト近くの緊迫感は、結果を知っているにも関わらず手に汗を握ってしまうほどだった。
秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:秀頼、西へ (光文社時代小説文庫)より
4334742106



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