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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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政治の話。 年寄りの失敗と若者の成長。 綺麗な話ばかりではなく、 きったない話もあった。 最後、泣きました。 いいと思いました。 | ||||
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佐々木譲ファンです。 佐々木譲作品を集めています。 良かったです。 | ||||
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夕張市の債権団体にヒントを得た内容は時期的に興味深く面白かった。 | ||||
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佐々木譲は骨太な警察小説を書くということで、聞いてはいた。 横山秀夫、貫井徳朗、堂場瞬一などの警察もの小説などは好きで読んでいたのだが、 なんとなく手をつけていなかった作家だった。 少し前に『笑う警官』のDVDを借りてみてみたところ、演出がダメ過ぎてそこからしばらく佐々木作品からは 遠ざかっていたが、今回ふとしたきっかけで手にとってみた。警察ものではなかったが・・・ 筆者自身の故郷である北海道夕張市が財政破綻した過程と同じ過程をたどり、 幌岡市という夕張市の隣にある架空の町が腐敗していく様子は、非常にリアリティがあり、 予備知識のなかった私でも、感心しながらどんどん読み進むことが出来た。 しかし、思いのほか選挙戦のところがあっけなく終わってしまった感がある。 相手の仕掛けてくる妨害工作は、奥さんの過去の男性経験、 女性大学教授との密会、それをもとにした主婦エキストラの選挙妨害のみで、 もう少し選挙事務所にいる相手陣営の内通者とか、市議会でのもっと露骨な村八分とか もう少し、”過度な”演出があっても良かったような気がする。 とはいえ、非常に興味深く読ませてもらったのは、事実なので☆4つといったところ。 自分の故郷の腐敗を憂いた作品といえば、私にはマイケル・ムーア監督の ”Roger and Me"というドキュメンタリー映画が思い浮かぶ。 これらの作品は作り手の故郷に対する深い愛情がないと作れない作品だと思うので、 このような「郷土愛に溢れた」作品にまたどこかで出会いたいものだ。 | ||||
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最近の佐々木譲のさくひんには、警官の血のころの様なパンチのあるさくひんが なかったが、この作品は物足りないがまずまず、面白く読めた。 | ||||
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前置きなしでいきなり選挙プランナーが出馬要請をしてくるというスピード感あふれる演出が非常にいいです。ひとつひとつのエピソードが短く、市長はじめ敵側の描写が薄すぎるという不満はありますが、味方側のキャラクターはコミュニストたちをはじめ短い文章で十分に表現されていたと思います。感情が表に出にくい選挙プランナーの描写も好きです。ラスト50ページぐらいの選挙戦最終盤の盛り上がりも印象的で、是非続編を読みたくなるような終わり方でした。 | ||||
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戦争・歴史・警察と各ジャンルで傑作を読ませてくれた佐々木譲氏の次なる境地は、政治モノになるのでしょうか? 財政破綻寸前まで疲弊しきった地方の街を救うべく、市長選に挑む男たちの物語。 『愚か者の盟約』以来、久しぶりの政治モノです。 地方の苦境を知ることができる良書で、財政悪化に苦しむ市の内情の描写は、とても細かくリアルで説得力があります。 フィクションというよりも、再現ドラマのようです。 しかし、『愚か者の盟約』と同じように、状況説明にページを割かれ、人物描写や物語の掘り下げが不足している感が否めません。 リアルな政治小説というのは、難しいジャンルなのだなぁと思いました。 内容には物足りなさを感じましたが、本書の発売をうれしく思います。 地方に住む者としては、都会に住む人たちに地方の実情を知ってもらえるのがありがたいのです。 ストーリーにも、希望を感じることができます。 佐々木譲氏は、本書の舞台のモデルと言って差し支えない北海道・夕張で生まれました。 作中でも、舞台は夕張市の隣と設定され、たびたび夕張の名が登場します。 戸籍上の不備で、出生地が夕張だと知ったのは最近のことだそうです。 大人になってから初めて知った故郷・夕張への愛着は強く、再生を強く願う思いが、本作を書くきっかけにもなったのでしょう。 物語の結末は、続編が書かれることを期待させます。 次回作は、やっぱり政治モノ? | ||||
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