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カウントダウン



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【この小説が収録されている参考書籍】
カウントダウン
カウントダウン (新潮文庫)

カウントダウンの評価: 3.29/5点 レビュー 17件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

泣いた

政治の話。
年寄りの失敗と若者の成長。
綺麗な話ばかりではなく、
きったない話もあった。

最後、泣きました。
いいと思いました。
カウントダウン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:カウントダウン (新潮文庫)より
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No.16:
(3pt)

結構おもしろかった

最後まで楽しく読めたので良い小説だと思う。一つの市の選挙と財政の話だけど、実際はもっと複雑でしょ、と突っ込みたくなるところ。しかし、小説なのでこれ以上難しくしてしまうと読みづらくなりそうですね。逆に不正や権力の集中というものは思った以上におおざっぱな事が起点なのかもしれない。悪徳市長の抗弁は面白かった。でも登場人物はそこそこ魅力的なので、その後のシリーズを作ってくれると嬉しいな。トータルでいうと今野敏の「膠着」と同じくらいのおもしろさかな。
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No.15:
(4pt)

佐々木譲ファンです。

佐々木譲ファンです。
佐々木譲作品を集めています。
良かったです。
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No.14:
(3pt)

いろいろ残念でした

夕張市を規模を小さくして、
でも財政破綻の敬意については夕張市そっくりの架空の北海道幌岡市
それを救うために立ち上がる若き市会議員森下直樹とそれを取り巻く人々
まあそれなりに面白かったんだけどね。
それなりに・・・
正直、あまりにいろいろステレオタイプすぎて、
しかも我が青森県から全国に恥を晒している秀吉がモデルとしか思えない方が、
いい人キャラで出てきた時点で、
ちょっとなぁ・・・残念でした(笑)
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No.13:
(4pt)

導入部の奇抜な設定に驚き!

夕張市の債権団体にヒントを得た内容は時期的に興味深く面白かった。
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No.12:
(4pt)

やはり、選挙戦のところがいまひとつか・・・

佐々木譲は骨太な警察小説を書くということで、聞いてはいた。
横山秀夫、貫井徳朗、堂場瞬一などの警察もの小説などは好きで読んでいたのだが、
なんとなく手をつけていなかった作家だった。

少し前に『笑う警官』のDVDを借りてみてみたところ、演出がダメ過ぎてそこからしばらく佐々木作品からは
遠ざかっていたが、今回ふとしたきっかけで手にとってみた。警察ものではなかったが・・・

筆者自身の故郷である北海道夕張市が財政破綻した過程と同じ過程をたどり、
幌岡市という夕張市の隣にある架空の町が腐敗していく様子は、非常にリアリティがあり、
予備知識のなかった私でも、感心しながらどんどん読み進むことが出来た。

しかし、思いのほか選挙戦のところがあっけなく終わってしまった感がある。

相手の仕掛けてくる妨害工作は、奥さんの過去の男性経験、
女性大学教授との密会、それをもとにした主婦エキストラの選挙妨害のみで、
もう少し選挙事務所にいる相手陣営の内通者とか、市議会でのもっと露骨な村八分とか
もう少し、”過度な”演出があっても良かったような気がする。

とはいえ、非常に興味深く読ませてもらったのは、事実なので☆4つといったところ。

自分の故郷の腐敗を憂いた作品といえば、私にはマイケル・ムーア監督の
”Roger and Me"というドキュメンタリー映画が思い浮かぶ。

これらの作品は作り手の故郷に対する深い愛情がないと作れない作品だと思うので、
このような「郷土愛に溢れた」作品にまたどこかで出会いたいものだ。
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No.11:
(3pt)

後半失速が残念

夕張市とうり二つな架空の街・北海道幌岡市
夕張同様に財政破綻寸前に陥ったのこの街を救うべく
若手市議が現職市長の再選を阻止せんと市長選に挑む話

前半は強大な市長とその取り巻きが長年かけて作り出した
幌岡の闇は相当深いと思わせる期待通りの読み応えだったのですが、
いざ選挙戦に突入してみると市長側の描写が質量ともに不足気味で
話の締めを急いで色々と端折ったかのような印象でした。

悪徳政治家や既得利権に対する溜飲を下げるには十分ですが
同作者の警察ものと比べてしまうと物足りなさは否めないです。
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No.10:
(4pt)

社会派エンターテーメント

最近の佐々木譲のさくひんには、警官の血のころの様なパンチのあるさくひんが なかったが、この作品は物足りないがまずまず、面白く読めた。
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No.9:
(4pt)

政治小説だが一気に読める

前置きなしでいきなり選挙プランナーが出馬要請をしてくるというスピード感あふれる演出が非常にいいです。ひとつひとつのエピソードが短く、市長はじめ敵側の描写が薄すぎるという不満はありますが、味方側のキャラクターはコミュニストたちをはじめ短い文章で十分に表現されていたと思います。感情が表に出にくい選挙プランナーの描写も好きです。ラスト50ページぐらいの選挙戦最終盤の盛り上がりも印象的で、是非続編を読みたくなるような終わり方でした。
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No.8:
(3pt)

カウントダウン

この本は作者間違いで購入しまし、でも面白そうなので読ませていだきますね
カウントダウンAmazon書評・レビュー:カウントダウンより
462010759X
No.7:
(3pt)

まあ面白かったと思います

佐々木譲の作品は数冊しか読んでいませんが、軽く読めて面白かったと思います。夕張市の破綻の実情ですが、事実に基づくものなのでしょうか?はっきり決定的に書いてあるので、私が無知なだけでそれが事実なんだろうなあ、と思いました。事実でなくて書いてあったら名誉棄損ですものね。
ストーリーは確かに、市長当選で終わってしまうのですが、これは、おそらく続編があるな、と思いました。読後感も悪くなかったです。
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No.6:
(2pt)

もっと突っ込んで!

文章じたいは読みやすく、話の内容にもすんなり入り込めるのですが、
市長やそれに対立するために立候補する主人公、サポートする人達。
女房、ブレーンの大学教授などの背景や心理描写がもっと突っ込んでほしかった。
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No.5:
(3pt)

意外と普通

道警シリーズを始め、北海道が舞台が多い佐々木さん。本作は財政破たん寸前の市を立て直すために、市議会議員が、市長選挙に挑む話。読みごたえはありますが、一つ一つのエピソードがあっさりすぎるような気がします。敵対する勢力から様々な妨害を受けても、すぐに解決してしまうのが惜しい。奥さんとの家族との葛藤など、もう少しドロドロした展開があっても良かったのでは。こんな政治コンサルタントがいたら、立候補したくなりました。
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No.4:
(2pt)

全然物足りない

とにかく何もかもがスムーズすぎる。

キャラの掘り下げ、人間関係のもつれとほぐれ、裏切りと仲間達との信頼の深まり…こういう読者を惹きこんでいく部分があまりに浅すぎて印象に残る内容がない。分かり切った結論に一直線、って感じ。主人公とその家族は圧倒的に善で敵対者(現市長+とりまき一派)は傲慢・強欲・無能・無責任の権化。読んでて途中から「はいはいご立派あんたが市長!」って感じになっちゃった。癖のある協力者がいて問題がおこってもあっという間に解決。最後にはわけのわからん地元有名人がアンチ現職ってだけで最大の苦境をうまくフォロー。主人公の奥さんがそんなに大した女かよ。あんた彼女の何を知ってるの?茶番すぎて失笑。
佐々木さんの著書は主人公(とその仲間)が分かりやすく善人なシリーズが多いですが、それらの作品は大好きです。同じように思えるこの著書に対して全く共感できなかったのは何故なのか…。

ボロクソ過ぎるのでフォローすると
いかにも「がんばって取材しました。実話を下地にしている半ばノンフィクションな作品」みたいな小難しさがなかったのは良かったかな。読みやすいのは確かです。私みたいな著者のファンなら一読の価値あり(…かも)。
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No.3:
(2pt)

ちょっとがっかり

佐々木譲の本は全て読んでいるジョー中毒患者です。新しい作品が出ると立ち読みもせずに買ってしまいます。しかし、最近の作品はマンネリ化と底が浅くなった感じがあります。氏が忙しくなりすぎたのでしょうか?今回の作品も結末の予測が容易で各登場人物の役作りが不十分という印象です。自分としては、次回作には骨太の歴史小説を期待しております。
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No.2:
(4pt)

愛する故郷に捧ぐ「どげんかせんといかん!」。

戦争・歴史・警察と各ジャンルで傑作を読ませてくれた佐々木譲氏の次なる境地は、政治モノになるのでしょうか?

財政破綻寸前まで疲弊しきった地方の街を救うべく、市長選に挑む男たちの物語。
『愚か者の盟約』以来、久しぶりの政治モノです。

地方の苦境を知ることができる良書で、財政悪化に苦しむ市の内情の描写は、とても細かくリアルで説得力があります。
フィクションというよりも、再現ドラマのようです。

しかし、『愚か者の盟約』と同じように、状況説明にページを割かれ、人物描写や物語の掘り下げが不足している感が否めません。
リアルな政治小説というのは、難しいジャンルなのだなぁと思いました。

内容には物足りなさを感じましたが、本書の発売をうれしく思います。
地方に住む者としては、都会に住む人たちに地方の実情を知ってもらえるのがありがたいのです。
ストーリーにも、希望を感じることができます。

佐々木譲氏は、本書の舞台のモデルと言って差し支えない北海道・夕張で生まれました。
作中でも、舞台は夕張市の隣と設定され、たびたび夕張の名が登場します。
戸籍上の不備で、出生地が夕張だと知ったのは最近のことだそうです。
大人になってから初めて知った故郷・夕張への愛着は強く、再生を強く願う思いが、本作を書くきっかけにもなったのでしょう。

物語の結末は、続編が書かれることを期待させます。
次回作は、やっぱり政治モノ?
カウントダウンAmazon書評・レビュー:カウントダウンより
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No.1:
(3pt)

ちょっとあっさり過ぎ・・・

個人的には佐々木譲のファンで有り、新刊が出ると手にとってしまう性分です。

さて今回の本ですが、北海道のとある田舎町が財政破綻を来たし、その再生を目指すところまでが描かれています。現市長による長年の放漫財政運営によって町が破綻をきたすも、その責任を放棄した上で再選を目指す私欲にまみれた市長に対し、若手市議が立ち上がり市長選に突入・・・。

さすが、佐々木さんの文章力ですからすらすら読めてしまいましたが、読後感は今ひとつ。一つ一つのエピソードがサラッと流される程度にしか描かれておらず、それに加えストーリー展開が早すぎるため物語に深みが余り感じられませんでした。物足り無いという感じでしょうか。また、帯にある宣伝文句から、どの様に町の再生が図られるのか?までを期待して読み進めましたが、緊迫のはずの選挙戦がたった数ページで描かれた上、当確が出た時点で終わり・・・って、少し呆気に取られました。

極個人的には、上下巻に分けてでも「描き切って欲しかった」というのが正直な感想。もったい無い・・・という感想です。佐々木譲さんの力量からするとちょっと辛口に成らざるを得ません。次回作をまた、楽しみにしています。
カウントダウンAmazon書評・レビュー:カウントダウンより
462010759X

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