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八月からの手紙
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八月からの手紙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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戦後間もない時期に日本の野球リーグを設立するために中心選手を確保するためにアメリカの黒人リーグで活躍していた選手に会いに渡米した監督予定者と戦時中に収容所暮らしの辛いときに野球を通じて勇気をくれた黒人バッターとの友情は頼もしいものでもあり、悲しいものでもあった。 | ||||
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野球の面白さを教えられた感じです。今まで野球はそれほど興味ありませんでした。しかしこの小説を読んでこんなに奥深いものかと思った。 | ||||
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第三部まで読み終えたときには、星は3個にしようと思っていた。 良い話だとは思ったけれど、「ありきたりな話」という印象はぬぐえなかったし、もう少し矢尾が日本で選手として活躍していたころの話も載せてほしかった。 だが、4部を読み進め、読みえたときにはその評価は覆されていた。 日本の復興のために、野球の力が必要だと信じている男たちの言葉は熱くなるものばかりだった。 特にそう感じたのは、ギブソンを探してピッツバーグを訪れたときの矢尾の言葉 「市街地に近づくに連れ、渋滞にはまってしまう。戦争が終わって一年と少ししか経っていないのに、アメリカは元気だ。車の多さがそれを証明しているのではないだろうか。 この元気が日本にも欲しい、と矢尾は強く思った。そのための野球なんだ」 日本は敗戦のどん底から這い上がって、現在では世界有数の経済大国に成長した。 だが、忘れていけない。 日本の復興を本気で信じ、そのために必要だと思うことに情熱を傾けたひとたちがいたということを。 | ||||
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この作品の背景に描かれているアメリカにおける当時の野球環境が、 どれだけ事実に即しているかはともかく、小説の原則である「楽し く読める」ことだけは事実である。 自分的には感情移入できる展開やキャラクター設定もふんだんに盛 り込まれていて、最後まで一気に読むことができました。 憂いを含んだそれぞれのその後も決して小説の後味を悪くするもの ではなく秀逸だと思います。 | ||||
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戦前戦後の日米の野球を通した友情と悲しみの物語、と感じました。 楽しみました。 堂場瞬一さんの作品には、”臭さ”があると思います。 肩を壊したピッチャーが根性と技術で大リーグ超級のバッターを抑えたり、戦後まもなくの日本から他人をアメリカの大旅行に送り出したり、ステレオタイプの娘さんが主人公を好きになったり、「そんなにうまくいかねえよ」と言いたくなるような場面が次々に出てきました。 しかし、それを「こんな事があったって良いじゃない。楽しいでしょ。」と言いながら押してきてくれているように感じました。 そう感じるのはこの作品が初めてではないです。 さらには、史実も交える事によって重みも持たせることに成功したと思います。 今後も、丁寧な夢物語を見させて下さい。 | ||||
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