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魔界転生
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【この小説が収録されている参考書籍】
魔界転生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61~64 4/4ページ
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幕府転覆の企てに巻き込まれた柳生十兵衛が、その陰謀を防ぐために戦うことになります。柳生十兵衛の前に立ちはだかるのは、魔界からよみがえった剣豪達7人。1人、1人と次々に襲いかかります。この7人との戦いが、やはり読みどころでしょうか。それでなくても剣豪なのに、魔界の力でさらにパワーアップしてます。十兵衛が勝つのが、わかっていても、ドキドキします。どんな技で、戦うのでしょう・・・。と言って、重い本でなく、予想外にユーモラスな本でした。「人を食ったような」柳生十兵衛の作戦や、「そんなばかな!」という荒唐無稽な剣技。十兵衛の弟子達の意表をついた攻撃。敵となる根来の忍者たちのドタバタ・・。エログロも、そうひどくないです。上下巻で読み応えも十分。 | ||||
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小西行長の遺臣、森宗意軒。彼の持つ魔界転生術により狂おしい無念の心を 抱いた剣豪たちが蘇る。宗意軒は転生衆、由比正雪、紀州大納言徳川頼宣を巻きこみ 幕府転覆を企む。偶然、転生衆の事を知った柳生十兵衛は半信半疑ながらも これに立ち向かう。戦いが始まるうちに転生衆が本物であることに気づいた 十兵衛に敵への恐怖と強者に出会えた歓喜が沸き起こる。 魔界転生上巻の根幹はなんと言っても転生衆の魅力であろう。彼らの転生に 延々と半分以上のページが割かれる。まさに今回の主人公は十兵衛ではなく 彼らである。ここまで大きく風呂敷を広げた小説はあまり見たことがない。 以下が、その転生衆である。 ・田宮坊太郎:亡き父の敵、堀口源太左衛門を国府八幡宮にて撃った剣の達人。坊太郎の 身が中天に舞ったと見るや、眉間をたち割られた源太左衛門が崩れ落ちて行ったと言う。 しかしその絶頂にて労咳に倒れる。 ・宝蔵院胤舜:宝蔵院二代目・胤舜。基盤の様な幅広い体つきをした槍の達人。完全 無欠を得るため、命のやりとりを渇望する。 ・荒木又右衛門:彼の妻の弟に助太刀した「伊賀の水日、三十六人斬り」は日本の 三大仇討ちの一つに数えられる。剣の達人。 ・宮本武蔵:佐々木小次郎との巌流島の決闘はあまりにも有名な話である。 未だ日本一の剣豪と讃えられる勇者。あまりにも不遇な晩年を迎える。 ・ 天草四郎:島原の乱にて圧倒的に不利なキリシタン軍を率いた少年。彼を恐れる あまり、幕府は彼を妖術使いとした。 ・柳生如雲斎:柳生家の長男でありながら、豊臣方加藤家についたため廃嫡され、 尾張に隠棲することを余儀なくされた。その性は激情、宗矩に強烈な敵愾心を持っていた。 柳生石舟斎直伝の技を持つ剣豪。 ・柳生宗矩:傍流にも関わらず徳川についたため1万2千石もの大名になるが、その 地位が重石になり満足な剣の闘いができぬ不自由に煩悶する。武蔵に次ぐ剣の達人。 | ||||
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剣術、忍術、淫術、西洋魔道。和風ファンタジーの傑作。なにより最近のジュブナイルではまずありえないリアルで精緻な描写で読み応えもたっぷり。あっけなく死んでしまうキャラにも一度は見せ場を作ってあげるところが小気味いい。 | ||||
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荒唐無稽で何が悪い? 掟破りの夢の対決のためにはこのくらいの「工夫」が必要なのだ! 戦慄の大傑作。 | ||||
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