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図書館の美女
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図書館の美女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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我が家の押入に平積みにしてあるミステリ文庫本から再読しょうと選んだ一冊『図書館の美女』(1995年)を手に取った。 著者のジェフ・アボットが一作目『図書館の死体』(1994年)でアガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀処女長編賞を受けての第二作目である。 賞を受けた第一作目『図書館の死体』は、読んだ記憶もないが本書をなんとなく手に取って読んでしまった。 本書は、1998年に刊行された本だから評者が読んでからまだ15年ほどしか過ぎていないのに物語をすべて忘れているから初めて読むような気持ちであった。 内容は、テキサスの田舎町ミラボー(架空の町)という町の図書館長を務める32歳のボストンから帰ってきたハンサムな男が、なぜか刑事のように探偵を始めるのが主人公である。 この町に連続で起きる爆発事件から、自然環境を破壊するような悪徳不動産デベロッパーが絡み殺人まで起きてしまう。 登場人物が多くそれぞれの個性をきめ細かく描写しているように読めるが、今一つ突っ込みがなく締まりがない。 南部訛(テキサス=田舎者)対、北部訛(ボストン=ヤンキー)で、皮肉っぽく訛を真似て応酬しあう場面もあり、いまだに南北の根深い対立があることなどに多少興味を魅かれた場面もあったが、モテモテ男で小心者の主人公ジョーダンが警察まがいの厚かましい捜査をしてゆくストーリーには、読み進むごとに違和感を覚え面白みがない。 ありきたりで平凡なフーダニットものであったが、欠伸をしながら最終ページまでなんとか読み終えた。 | ||||
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有名な賞を獲得した著者の作品ということで読んでみましたが、期待はずれでした。登場人物の描写などはまあまあ楽しめますが、殺人事件の動機・背景に説得力がないことが致命的な欠点だと思います。 | ||||
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