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祈りの幕が下りる時
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祈りの幕が下りる時の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全230件 121~140 7/12ページ
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あるスナックに勤めていた女性が死んだ。事件性はなく、自殺でもないらしい。しかし、その息子の名前が問題である。あの加賀恭一郎なのだ。東野ファンにはおなじみの探偵役刑事のキャラクターである。彼は実の母の死を知らされ、遺骨や遺品の整理をする。 それから10数年。東京のあるアパートで押谷道子という女性が殺された。その捜査をするのは松宮という刑事だ。その従兄が加賀である。加賀のアドバイスを受けて捜査を進める松宮。その殺人事件は同じ頃に起きた別の殺人事件ともつながっていた。さらに、その部屋(居住者は被害者とは別人)のカレンダーには、1月「柳橋」、2月「浅草橋」という感じで、毎月異なる東京の橋の名前が書き込まれていた。そして、加賀の死んだ母親が持っていたメモにも全く同じことが書かれていたのだ。しかも、メモとカレンダーの書き込みの筆跡は一致したという。いったい、どういうことなのか。加賀たちの推理と努力により、謎は解けていく。 真相を知ると、何とも重い小説である。すらすらと楽しめる本ではない。犯人は、どうしようもない事情で罪を犯す。同じ状況に置かれたら、誰もそういう行為を責めることはできないだろう。しかし、それでも犯人の罪は決して許されるものではない。やりきれない絶望感が残る作品である。吉川英治文学賞受賞作。 | ||||
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加賀の過去が〜というコピーから文庫化を待てずに購入…加賀と母の描写は東野さんらしい素敵な描写でしたが娘と父の非常識さにはごめんなさい入り込めないっ!★5つは付けられませんでした | ||||
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著者の作品はシリーズに関わらず基本的に全部読もうというスタンスなのですが、今回は加賀シリーズであまり、期待はしていませんでした。 どうせミステリーの暴いていくものだろうと。 しかし東野圭吾さんです。期待を大いに裏切ってくれました。ただのミステリーではなく、そこに人間の愛とも呼べるようなものを織り込んで大変考えさせられるものとなっています。 私たちは私たちの人生しか知りませんが、読書に限らず、映画や漫画は世の中にはたくさんの事情の中にそれぞれの人生があるということを知らせてくれます。 おそらく、誰もが想像する平凡な人生を送っている人のほうが少ないのではないでしょうか。 そんなことを考えさせられた一冊でした。 | ||||
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東野作品として期待して読みましたが、裏切られず面白かったです。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの最新作にして最高傑作の一つと思います。 事件の裏にある重々しい人間ドラマを縦糸に、シリーズにわたって語られてきた加賀刑事とその母親に関するエピソードがうまくまとまって、一気に読み終えました。 犯人親子には同情を禁じえませんが、その元凶となった母親が結局のところ生きながらえるところが引っかかりました。 | ||||
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余りにも浅はかで強欲な父娘。 ラストの殺人鬼からの手紙なんか全く信用できない。 心響かせたかったのかもしれませんがw 一課に戻った加賀さんの新シリーズに期待! | ||||
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数時間で一気に読みきってしまいました。 加賀シリーズは全て読みましたが、こんな背景があったとは。 。 情景が浮かび、悲しい気持ちになりますが満足です。 | ||||
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さすが東野圭吾さんの作品と思いました。 そんなライトが待っていたとは、、、 ラストは号泣でした。 加賀シリーズ大好きなので今後の展開も是非期待したいです。 | ||||
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とても良い取引ができました。 また機会があれば利用させてもらいたいです。 | ||||
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東野圭吾氏のよる加賀恭一郎シリーズ。 基本的にはどの作品から読みだしても問題ないのが東野作品ではある。 しかし本書は事前に赤い手、等の加賀と父の葛藤を描いた作品を 事前に読んでおいた方が本書をより楽しめる。 加賀の母である田島百合子・・そしてその百合子と仲良くなった綿部俊一と名乗る男。 滋賀県出身の女性の殺害事件、東京でのホームレスと思われた男の遺体・・ 仙台・・と関西、東北を股にかけた広い範囲の物語である。 終盤本当に物語はきちんと完結するのだろうかと少し気になった。 しかし全く問題無く見事に伏線を回収していく。 浅井親子には同情しか出来ない。犯人側も殺人に至った理由があるのだ。 その背景には物語がある。 浅井博美がなぜ加賀恭一郎の存在を知り住所を知ろうとしたか・・ 加賀シリーズを読み通すと初作品「卒業」の密室殺人モノから いかに東野作品が進化していきたかを痛感する。 加賀シリーズは東野圭吾の進化の過程を示しているのだ。 | ||||
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期待していただけにガッカリ感が強い。 捜査のグダグダ感が読んでいて疲れるし、途中で犯人が分かってしまいどんでん返しも何も無いのもよろしくない。 加賀恭一郎というキャラクタに思い入れの強い人が読んだら面白いのかも。 | ||||
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加賀刑事の母が生前に、犯人の父と交際しており、それが糸口になって 過去と現在の犯罪が次第に明らかになっていくというのは、加賀刑事を この小説に登場させるためのかなり強引な設定だと思った。 | ||||
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ついに加賀恭一郎シリーズの最終作となってしまいました。 加賀シリーズが大好きなので本当にさみしいです。 本作は今までほとんど登場しなかった加賀のお母さんのことが書かれています。 ある事件から巡り巡って到達するので、やはり東野圭吾はさすがにそういうのは上手だなと感じました。 面白かったけれども、これが最後というのには少し物足りない気がします。 終わってしまうからそう思ってしまうだけなのかもしれませんが・・・。 個人的には「眠りの森」のヒロインとは今後どうなるかがしつこく気になるところです。 仕方ないので勝手に妄想します・・・。 | ||||
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東野圭吾作品を集め始め加賀シリーズが面白いと言っていた母へのプレゼントとして集めていて、やっと残り最後の「祈りの幕が下りる時」を買う事が出来ました。どこを見てもやはり加賀の新作は高いし、かと言って安すぎても不安だったので皆さんの評価を見てここに決めました。目の前にして選んでない分不安もありましたがバリューブックスさんで買って良かったと思いました。早くに連絡を頂けて、早くに着いて、それでいて中古にしてもとても綺麗で嬉しかったです。これならきっと母も驚いて喜びそうです。ありがとうございました。 | ||||
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主人公加賀恭一郎の母について記された作品。380ページに及ぶ長編もスピード感ある展開で読みやすい。 | ||||
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『容疑者X』の時と同じで、普通に自首すれば正当防衛にもなりうる「殺人」を隠すためいろいろ工作してどんどん殺人を重ねるというヒドイ話。 しかも刑事が推理するのではなくて犯人の視点で描写してしまうし、読んでいてどんどんつまらなくなっていく。父と娘の関係も異常ではないか。 | ||||
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全10作からなる加賀恭一郎シリーズの完結編です。 作者も終わらせるべくして書いたのかなと思わせるほど 加賀刑事の最後のピースをうまくまとめあげた、そんな印象の本です。 松本清張の「砂の器」を彷彿とさせる展開ながらも 親子の絆を東野圭吾なりに表現した感動作です。 感無量! | ||||
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結論からいうと面白かった。事件捜査がグダグダで、 何度も中弛したが、 ラスト80ページくらいからが勝負で、一気に引き込まれ、読了した。 推理物だが、推理より推理以外の部分が優れてる。 実はこれ、2組ある親子の絆がメインで、推理は二の次だと思うんだよね。 そもそも私の好きな東野作品は「秘密」を筆頭に、最近の「ナミヤ」等、 推理扱いを受けながらも他の部分が優れてる作品ばかりだ。 その部分を好きになっても当然だな(近年のタイトルでつまらない駄作は「プラチナデータ」だけだ。なんだかんだいって、東野圭吾は凄い) ・加賀が露骨に阿部寛のイメージで書かれてる(笑) ・表紙とタイトルのセンスが秀逸 ・加賀にとってのヒロイン役がまさか彼女とは。大したキャラじゃなかった気がしたから、意外。 ・事件の謎はあっさり。だが過去と現在がリンクし、点と点が線で繋がる展開は圧巻で、流石東野圭吾。 ・加賀シリーズも一区切りついた感じだね。つっても、もう何十年もやってるシリーズに、今更だが。 | ||||
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直近の加賀恭一郎シリーズは、ミステリー性よりも人情に重きをおいた内容になっていると思います。本書も事件の謎よりも、加賀恭一郎の母親の事が気になります。 息詰まるという訳ではないですが、警察の地道な捜査が丁寧に書かれています。加賀刑事も相変わらず、粘り強く鋭い洞察力で犯人を捜し、そして自身の母親の気持ちを知ることが出来ます(出来たと思います)。 ただ、犯行の動機が弱く気になりましたが、ラストも真相も人情感たっぷりに書かれており流石だなと思います。 | ||||
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シリーズ最終作ですが、続編も読みたい気持ちいっぱいです。余韻を残したラストが感動的でした。 | ||||
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