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祈りの幕が下りる時
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祈りの幕が下りる時の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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まず、『容疑者Xの献身』や『砂の器』との類似は、常識?なので、特には書かない。著者の二大シリーズ?の一方の雄、加賀恭一郎の生い立ちにも関わる内容。 また、家族の情がテーマになっているのも、よくわかるところ。では、那辺に注目したら良いのか。 模倣かオマージュか、は別に、また、読もうかとは感じた。 | ||||
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講談社さん 442ページ冒頭 なぜ? ただ印刷すればいいってもんではないよ 読み手のリズムってもんがあるでしょ それを含めて本というものでしょ そこは441ページ内に収めるべきじゃね 本好きからすればそこは気を配ってほしかったなぁ | ||||
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読み進めていくと、色々な点と点がつながって面白いです。今回の事件に繋がった背景がとても悲しくてやるせなかったです。 | ||||
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辛い境遇に置かれた親子の絆の物語。その真相を知ったときは涙を確かに誘うものだった!ただ、、、1人目の殺人は正当防衛もあり仕方がなかったと思えるが、2人目、3人目はただの口封じであり、一切共感できるものではない。弱みを握られ脅されていれば別だが、何の罪もない人を愛する人のためだからと言っても、何も響かない。 | ||||
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映画を見て小説を読んだ。 阿部寛のキャラクターがあるぶん映画の方が面白いと感じた。 以下疑問に思ったのは2点。 まずうつ病についての描写。うつ病を発症した人が、原因の場から離れたとはいえお酒を飲む接客業に就けるものなのか。 あと、はじめの1人はわかるものの、次の2人も殺さないといけないものか疑問だった。そこの心理描写はないし、共感できない。同情させたいように思えるけど、事実は血も涙もない殺人鬼じゃん。 あと、チケットの取りにくい人気公演の初日舞台なのに、実は当日券とってました〜というトリックはちょっとひどいと思う。 | ||||
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映画を先に見て、原作を読んでみた。映画は『砂の器』や『人間の証明』を思い出させる、 重厚で、大きな作品に仕上がっていた。しかし途中、”あれ?”っと思うところもあり、原作を読んでみた。 原作は、事件の全体が細部まで描かれていて、映画で感じた疑問については解消した。けれども「砂の器」や 「人間の証明」のような印象は抱かなかった。それはあまりに整然としていて、設計図を見せられている ような気持ちになったから。 | ||||
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東野さんと同年代である私は、松本清張作品を見て、読んで..の世代。過去の生い立ち、別人になりすまして..は、砂の器を思い出した。ただし、砂の器の方が、深いと思うけど。 久しぶりの東野作品でしたが、さらさらと読んでいけました。ただ、あまり心には残らないかもしれないですね。 | ||||
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容疑者Xの献身に近い雰囲気を感じました。二つの親子関係がモチーフ。細かいところまで行き届いた筆致力は流石です。地道な捜査の中から、少しずつ真相に迫っていく様子は、東野圭吾作品の醍醐味。ただ、押谷道子を殺すところは少し違和感。声かけられても逃げれば良かった。または、そんなに特定されたくなかったら、変装するなどして歩くはず。他にも何か手があると思う。いきなり殺すしかないってはどうなのか。担任の苗村の方は、まだ少しわかるけれど。それまで殺人していなかったのに、すぐに殺人というのは? | ||||
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加賀刑事の母親田嶋百合子の晩年の出来事と、東京のアパートでの女性殺人事件、河川敷でのホームレスの焼死事件とにつながりがあることがわかり、女優で演出家の角倉博美の過去や、角倉の中学生の時の担任の失踪、田嶋百合子と付き合っていた男性綿部の失踪などが複雑に絡み合っていく展開は、興味をかりたてられる内容であった。また、カレンダーに書き込まれていた日本橋の12の橋の謎や、一旦つながったように見えた事件関係者の関連性が一人の人物の証言で覆るところも面白い。 しかしながら、その真相は様々な謎をうまく説明できてはいるものの、意外性には欠け、殺人の動機も身勝手なものであり、ミステリーとしても、人間ドラマとしても、あまり高く評価できるものではなかった。 | ||||
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東野圭吾の先品は、短編・長編ともよく読んでいます。 好き嫌いもあります。 コチラは今、映画を上映中なので、読んでから観に行こうかと購入しました。 おおざっぱな感想ですが、犯人がわの事情が ガリレオシリーズの「真夏の方程式」に似ていますね。 少女時代に衝動的に殺人を犯した娘。 娘の人生を守るために、自分の人生を犠牲にし、過去を知る者を殺す父親。 小説の内容は全く違いますが、 犯人がわに「憐れ」を感じません。 自業自得と思ってしまいます。 映画を観に行くか迷っているところ。 | ||||
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この作者の傾向でしょうか、人間の闇の部分を扱っているためか、 暗い印象があります。読後感はう~ん、という感じ。 でも、読み始めると止まらず、ぐいぐい引き込まれます。 映画化されましたね。どんな風に展開されるのか、期待されます。 | ||||
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全体として、良く心理描写されていると思います。 ちょっと残念なのは、うつ病の人が家出する件です。そういうことは、まずないと思います。 うつ病の人がどういう症状なのかは、今はインターネットでもすぐ調べられます。 全体として、非常に良く書かれているのに、それが残念です。 | ||||
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ナイーブでセンシティブな加賀親子と凶暴なトンデモ親子のミスマッチがヒドイ!!! | ||||
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加賀恭一郎シリーズは第1作「卒業」からのファンです。 今回の作品は今までの伏線も含めて(他のレビュアーが書いている様に、この作品から読まないことをお勧めします)全体的には大満足なのですが、とても大事な最後の、(少しネタバレしますので読んでいない人はここまで)---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------親子関係というか、何よりも愛する自分の娘にそんなことをさせてしまうかという、とても大事な部分に大きくひっかかり、疑問として残りました。そんなことをさせなければ、娘は法的には守られるのではないか、と激しく思いました。皆さんはそう思わなかったでしょうか。 | ||||
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なぜ加賀は新参者になったのか。東京で起きた殺人事件と加賀の母親の過去とのつながりが解明されていく展開におもわず!!と書きたいところだが、加賀の母と今回の事件の最も結節部分の説明、真相がなんとなく弱い感が拭えない。また事件も加賀本人ではなく、従妹の松宮を中心に解決に向けて進められていくところ、さらにはストーリーに関連して、現在と過去の被疑者・関係者の名前の複雑に交差するところなど、読み進めるうえで頭を切り替えるのに苦労しました。猛烈に感動というところまでは至りませんでしたが、子を思う親の気持ちを叙述する部分など涙を誘います。毎度、読み終えてもっとも感服するのが、題名です。途中までこの題名の意味が分かりませんでしたが、読み終えた後、この題名を目にすると、うまいなぁと唸ってしまいます。東野氏がつけているのか編集者がつけているのわかりませんが、相当なセンスがあると思います。ともあれ楽しく読み進めることができた一冊でした。個人的満足度は100点満点中79点といったところです。(^_^) | ||||
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加賀の過去が〜というコピーから文庫化を待てずに購入…加賀と母の描写は東野さんらしい素敵な描写でしたが娘と父の非常識さにはごめんなさい入り込めないっ!★5つは付けられませんでした | ||||
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この作家さんは推理小説を100本近く書いてる訳ですか、どーにもパターンがなくなってきたように思います。 死体のすり替えトリックは「容疑者Xの献身」、動機が親子愛というのは同じくガリレオシリーズの「真夏の方程式」と被ってます。原発を絡めるのもいいのですが、目新しさはなく、加賀の母親が原発作業員の犯人と恋仲にあったというのも後付け感が・・。 集大成と言えば聞こえはいいですが、過去作品を摘まみ食いしたような作品に感じました。テクニックだけで書いているように感じました。 ただ作品自体は面白いので、東野作品をあまり読んだことがない方にはオススメです。 往年のファンには物足りない作品です。 | ||||
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このタイトルをつけた時点で、疑うべきなのは誰なのかが読者にはなんとなくわかってしまう。 親子の絆を描いていることに間違いはないのだけど、 殺された人達は殺されるほどのことはしてないのに・・・・と思ってしまうともうダメです。 この親子の不幸に同情することができませんでした。 事件そのものよりも、加賀の母親のエピソードが登場することで加賀の過去に触れることができた。 その部分では評価したいです。 ラストでは加賀を看護師の金森登紀子さんとのこれからも予感させたし、2人の関係からも今後目が離せませんね。 だがしかし、読者をうならせるようなトリックもなく、新鮮さも感じなかったのは事実。 綿部俊一・浅井忠雄・横山一俊・越川睦夫・・・もう何が何だかわからなくなるし~(>_<) つまらなかったとは言わないけど、面白いとはっきり言えるほどでもなかったです。 期待していただけに残念でした。 そしてこの作品は本筋とは別に「原発」も大きなテーマであるといえます。 原発での作業は被ばくで命を縮める可能性のある危険な職業なのに、 扱いはまるで日雇いの労働者のよう。 孫請けひ孫請けのようないいかげんな下請け会社ばかり。 こういう状況で働く人々を描いたことで、社会への問題提起とも受け止めました。 | ||||
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刑事たちの地道な捜査が続く。しいて次第に明らかにされる真実は、ストーリとしては「白夜行」に近いが、トリックとしては「容疑者Xの献身」を髣髴させる。 筆者のストーリーテラーとしての能力を評者は高く評価しているし、数々の名作がある。それだけに(評者の好きな加賀シリーズであるだけになおのこと)もう少しひねりや驚きや感動を期待していただけに辛い評価となった。 決して読んで損する本ではない。 五万といる凡庸な作家ならば★4つはつけるだろう。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ。 他の方も書いておられるように、父娘の絆を描いた作品。 確かに、父娘の絆という点で言えば、同情を抱くこともできる。 長年、逃亡を続けてきた過去。 父娘で支えあって生きてきたことだろう。 遂に疲れ果て、父親が望むこととは・・。 しかし、被害者の心情を考えると心穏やかではない。 作中で犠牲となる3名の方は、殺されるような悪いことは犯していない。 あくまで、父娘の自分本位な考えのもとに殺されたり、 死を利用されたりしている。 橋のトリック(?)については、読み終えてみると意味不明。 そんな面倒なことをする必然性はないし、証拠を残しておくこともあり得ない。 細かな点で粗が目立ってしまった。 | ||||
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