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祈りの幕が下りる時
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祈りの幕が下りる時の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全230件 41~60 3/12ページ
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5人も亡くなっている。4人の殺害事件と1人の孤独死。その真相と関連性は?複雑過ぎるように思わせる事件を、紐解いていくのがポイントだ。また、日本橋にある12の橋に込められた意味は?複雑さが増して、真相がとても気になってくる。 しかし、その真実は意外と単純だ。期待が大きかった分、調子抜けする内容だった。もう少し謎めいた終わりかたでも良かった感じがする。 | ||||
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加賀の生きて来た道が見えて、やっと納得出来た。ストーリーの展開も、東野圭吾らしかった。 | ||||
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加賀恭一郎の日本橋編の第3弾です。 映画を鑑賞した後での読書となりました。従って事件の構図は理解した上で補完的な意味合いで読んだかたちです。 唯一無二の父娘と母子の深く切ない愛情に胸がはち切れそうになるようなお話でした。 小説を読むと映画版の構成と殆ど同じであり傑作と名高い映画版はこの小説ありき、だと認識しました。 読んで良かったです。 | ||||
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終盤の盛り上がりで一気に★5つに。加賀恭一郎シリーズ、ということに読み始めて気が付いた。映画は観ていないけれど、映像化しても映えると思う。ラストの展開には心がジワッとさせられ、涙を誘った。東野作品はやっぱり面白い。 | ||||
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映画を見て小説を読んだ。 阿部寛のキャラクターがあるぶん映画の方が面白いと感じた。 以下疑問に思ったのは2点。 まずうつ病についての描写。うつ病を発症した人が、原因の場から離れたとはいえお酒を飲む接客業に就けるものなのか。 あと、はじめの1人はわかるものの、次の2人も殺さないといけないものか疑問だった。そこの心理描写はないし、共感できない。同情させたいように思えるけど、事実は血も涙もない殺人鬼じゃん。 あと、チケットの取りにくい人気公演の初日舞台なのに、実は当日券とってました〜というトリックはちょっとひどいと思う。 | ||||
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(以下ネタバレ含む) 読み終えたあと、振り返ってみると押谷道子が浅井忠雄に殺されることが浅井忠雄の焼死につながり、それが加賀の母親の過去や過去の2件の殺人をドミノ倒しのように明らかにしていく。 でも押谷道子が浅井忠雄に殺される流れがかなり強引。以下強引ポイント。 ・浅井博美の母が無銭飲食で警官といざこざをおこし、老人ホームへ。ここで偶然浅井博美の旧友の押谷にみつかる (まあこれはいい。強引なのはこの後) 1.押谷道子が明治座に観劇に行って、大人数の観客の中で、何十年もあっていなかった友人の父親(自殺したと聞かされている)を発見 2.発見後、自殺したと知らされているその父親に話しかけ、父親であることをわざわざ確認(おせっかいすぎ) 3.浅井忠雄もシラを切りとおせばいいものをあっさりと認める(これまで何十年も秘密を守ってきた人間がそうあっさりと自らの素性を白状するか?ここで浅井忠雄本人であることを認めずにさっさとその場を離れれておけば、その後押谷道子が「あれは絶対に浅井博美の父親だ!実は生きている!」と後からどれだけ周囲にいいふらそうが、警察に駆け込もうが、絶対に真相は明らかにはならない。浅井忠雄は公式には死んでいることになっており、押谷と別れて振り切ってしまえば、あとから所在は追跡しようがない。それくらいのことは普通計算する) 4.認めたあと、最愛の娘の友人押谷道子を自宅まで連れて行き、あっさり絞殺。娘をそれほど愛しているなら同年代のその友人を殺すのは可哀そうだと思わないのか? 5.自らの素性を認めたのち、押谷道子を殺す展開が無理やりすぎ。過去の犯罪が明らかになることを恐れて押谷道子を殺した、という設定だが・・過去の罪を問われるリスクよりも、目の前にいる押谷道子を、「今」殺してしまい、罪に問われるリスク、さらに娘のレピュテーションが傷つくリスクのほうが大きいということくらいはわかるだろう。またこういうことを考える時間的な余裕もあったはず。 仮に彼女をそのまま帰し、さらに押谷道子が警察に駆け込んで過去の殺人(本当の横山一俊)と偽装自殺があきらかになっても、最初の殺人なんて自殺と処理されて30年が経過して証拠物件は何もないし、とっくに時効になっている。百歩譲って本当の横山一俊を殺したことがばれて警察に追究されたとしても、「正当防衛」を主張すれば問題はない。苗村の死(行方不明)と浅井忠雄をむすびつけるものも何もないから何も問題はない。父親である浅井忠雄は娘を守りたい、というのが最大の望みであったはず。それならなおのこと、自らは生きて操作の手が伸びてきたとき(まずありえないが)には、その時に一人で罪を背負えばいいのでは?30年前の横山一俊殺人の真相など、当事者以外知りようがないし、いまさら罪に問いようがない。 小説にケチをつけてもしょうがないが最初の押谷道子の殺人がその後ドミノ倒しのように浅井忠雄自身の焼死、加賀自身の母親の過去の真相解明にもつながっていくのだが、最初のドミノの倒し方があまりにも強引すぎww | ||||
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映画を先に見て、原作を読んでみた。映画は『砂の器』や『人間の証明』を思い出させる、 重厚で、大きな作品に仕上がっていた。しかし途中、”あれ?”っと思うところもあり、原作を読んでみた。 原作は、事件の全体が細部まで描かれていて、映画で感じた疑問については解消した。けれども「砂の器」や 「人間の証明」のような印象は抱かなかった。それはあまりに整然としていて、設計図を見せられている ような気持ちになったから。 | ||||
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映画をみたくて、まずは、小説から読んだ。 このシリーズ、切ない物が多いけど、これは、いつもに増して涙が出る。主人公の過去にさかのぼり、興味津々ながら益々切なくて悲しい。主人公に幸せになってほしいと思う。 | ||||
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なかなか読みごたえがあり、ストーリーもおもしろいと思います。 | ||||
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内容は知らない方が楽しめるのでここでは触れません シリーズのほかの作品を読んだことはありませんが面白かったです | ||||
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東野さんと同年代である私は、松本清張作品を見て、読んで..の世代。過去の生い立ち、別人になりすまして..は、砂の器を思い出した。ただし、砂の器の方が、深いと思うけど。 久しぶりの東野作品でしたが、さらさらと読んでいけました。ただ、あまり心には残らないかもしれないですね。 | ||||
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これは最早様式美すら感じられる完璧に作り込まれた作品。これ一作でなく、加賀恭一郎シリーズの作品として評するべきだろうが、これだけ見事に決められると、愛読者にはたまらない。シリーズものを生かし、他作に張られた伏線を回収するのは快感である。伏線はなるべく遠く仕掛けるのがコツなので、感慨も一塩だ。 しかしながらこの作品単独で見るとこの伏線がアダとなり、やや印象がボケる恨みが残る。又見事に作り込み過ぎて、リアリティに欠ける事は否めないと思う。本来無関係な筈の加賀がこの事件に大いに関与してしまうのは、さすがにどうか? そんな詰まらぬ事を気にせず楽しむだけなら最高級のクオリティと思う。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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前半というか6合目までは登場人物が散らばってストーリーもありきたり、東野も疲れてるなと思ったが後半の怒涛のどんでん返し、さすがだな、あんたすげえ。それにしても加賀の顔が阿部寛としか浮かばないのは新参者の影響か。 | ||||
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おなじみの加賀恭一郎シリーズの最終幕という位置づけだ。加賀は敏腕の刑事 であるが、所轄の警部補の立場。警視庁へ戻す話もありながらも、長い年月を 日本橋で過ごした。加賀、彼はなぜ新参者になったのか。彼に深く関わる事件 の捜査を通じて、その謎を解明していく。 話そのものは、親子の切っても切れない情が軸に組み立てられており、東野圭 吾氏らしい人間描写が随所に描かれる。「砂の器」を一瞬連想してしまう親子 の宿命と悲劇。そこに人間の心情に迫る加賀の手が入ったとき。加賀自身の宿 命をも解決し、シリーズは幕を下ろす。 加賀はいずこに行くのか。惜しまれながらこれが最後?いやいやまだ人間心理 を読む天才加賀の活躍を別の場所でも見てみたい。 | ||||
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東野圭吾の最高傑作。こんな渾身作は、もう、書けないだろう。それぐらい、素晴らしい! | ||||
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加賀シリーズがついに最後。東野作品では一番好きなシリーズなので、今後読めないのが非常に悲しい。 | ||||
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容疑者Xの献身に近い雰囲気を感じました。二つの親子関係がモチーフ。細かいところまで行き届いた筆致力は流石です。地道な捜査の中から、少しずつ真相に迫っていく様子は、東野圭吾作品の醍醐味。ただ、押谷道子を殺すところは少し違和感。声かけられても逃げれば良かった。または、そんなに特定されたくなかったら、変装するなどして歩くはず。他にも何か手があると思う。いきなり殺すしかないってはどうなのか。担任の苗村の方は、まだ少しわかるけれど。それまで殺人していなかったのに、すぐに殺人というのは? | ||||
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根を持たない男と女、死の選択を目の前につきつけられてもなお娘の幸せを願う父、離れて暮らして自分を責め続けながらも息子の成長を願う母、いくつもの愛憎が交錯する。劇的な展開はないけれど、刑事の勘にひっかかる小さな棘が真実へと導いてゆく。 人って哀しい生き物だなぁ・・ | ||||
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加賀恭一郎シリーズ最新作で最終作で映画が公開されると聞き、第一作の「卒業」からこの10作目まで、一気に読みました。 東野圭吾さんの小説は単なる推理小説ではなく、登場人物の人間性やバックグラウンド、まわりとの関係など、事件以上に複雑に絡み合った作品が多いと思います。 本作は、加賀の過去を絡めて犯人の過去と対比させ、最後は取り返せない寂しさを残して終わるという作品になっています。 これは推理小説ではないです。 本作を読んだ後、映画も見ましたが、深く見ることができて良い予習ができたと思っています。 | ||||
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