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パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から
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パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者からの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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いわゆるコージーミステリーではないです。4つの短編それぞれにシンボル的なお菓子は登場するけど、お菓子の描写も少ない。それでも続編を期待するくらいには面白かった。キャラの若干の曖昧さもこの先つまり、続編の伏線としてなら納得できる。気合を入れて向き合うタイプのストーリー展開はないけれど、まさにこの本に出てくるような喫茶店でリラックスしながら休み時間に今日は第1話、明日は第2話、と読むには良い本だと思う。他の人も書いているが、メインキャラクターの若い女性警官の「~ッスね」という語尾の台詞回しが許せるかどうか、というむしろストーリーに無関係な部分がこの本の評価を分けてる気がする。もったいない、とも思うけど同時に、特異な喋り方の割に意外なほど非常に深みのある人間性を感じさせるこのキャラが、普通の喋り方じゃ、魅力半減?という気もする。まぁ、このままの雰囲気でいっても続編は読みたい。もう一歩踏み込んでくれるともっとうれしい。そんな感じの本でした。 | ||||
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なかなか酷評が多いようだが、個人的には続編が読みたくなるくらいには楽しめた。 物語は喫茶店を営むイケメンの惣司兄弟を中心に進んでいくライトミステリー。 短編形式のため読みやすい。 前半2話までは『?』となる微妙さだが後半はキャラクターがそれぞれハッキリし生きてくるせいか、どんどん面白くなった。 トリックや内容は大したことないけど、最近流行りのキャラミステリと思えば何てことはないんじゃないだろうか。 主人公である兄ではなく弟の元警部が事件を解決してゆくというのも割と面白い。 ラストの展開に、続編は作られないんじゃないかと思う方もいるかもしれないが、自分は問題ないと判断。続編希望である。 ちなみにスイーツ内容はスイーツ談義ではなく、容疑者側から食べることに意味があるようだ(笑) | ||||
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たぶんイケメンとお菓子が出てくるミステリってよさそうじゃん!? っていう浅はかな、それでいて的外れでもないひらめきから生まれた作品。 作者自身は、さほどパティシエとかに興味は薄いと思われる。 なんとなく、よさげだから手を出してみました感が、そこはかとなく匂う。 そんなところが少々残念だけれど、それなりにおもしろい一本。 スイーツに対する愛情が、もっと文章に滲み出てくると、よりよくなりそうなシリーズ。 | ||||
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似鳥さんの作品は、文庫が似合うと思ってしまうのは私だけでしょうか? 文庫じゃないと読んでいても居心地が・・・。 で、この作品は文庫書き下ろしの作品です。(400字詰め原稿用紙564枚) 喫茶PRIEREを営む惣司兄弟の下に舞いこむ事件。 元警部補(休職中?)の弟智が探偵となって謎を解く・・・て、単純な話ではないのですが。 面白かったです。 おそらく、シリーズ化されるでしょうね。 星は4つ。 手軽に読める文庫サイズの似合う似鳥さんが大好きです。 | ||||
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「文化と書いて、ハニカミ(含羞)とルビをふれ」 と書いた?云った?のは、太宰治。 『午後からワニ日和』で似鳥鶏氏の作品を手にして、『ダチョウは軽車両に 該当します』を経由して、三作目の拝読です。 作品の中身はさておき。 「あとがき」で作品内容と全く(?)関係のない事柄を熱く書かれており・・・・。 自作を語る、って、やっぱり照れ恥ずかしい? そんな似鳥氏のスタンスに、ふと太宰治を思い出してしまいました。 今後のさらなるご活躍、楽しみにさせて頂きます。 ひとつ☆を減らさせて頂いたこと。 拳銃を使用した事件の場合、「硝煙反応」って、ありませんでしたっけ? 結構、拳銃使用の証拠を隠滅するって、ムズカシイのではなかったか・・・。 その点は、少々気になりましたので。 | ||||
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森川聡子さんの絵なの!?とまず驚きました。挿し絵はないので少し残念でしたが2巻に期待します。2巻、期待します(笑) お菓子の雑学もあり、食べ物絡み小説好きにはたまりません。 女子も最初は強引さに少し閉口しましたが、可愛く逞しい。何より、仲良し素敵兄弟が主人公なので読んでいると微笑ましくて仕方がない。二人の信頼具合が少し明かされるエピソードもあり、思わず目頭熱くなりました。 似鳥さんミステリなので、優しげかと思いきや少し苦味もありまるでお菓子に例えるとティラミス…いや、失礼しました(笑) | ||||
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