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アリス殺し
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アリス殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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現実世界にSF設定が存在するミステリーはちょくちょくありますが、童話(?)設定は変わっていて面白い。そこが許容できない人には我慢できないミステリーかもしれません。 話としては、殺人犯とタイトルの意味が判るあたりはなかなか良かったが、その後結末までがもちゃもちゃしていて、もう少し展開をスマートにして欲しかった。 | ||||
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アリス未読という人のレビューが多いように思えたので(文庫版だから?)、学生時代にがっつりアリスにはまった私がレビューを書きましょう。当然原書も高校の時に読みました。 ページを開いていきなり始まる、不思議の国のおかしな会話。それは間違いなく、アリスの世界です。アリスの世界で脳みそやわくちゃにされた人種にとっては、この会話はおかしな会話でもあり、この世界の日常会話でもあり、脳汁ドバドバなのです。だから、そこを指摘するのは、的外れ。好き嫌いはあるかもしれないけれど。 そして頭のおかしな会話はいつのまにかこっちの世界も巻き込んで、こっちの世界もおかしなことになって、更に頭がやわくちゃになっていく。 あのですね、普通、こっちの世界とあっちの世界的な話が分かりやすく書かれている本は、分かりやすく頭おかしいサイドと、頭まともなサイドに書き分けたりされてるのですが、どっちも頭おかしいですからね。 ミステリをネタバレなしでどう説明するのか慣れてないのでそこは勘弁して欲しいのですが、アリス的なあたまのおかしな世界が好きな人にはおすすめです。あの頭のおかしな世界を十分堪能できます。 | ||||
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"不思議の国"と"現実世界"の死がリンクしている、という概要に惹かれ読みました。 会話文が多く、すらすらと読めました。 不思議の国では、登場人物たちが少しおバカで会話が長い部分がありましたが、それも含めて楽しめました。 次々に不思議の国で起こる殺人事件。現実世界で謎に近づきながらも、殺人が起こっているのは不思議の国。 真実に近づいては遠のき、焦らされてたどり着いた結末に衝撃。 別作品も読みたいと感じました。 | ||||
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見る夢がずっと同じで、しかも続いていることに気づいた主人公。夢の中での不思議の国の登場人物(獣)と現実の世界の誰が一致するのか、ということですかね。 アリスについては、未読です。ですので、出てくるキャラクターのみなさんついては正直あまりよくわかりませんでしたが、あまり気にせずサクサク読めました。特に、蜥蜴のビルとアリスとのまわりくどくてかみ合わない会話が面白く、10歳の子どもと一緒に楽しく読んでいました。さすがに後半にいくにつれ、残酷でグロテスクな描写も多くなってきたので、子どもには読ませることはできなかったのですが、会話は雰囲気はのんびりしていて滑稽なのに、やっていることは残酷という対比が面白かったです。 | ||||
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不思議の国と現実世界の地球がリンクしている話…のはずが??? 連続殺人事件は少しずつ解明されるようなされないような感じですが、次々と何かが起こるので気になってどんどん読み進めちゃいました。 最後は…書けない。 こんなに衝撃を受けたのは初めてかも!? もう一度読んで頭を整理したい気分です。 | ||||
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どちらが夢なのか、それともどちらも現実なのか。ミスリーディングですっかり騙された。連続殺人事件だけに不思議の国が悪夢のようにスプラッターな話に。しかし酷いパワハラ研究者だなあ | ||||
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地球と不思議の世界。それぞれの世界で織り成されるストーリー。十角館の殺人のようなプロットかと思いきや、そんな小さなオチではありませんでした。クララ殺しも期待してます! | ||||
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私はとても好きな小説でした。 ↓(少しネタバレ含みます。) ・ごてごてのミステリーを期待して読むと微妙なのでは無いかと思います。ファンタジー要素多め? ・ちょっとグロテスクな表現があります。 ・原作の「不思議の国のアリス」の様に登場人物同士の言葉遊びの様な無意味(?)な会話が繰り広げられたり、2つの世界を行ったり来たりします。 ・「不思議の国のアリス」の世界観や登場人物などを理解していると話に入り込みやすいのではないかと思います。 | ||||
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勧められて読みました、何年か前に。 原作アリスが大好きなので、そのアリスが殺しという舞台でどう彩られるのか。ワクワクして読みました。話が進むにつれ吸い込まれるようにページをめくる手がとまりません。 ですが。 それも途中まで。個人的に、登場する男性(名前忘れましたが)も標的になりアリス一人になった時から、話の展開が一気に幼稚になった印象でした。その男性が少しお気に入りのキャラになりかけていたから余計。 ただ、じゃあ面白くないのかと言われたら否。とても面白い作品でした。だからこそ。だからこその、勿体なさを感じたのです。 とかげのばか。と思わず呟いたそれも、のめり込んでいた証拠かと思い返せば納得ですが。 個人的には好まない結末だったので絶賛はできません。でも、酷評するほどでもない。1度は読んでみるのもありか。という程度です。 | ||||
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二年前に買って忘れていた。半端な暇のおかげで読めた。 アリス二部作は大好きで、表紙も魅力的だ。なぜ積読の仲間入りしてたのだろう。 栗栖川亜理は、毎晩「不思議の国のアリス」の夢を見る。ハンプティ・ダンプティが墜落死した。 目が覚めてみると、玉子というあだ名の肥満体の研究員が屋上から落下して死んでいた。 夢の世界と現実はリンクしているのだ。夢で役を演じている人物が死ぬと、現実でも死ぬ。 呑気な不思議の国では、その後も陰惨な殺人事件が続く。亜理はトカゲのビルを演じる井森と共に解明に乗り出す。 小林泰三の作品は三冊ほど読んでいる。作者の頭がものすごくいいことは、知っていた。 なにより論理性に優れている。本書は作者の特色が最もはっきり出た作品だ。 この小説は小林にしか書けない。不思議の国と現実を行き来しながら論理的に謎解きをする。 非論理性の権化のようなファンタジーと論理が命のミステリが両立できるのか。できるのだ、それが。 二段・三段の逆転で読者を翻弄し、論理のアクロバットで見事に犯人を指摘する。 おそらく世界で唯一無二、超絶のミステリ・ファンタジーである。 | ||||
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面白い作品です。私は結構好きです。 欠点を言うなら、中盤はちょっと無駄に長い、私は一度中盤で本を手放したことがありますくらい長いです。無意味の会話も多い、アリスの世界観とは言え、そこまで無意味の会話は要らん、アリスを読んでいる時の期待感が違いますから、多すぎると、ストーリーの邪魔になる。 でも後半の二転三転のやり方は私は大好きです。推理物よくあるのは結末が弱い、謎を解けたら、そこで終わり。 このような謎から謎、謎解けでも話が終わらない、最後まで期待通りにならないのは、最高だと思います。いい意味で、読者を最後まで裏切られた。そして、不思議に、後味悪くような感覚はまったくない。 | ||||
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後半まさかの展開に驚きました。面白かった! 「クララ殺し」も続いて購入しました | ||||
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会話中心にすすんでいくストーリーは不思議の国のアリスの世界観をよく表していて冒頭から一気に引き込まれました。 ビルとアリスの不毛な会話にちょっとイライラしながらも、あーこの感じ、くるわーって思ってクスリとさせられます。 謎解きの方もどんでん返しがちゃんとあって、あっそうだったんだ!やられた!と思って読み直してみたり。騙されました。 最後の方はちゃんとグロもあって、満足できます。 何より主人公のアリスが死んでしまうっていうのが良いです。まあそれはタイトルでネタバレになってるんですがね。 ほんとにこんなあっさり殺されちゃっていいの?って思うんですが。そこからがお楽しみってことで、面白かったです。 | ||||
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個人的にはかなり気に入りました。 ですが、皆さんも言うように殺害の描写が凄惨すぎて、あまり他人には薦めにくいかと。 ああ言えばこう言うような長ったらしい会話も、苦手な人は苦手かもしれません。 不思議の国の世界観にクトゥルフ神話を反映しているところは面白いと思います。 途中でネクロなんちゃらが出て来た時には思わず笑ってしまいました。 エンディングで置いてけぼりを食らうかもしれませんが、クトゥルフ神話を踏襲したものだと思えば納得かと。 | ||||
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ミステリー紹介本で見かけたのをきっかけに、 タイトルと表紙の可愛らしさに惹かれ読んでみました。 まあグロいグロいw 挿絵などはなくあくまで文章での描写ですが、 痛々しい場面の応酬には目を覆いたくなりましたw アリス殺しのタイトル通り、ふしぎの国のアリスに擬えた事件が起きます。 可愛らしい舞台設定に、トリッキーでグロテスクな連続殺人。 犯人宛てだけではなく、えっそうくるの? と驚かせてくれる場面も多々あり、 ファンタジーとしても、ミステリとしても楽しむことができました。 ラストが意外を通り越して置いてけぼりレベルだったので、 星マイナス1とさせていただきました。 | ||||
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出だしは、つまらないかもと思い読んでいたのですが、中盤あたりからテンポよく進んでいきます。 最後の感想は、あぁ 面白かった!童話とミステリーが上手にブレンドされていました。 ぜひ、最後のどんでん返しの面白さを味わってください。 | ||||
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不思議の国のアリスは知っていましたが深い登場人物までは知らなかったのでググりながら一気に読みました。グロい…とまでは感じなかったです。ヘンテコな会話にたまにイラッときますが面白かったです。ただ読み終わって以降、某アプリ『ツ○ツ○』がやりにくい(笑)特にアリスと蜥蜴(この中ではラプンツェル登場役ですが)が出てきたりすると…(笑)まぁ、人それぞれだとは思いますが、読んで後悔はしてない作品です。 | ||||
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あまり小説は読まないんだけど"アリス殺し"はすごくおもしろい!! 次の展開が予測できないです(笑) この本を買って良かったです! | ||||
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繰り返しの会話やキャラ設定、ぶっ飛んだバリエーションの多いアリスの中では普通の範囲に入るだろう。 適度にグロく、適度に不思議。 ミステリとしてもミスリードで楽しませてくれる。 ウェルメイドなアリスものだが、好きなモチームなのでこういう本が増えてほしい。 | ||||
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普段小説は読まないし、江戸川乱歩的なスプラッタ描写が苦手な私。グロいと前情報がありつつも、騙されるや見抜けないなどといった謳い文句や不思議の国を忠実に再現したという世界観に対する好奇心が勝ち、今作を読むに至りました。 で、他の方のレビューにあるとおり、台詞で進んでいく感じに慣れた頃、見事に騙されていました!まずそれは謳い文句通り。で、グロ描写ですが、あくまで私的にはやばい!ムリ!まではいかず、まあまあエグい程度でしたが、そりゃ気持ちのいいものではありませんので悪しからず。現実味がないからエグさが薄く感じたのかも? 何はともあれ読み終えましたが、強烈ではないものの、そこはかとなく、確実に余韻を残す物語で、またふと読み返したくなる中毒性があります。 それも見越している終わりがまた、秀逸。 この感じ、嫌いじゃないです(^ω^) | ||||
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