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義経幻殺録
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義経幻殺録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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井沢氏の乱歩賞作家による推理特別書下ろしシリーズの一編。 芥川龍之介が義経が清王朝の始祖だったという説を裏付ける書物を巡る事件に巻き込まれるミステリーだ。 いわゆる密室殺人やアリバイトリックはなく、当時の歴史的事実とフィクションが融合して展開する歴史ミステリーとしてなかなか面白い物語になっている。 ボリュームもコンパクトで読みやすい。 ある架空の人物が登場する趣向も面白い。 | ||||
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芥川龍之介を主人公に、若き日の明智小五郎や皇女アナスタシア等々、虚実取り混ぜの豪華キャストでサービス満点の歴史サスペンスであります。 源義経大陸亡命説をあつかっておりますが、古文書の争奪戦とその真贋をめぐる殺人事件を軸に物語は進んでいきます。 歴史の謎解きを期待すると肩透かしですが、デビュー作『猿丸幻視行』で折口信夫を主人公に起用した井沢先生にとっては、こちらの方が進んでいきたかった路線なのかもしれません。 ただ満州よりもロシアの関係のシーンの方が印象深かったりするのはどうなのでしょう。 | ||||
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江戸時代末期から明治の初めには一時期、中国最後の王朝「清」が源義経の末裔であり清の一字は「清和源氏」からとったものとの説が流れたが、その話題を本書はミステリー小説に取り入れ、芥川龍之介が主人公になり事件解決をしていく作品。 半ば過ぎで、落としどころはミエミエで内容的な厚みはない。 しかし、井沢氏の題材は読んでいて退屈感はないし面白い。スピード感を持って読めますし買って損はないと思います。 | ||||
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