葉隠三百年の陰謀
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エンターテインメントとして読むなら別に…という内容です。 ただ「佐賀の歴史もよくわかる歴史小説」と言われると激しい違和感を覚えます。 端から端までほぼ活劇とエンタメ性を重視したフィクションなので。 たとえば「葉隠」が「聖典」扱いされていたり(実際には佐賀藩自体も内容が過激だからと「禁書」扱いしていた)、鍋島直茂が簒奪者として描かれていたり、かなり俗説や後世の創作に頼ったエピソードが目に付くので、鍋島家や佐賀の歴史が好きな方は読まないほうが精神衛生上良いかと思われます。 佐賀の歴史好きが読むには(佐賀の歴史好きならこの本のあらすじを読むだけで察知できるかと思いますが)頭が痛くなるほど地雷だらけの本です。 「葉隠」に対して「盲従を押し付けるもの」と書いているのも微妙です。 (「葉隠」は作者本人が「これは自分の個人的な考えを羅列した本なので、後世に残して変な解釈をされても嫌だから、早く燃やしなさい」と冒頭に書いてあるような本であり、有名な「武士道とは主君のために死ぬこと」云々以外にも「自分の考えを意固地に押し付けては何もうまくいかない」みたいなニュアンスの内容も書かれてあります。 幕末・明治に佐賀が閉鎖的であるのを大隈重信が嫌がっていたのは史実ですが、その史実と「葉隠」と、龍造寺・鍋島の出来事をあのようなストーリーに繋げていくのは…微妙です) この本を楽しんで読める方もいらっしゃると思いますが、これを「佐賀の歴史にもとづいた小説」とは、決して捉えてほしくありません。 | ||||
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鍋島家と竜造寺家との不幸な過去を原因として起きる事件を、主人公の佐賀藩士時代の大隈重信が事件を解決していく。 事件を解決していく過程で歴史を勉強できるという、井沢氏得意のミステリー小説。 歴史好きにはたまらない一冊です。 | ||||
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