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君の名残を
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【この小説が収録されている参考書籍】
君の名残をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 21~40 2/4ページ
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話は、歴史ものなのか、SFなのか、ファンタジーなのか、分類は難しいのですが、とにかく、切なくて、泣かされました。一気に読ませる筆力はさすがだと思います。 作者の次回作を期待しています。 | ||||
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雷鳴に導かれ、時を越える友恵、武蔵、志郎の3人。 剣道が得意な女子高生は、 木曾義仲と出逢い、友恵を削ぎ落として巴になります。 友恵に言葉にならない思いを抱いてきた男子高校生は、 乱世に翻弄される子らと出逢い別れ、源義経の一の家来に。 そして、志郎。 作中では多くを語られませんが、彼こそ時代の「本命」です。 流転する時の中で、多くの宝物を手に入れる3人。 やがては手の中からこぼれ落ちてしまう宝物。 魅力的だったのは木曾義仲。 突然の出逢いにも関わらず、友恵を受け入れ、強い思いで結ばれます。 源氏の一角として、京へ先駆ける彼ですが、 慣れない大軍の統率、政治に磨り減りボロボロになっていきます。 そして、後白河法皇との対決。 皇室の権威を前に悩み苦しむ彼に、友恵がかける言葉とは。 京の朝廷、律令体制に対する鎌倉の「革命」。 時の激流の中、敵味方に別れ、刃すら向け合う友恵と武蔵。 3人は現代に帰ることができるのか。 実現していく予言、避けられぬ運命、止められぬ時の流れ。 ラストまで読み終えた後、 誰かの名残が心を温めるはずです。 | ||||
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時間移動と歴史小説を組み合わせた作品。 主人公たちが時間移動をした理由にもっと説得力が欲しかった感は否めない。 諸行無常を考えずにはいられなかった。 悪い買い物ではなかった、素直にそう思う。 | ||||
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確かに突然現代の高校生の言葉がそのまま通じたりとか、設定に無理がある部分もあるが、そこはドラえもんのホンヤクコンニャクでも使ったのだと軽く流して、登場人物達の心の動きを心で感じて下さい。久々にグッと来た。タイムスリップした登場人物達がトレンディードラマばりに絡まない距離感が正解だったと思う。 | ||||
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23ヶ月くらい前に一度単行本のほうでレビュー書きました。 それから実に10回以上は読み直し、言い回しのひとつひとつまでほとんど 覚えてしまったくらいにこの本のファンになってます。 歴史物&タイムスリップという小さな括りではこの本の味を語りつくせません。 自分でもなぜ、こんなに何度も読みたくなるのか、何に惹かれるのか ・・・それが徐々に自分なりに理解できたことがありました。 これは一言でいうと物理的な身体の生死という枠組みを越えた 愛の物語であって、つまりは魂の物語なのではないか、と。 主人公である巴、そして義仲や武蔵との深い結びつき、時の代理人とも いえる阿修羅その後覚明、時の使者となる四郎つまり後の北条義時・・ こういう独自の構想によって、下巻の裏表紙にもあるように 「平家物語」を慟哭のロマンスへ変えていると感じます。 長野県木曾郡日義村に「義仲館」というのがあるのを知り、矢も盾もたまらず かけつけました。 歴史として残されている展示物を、この本に出てくる巴や義仲を思い浮かべ ながら食い入るように眺めました。 最初に読んでから、今に至るまで感動が衰えません。 深読みすると著者の筆力がいかにすごいか、それを支える構想がいかに緻密に ドラマチックに考えられているか今更ながら驚かされます。 | ||||
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簡単に言ってしまえば、戦国自衛隊などのタイムパラドックスものです。 現代の若者(友恵・武蔵・史郎)が、平安時代末期にタイムスリップし、それぞれ巴御前(木曽義仲の妻)、武蔵坊弁慶、北条義時(鎌倉幕府の二代目執権)になり、自らの力で運命を変えて行こうとしますが、時の流れには逆らえず、役割を終えると言うストーリーです。 木曽義仲が源義経に討たれるシーン、巴の最後のシーンがとても印象的です。 | ||||
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これまで実用書と、名作(小説)しかよんだことがなく、 いわゆるミステリーには挑戦したことがありませんでした。 人にミステリー小説でおすすめはないかとたずねたら、 この本をご紹介いただきました。 紹介者が言っていたように、先が読みたくて一気に読んでしまいました。 自分の得意分野に偏らずに、人から紹介された本に挑戦してみると 新しい世界との出会いがありますね。 源平合戦の歴史も分かり、とてもためになりましたし、 とても面白かったです。 | ||||
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私は、この物語を歴史小説だと言っていいと思う。 そのくらい細かに出来事や時代のことを調べて書かれている。 しかし、四日間の奇跡と同様で、ファンタジーさが拭いきれず 木曾義仲と源義経の話だと思って読んでいると ところどころで引いた目で見てしまう瞬間があるので、歴史小説好きや ファンタジー嫌いは苦手かもしれない。 私は個人では、そこまで抵抗もなく読めたし、引いてしまう所もあれば対照的に ファンタジーの部分が活かされているところもあり、大変おもしろく読めました。 | ||||
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一般的に流布されている木曾義仲と源義経の像を、まったく別な形で描いていたところが新鮮でした。 野卑、軽率、傍若無人、浅はか、荒くれ者と言われている彼らですが、この物語ではまったく別の姿で描かれています。 歴史上の人物を描く場合、そのほとんどが想像でしかないと考えると、この本にあるような義仲や義経であった可能性もあるわけで、そういう読み方もできる小説と思いました。 いわゆるタイムスリップ物ですが、物語としては歴史小説に近い印象があります。 どうしようもない歴史の流れに押し流されている主人公たちの姿は、あまりにもせつない。 現代人である主人公たちの目から見た源平の合戦、鎌倉幕府の台頭など、読み応えがありました。 SFとかファンタジーとか言われていたので読む気にならなかったのですが、歴史好きな人がこれをWEBで薦めているのを見て読みました。 読んでよかったです。 | ||||
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前作「四日間の奇蹟」がファンタジーだったように、これもまたファンタジー小説です。 普通の高校生たちが室町時代末期にタイムスリップ。 源頼朝や平清盛らが争う時代で、気がつけば自らも歴史上の人物になっていた・・・。 主人公たちは、学校の授業ですでに歴史を知ってしまっている。 たとえばあるキャラは木曽義仲のそばで、あるキャラは源義経のそばで生きるのだが、ともに義仲や義経がいつ、どういう風に死ぬか、まで知ってしまっている。 そんな定められた<宿命>の中で、必死にあがきながら生きる切なさ、そして尊さがこの本のテーマでしょう。 純粋な歴史小説として見れば、アラはたくさんあります。 時代考証の杜撰さや無謀なキャラの設定に、怒る人もいるかもしれません。 しかし、これは舞台がたまたま室町時代なだけ。 その部分は目をつぶって、登場人物の思いに心をはせたほうが楽しめます。 | ||||
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クライマックスに向けてグっとくるものはありました。 男を愛し、守る為『巴』となり歴史をなんとか変えようとした少女。 『弁慶の立ち往生』というあまりにも有名な最期を知りつつも、主人の為、自らの為、戦った少年。 人の力が及ばぬモノに選ばれ、翻弄され、そして迎える結末。 歴史小説であり、タイムスリップものなだけにSFというくくりも当てはまるかもしれませんが、 全編に死生観がちりばめられていて、なんだかすこしばかりスピリチュアルな内容でもありました。 そして、見てくれの糖度は低いものの確かにロマンス小説でもあります。 やさしくて柔らかいのに、ほろ苦く、哀しい、そんなお話です。 | ||||
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「四日間の奇跡」の作者が描いた歴史SF。 歴史モノでポイントになってくるのは、 時代背景や史実をどこまでからめるか、というよりも、 どこまで説明するかなのかもしれないなと思う。 全く書かなければ舞台をその時代にした理由がなくなってしまうし、 歴史の「主役」たちの心理描写は避けて通れなくても 書きすぎれば間延びする。 登場人物の交錯する想いが、 筆者独特のさらっとした臭みのない文体で描き出されており、 気持ちよく読み進むことができた。 歴史のビッグネームを扱う割には大げさで扇情的な表現をせず、 淡々と主人公たちの生き様が書かれていて好感が持てた。 後半の、権力に執着して狂う清盛のくだりあたりは ちょっとダレてしまった。 設定した舞台の中で特殊な運命におかれた人物の半生を際立たせるなら、 このあたりはいらなかったのでは? 作者はこの時代に対するひとつのイメージを形にしたかったのかも しれないけれど、ちょっとクドかったかな。 でも全体的にさわやかなので、分量はあるけれど軽快に読める。 個人的には巴と義仲カップルをもっと書いてほしかったかな。ラブラブっぷりを。 って、この作家さんの方向性じゃないだろうけど ・・・この次は恋愛モノでも読むかなあ。 その前に下巻読んできます。 | ||||
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心の琴線に触れる本でした。構想の大胆さと全編を通じて感じる切なさ、物語の完成度どれをとっても最高でした。 ストーリーは多くの方が書評されていますのであえて言うまでもありません。 物語の映像が鮮明に浮かび、それに伴い自分の好きな曲が何度もだぶって涙を誘いました。 友恵、つまり巴が義仲を想う気持ち、義仲と巴が一緒になって吹雪のなかを義経に追われるシーン、 そこで馬に乗って先導する義仲が巴を思い振り返る、 義仲が絶命し馬から落ちるシーン、 矢ぶすまとなって果てる武蔵、巴が天に召されるシーン・・・ それらがまるで映画のように鮮明にイメージとなってきます。 感動は個人のもので、受け止め方も皆それぞれですが読むうちに 心のなかの映像にメロディが浮かんできました。 これらのシーンに無意識にオーバーラップした曲をご紹介します。 ひとつはS.E.N.S.勝木ゆかりさんのMoonLightというアルバムです。同じ曲を歌、ピアノ、バッキングトラックとあって、巴の切ない想い、武蔵が巴を想う気持ちが現われるところで重なって仕方がありませんでした。 もうひとつは倉本裕基さんのピアノ小曲、In An Old Castleで、「時」が淡々と進む感じと、巴が静かに息を引き取っていくシーンなど、「時」に立ち向かい流れていくトーンが、何とも原曲の古城を回顧する 雰囲気とマッチして知らず感情が高ぶってしまいました。 とにかく老若男女、皆さんに読んで欲しい。 いつもは読み終わると売ってしまうことが多いのですが、これはずっと手元に置いておきたい。思い出すだけで目頭が熱くなるのは私だけでしょうか・・・こんなに深い、こんなに切ない物語。浅倉さんの著書のなかで私はダントツ一押しです。 | ||||
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本当に感動しました。四日間の奇跡を読んで、浅倉さんはとても好きな作家さんになり、その2作目ということで大変期待していました。歴史物はあまり得意ではないわたしでも、もっと読んでいたいと思える作品で、完璧にはまってしまいましたね・・・。あれがこれとつながってたんだ!とか、あの時の!とか、この本すごいって思える部分がたくさんあって、色んなところで感動していました。 | ||||
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著者初の歴史物(とはいってもかなりの部分でSF、創作が含まれていますが)。 舞台は源平の乱世。上巻では、この時代へと誘われた現代のティーンエイジャー三人の内の二人、白石友恵と原口武蔵が、私たちの良く知るところの源氏物語・平家物語の歴史世界に巻き込まれていく様を中心に進んでいきます。 『現代の人間が過去にタイムスリップし、歴史の分岐点に遭遇する』というのは、歴史物SFではあまりにも使い古されたネタですが、大抵の作品では、飛ばされた現代の人間は、あくまでも脇役であり傍観者。歴史上の有名人の傍で日々を過ごしたとしても、後世には名も残らぬ役回りです。 けれどこの作品では、過去へと飛ばされた彼らは名を残します。その名は、彼ら自身も良く知る名、巴御前と武蔵坊弁慶。過去へと飛ばされた彼らは、初めは何がなにやら分からぬまま、予期せぬうちにその名を冠し、乱世を生きていきます。 彼らは当然その後の歴史の行く末を知っています。誰が政権を執り、誰が敗者となり、誰が生き残り、誰が死ぬのか。彼らはそれを知っています。そして自分がその名を冠した歴史上の人物が、どういった人生を送り、どういった最後を迎えるかも分かってしまっています。彼らは史実の通りに乱世を生きるのか、それとも歴史を変えるために奮闘するのか、そして彼らは元の時代へと戻れるのか。この辺りが見所となってきます。 あえて批評させていただくと、この過去へと飛ばされた友恵と武蔵、順応力が高すぎます。あっと言う間にその時代にの生活に慣れ、言葉遣いなども変わっていきます。この順応の早さには少々違和感を感じました。 P.S. この作品に登場する白石友恵は、著者のデビュー作『四日間の奇蹟』に、詳しく言及はされていませんがおそらく彼女だと思われる女の子が登場しています(剣道をしているお転婆な女の子とあるだけで、実際には名前も顔も登場していませんが)。探してみてはいかがでしょうか? | ||||
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読まないほうがいいかも。特に後半、切なくてたまらなかった。歴史が、時が、どこに向かって流れていこうとしているのか、わかっているのにそれをどうすることもできないもどかしさ悔しさ。精一杯今を生きることしか道は残されていない。電車の中で読んでいて何度も泣きそうになって困りました。ただのタイムスリップものとは違って、歴史小説としてもたっぷり楽しめました。 | ||||
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小説やドラマ等の『時代劇』に出てくるキャラクターが口にする話し言葉は、 現代語に訳されているという事実を知らない人はまずいないと思う。 それっぽいセリフを書くことで当時の雰囲気を出すことは時代劇や時代小説の お約束であり、それを「リアリティーがない」とケチをつける事は、 よほどの変人でない限りしない。 ようするに、江戸時代であれ戦国時代であれ、その時代だけが舞台に なっている限り、読者や視聴者のレベルに合わせて登場人物が現代語を 話すのは問題ない。 しかし、である。 過去にタイムスリップした現代人がその時代の人間と現代語風に会話するという シチュエーションは、絶対に有り得ない。ギャグ漫画ならともかく、 まともな「文学」であるなら決してやってはいけない。 幕末あたりの江戸なら、なんとか許容できるだろう。 しかし戦国時代、そしてこの小説の舞台となっている鎌倉時代ともなれば、 まず言葉など通じるわけがない。現代の高校生が鎌倉時代の人間と コミュニケーションなどとれるわけがないのである。 もう一度言う。 鎌倉時代を舞台にした小説の中で、鎌倉時代に生きる登場人物たちが 現代語を話すのは一向に構わない。 吹き替えの外国映画と同じ理屈だからだ。 しかし平成時代の高校生と鎌倉時代の人間が会話することなど、絶対にありえない。 英語をしゃべれない日本人が、アメリカ人といきなり流暢に会話するようなものである。 作家としてやってはいけないミスを犯して書かれたこの本は、批評するにも値しない、 つまりは文学賞の一次審査すら通ることのない小説以前の代物である。 | ||||
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上下巻とも読みましたがこちらに上下通しで。 2004年に単行本として出た物の文庫化のようです。 現代の高校生・友恵と武蔵が平安時代末期へとタイムスリップさせられ、それぞれが木曾義仲の妻巴御前、武蔵坊弁慶として生きることになります。 主にこの二人の生涯を核に、二人にかかわる人々や平安末期の世が描かれています。(とはいえ創作の部分も多いようですが) 最初はタイムスリップといい二人の順応性の高さに少し「ありえないだろ」と思いもしました。しかし次第にそんなことはどうでもよくなっていきます。 友恵や武蔵が知っていたように義仲や弁慶の最期は比較的有名で、私も知ってました。 抗おうとも、歴史や国語の授業で知った最期へと、気がつけば歴史通り進んでいる自分達の生。その不安。 しかしそこには喜びもまたあったのでした。 上下巻で割と長いです。読んだ方の中にはイマイチでした、という方も結構いらっしゃいます。しかし気になった方はぜひ読んでみてください。 私にとっては巴と共に人生を旅したような、そんな力のある作品でした。 | ||||
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雷に打たれて、気がついたら・・・。タイムスリップした時代の中で自らの運命(さだめ)を受け入れひたむきに生きる主人公3人の姿に、切なさと涙をこらえながら読み進みました。次第にフィクションと言うより歴史小説を読んでいる様な感覚になります。上巻ではまだまだ結末が予想できず、とにかく先が気になる作品です。 | ||||
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自分と同じ女性ということもあってか友恵の物語には感情移入して何度も涙しました。 歴史が得意でもないわたしがこの本を読めたのも彼女がどうなるのかが気になったおかげです。 他の男子2人ですが、武蔵の場合は彼の意思が分かりにくくてうまく話に入り込めませんでした。 志郎は主人公の一人ではなくむしろ他の登場人物の一人としての役目を果たしているように感じました。 突然過去に飛ばされて、しかもバラバラになってしまい、右も左も分からない3人が それぞれこの時代でどのように生き、絡み合っていくかがこの物語の見所だと思うのですが、 思ったほど直接関わらないので友恵と関わりの無い部分は退屈で読み進めるのに苦労したのも事実です。 あまりに壮大なスケールは、作者が巻末に書いているように手塚治虫氏の「火の鳥」の影響が濃く現れています。 序盤のとっかかりと設定があまりに素敵なだけに、もう少し全体として完成度が高いものができたのでは、と 惜しい気もしますが、わたし個人は話の先が気になって(どんなラストなのか気になって) 読むのを止めれないほど楽しめた作品でした。 | ||||
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