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騎士の盃



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騎士の盃の評価: 3.00/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

H.M卿最終作にして終始愉快な笑劇

ほぼ愉しいディケンズ小説ヘンリ卿版と思っておけばよろしい。
一応は密室物の体裁ではあるが、殺人事件はない。一番の物理的被害者は、「にょろにょろ蛇くん」ことマスターズ主任警部である。
また、過去作でヘンリ卿と相性ばっちりの執事ベンスンも再登場し、我ら読者をなごませる。

作者はヘンリ卿に豊かにして幸福な引退生活を用意してくれた。卿はその悪鬼のようなチャリティリサイタル用のがなり歌声で犯人を罰するのである。

ヘンリ卿がとんでもない悪戯をすればするほど喜ぶ読者のための快作であり、間違っても本格ミステリと考えて読んではいけない。
騎士の盃 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-10)Amazon書評・レビュー:騎士の盃 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-10)より
4150704104

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