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鉄鼠の檻
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【この小説が収録されている参考書籍】
鉄鼠の檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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これはお坊さんの話なので、名前がお坊さんの本名と二つあります。そんなの覚えきれません。でも面白かったです。 | ||||
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久しぶりの京極夏彦氏のシリーズ、読了。800ページ越の長編をよく読めたと自画自賛。今回は、宗教色が強く、延々と、宗教の講義が繰り広げられた。なお、期待するほどの、殺人の動機が薄く、ちょっとガッカリ。長すぎる弊害かも。 | ||||
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本シリーズはかなり専門的な知識が披露されますが、今回は仏教であり、ついていくのに苦労しました。 前2作と比較すると派手さは抑え目で、少し現実的です(と言っても、その他のミステリと比較すると十分非現実的です)。 厚いのを苦にしなければ、魍魎ほどではないにしても、本格ミステリファンは十分満足できます。 | ||||
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本シリーズはかなり専門的な知識が披露されますが、今回は仏教であり、ついていくのに苦労しました。 前2作と比較すると派手さは抑え目で、少し現実的です(と言っても、その他のミステリと比較すると十分非現実的です)。 厚いのを苦にしなければ、魍魎ほどではないにしても、本格ミステリファンは十分満足できます。 | ||||
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冒頭から1作目『文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)』の久遠寺老人が登場することからも分かる通り、この作品自身が1作目の正当な続編ともいえる内容でした。 しかし、ミステリ作品としての内容はどうなのかなという感じでした。 まず、禅についての解説。 私自身この作品を読むまで、真面目に考えたことがなかったので、この解説が分かりやすいかどうかというのは正直分かりません。仏教用語が飛び交う中での解説は、霧の中での道案内のようなもので、分かったつもりになったようでも、二度目に一人で考えると迷宮にはまっていくように感じました。 次に、殺人トリックと動機。 トリック自体が存在しているかどうか怪しい本作でありますが、どうもあっさりし過ぎている感じがしました。真犯人も予想内というか、そんなところだろうな薄々予感できる人物で、その程度なのかと肩透かしをくらった気がします。動機も釈然としないし(私が作品内の禅を理解しきれていないともいえるかもしれませんが)、ミステリ作品としては凡作だとハッキリ感じてしまいました。 最後に、振袖少女。 さすがに、あれはないでしょうというところで話が終わってしまい、描写が不足していると感じました。エピローグでもいいので、もう少し踏み込んで描いて欲しかったと思います。ただこれは邪推かもしれませんが、京極堂(作者)が挑んだ「禅」というものが小説で扱うには大きすぎる内容だったので、こういった部分が希薄になってしまったのかなという気もします。 全体としては、がっかりした印象拭えない本作品ですが、1000ページ以上の作品でグイグイ引き込んでくる筆力は本物だと思います。ただ、今作品では、作中で不思議なものは殆ど無いのに、例の決め台詞に結びつけようとして強引になってしまったのかなと思います。長々と書きましたが、次回作以降への期待が薄らぐほどの作品ではないので、今後に期待しようと思います。 | ||||
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ミステリーが好きなだけの人にはイマイチだと思います。 というか、キャラがの魅力が完成されていなければとても読み続けられませんでした。 禅自体が難解であり、それにまつわる膨大な知識を膨大なページ数に詰め込んだ結果 娯楽作としてはギリギリのラインの話運びになってしまったようです。 このシリーズは1作目から順番に読んでいるのですが、 もともとミステリーとしてはわりと強引なところがあったので、さほどそこには 期待していませんでした。 それにしてもこの作品はしんどかったです。 キャラが完成された箱の中での冒険なのかもしれませんが、ちょっと長すぎました。 次の作品もこの調子でしたら、このシリーズからリタイアしようと思います。 | ||||
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ほとんどの知識は、マンガとミステリ小説から学んだ。 それ以外に知識の吸収のしようがない、と思う。 薀蓄たっぷりの京極堂シリーズは、う〜〜ん、こりゃあミステリではなくマンガだろう。 しかもギャグマンガだ。 理屈を操るギャグ。 哲学の深遠はギャグマンガに通じるものがあるので、什麼生説破が理解できなくても、その感覚を味わえればいいと思う。 つーか、理解できるか!こんなもん! 全然、理論になってない。読んでて苦痛を感じるくらいでした。 ・・・・でも、それが京極堂だから。 壮大なる暇つぶし。 それにしても、解決シーンの京極堂の登場を読むと常に、必殺のテーマが流れてしまう。 おもしろすぎる。 | ||||
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梗概はレビューと他のカスタマーの方にお任せして、この本を手にした感想を率直に申し上げましょう。1.重い。手首が疲れる。2.分厚い。鞄がブタになる。3.分厚いのを開いて読むので、背表紙が折れる・・・従って、私の中でこの本は「どすこい(本物)」と呼ばれるようになりました。本の背中の部分を見てみるとわかりますが、綴じ方も普通の文庫とは明らかに違います。 なぜ上下巻にわかれないのかずっと不思議だったのですが、本当のところ、京極さんが分けるのをお嫌いになるからだそうです。でも・・・嫌がらせよね・・・これじゃ・・・。どすこい。 | ||||
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