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冥闇
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冥闇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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24年前に起きた一家惨殺事件。一人助かった末娘のリビーも31歳になる。犯人として刑に処されているのは長男のベン。 その後真面目に働く意欲もないリビーは手癖も悪く、性格も決して良くない。そして殺人捜査のマニアたちで作るクラブからこの 事件の真犯人探しに協力することで金を稼ごうとリビ-は動き出す。自分の証言で兄のベンを有罪にしてしまったという 罪悪感と、兄以外に犯人は考えられないという信念の間で揺れ動くリビー。リビーの真犯人探しが始まる。なかなか面白い プロットで意外な展開と結末を期待させたが、もう一つ意外な結末が待っているわけではない。悪魔祓いの儀式として 描かれるおどろおどろしい描写などで読者を驚かせるが、展開としては面白くない。女性作家だけに主役や脇役には 女性が多いが、ほぼすべて性悪だ。そして彼女らがのさばっていく感じが不愉快さを残すだけで、もう一つ戴けない。 やたら暗くて、救いのない作品というのが印象だ。 | ||||
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幼少期に陰惨な体験をした少女が徐々に人に心を開いてゆく過程は楽しめた。しかしなぜこんな陰惨な事件が起こったかが、後半ご都合合わせにみえてしまった・・・ | ||||
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一家殺人事件を少女が唯一の生き延びる。 その少女が大人になった女性が主人公。 この人物描写がなかなか良い。 生きることに捨て鉢でありながら、それでも生に必死にしがみについているリアリスト。 話は現在と過去を、主人公、容疑者の兄、母親、計三人の視点から描かれる。 その過去は、事件の前日なので、なかなかスピード感がある。 徐々に絡み合いながら、過去と現在が段々と収束していくのが面白い。 それぞれ単体でもちょっと読ませるくらい。 ただ、それにしてもちょっと文章が長い。 その描写の丁寧さがたまらない、という人が多数派かもしれないが。 ラストの真相も、悪くはないが、正直もう一捻りほしかった。 ゴーン・ガールも含めると、これから凄い作家になる可能性はある。 警察小説じゃなくこの手の話をやるのは好感が持てる。 | ||||
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