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(短編集)
あなたに似た人II
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あなたに似た人IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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元々は一冊の本だったのを新約版になってから、各200ページ強の上下2巻に分けて販売しているわけですが、下巻(第2巻)の方は、上巻(第1巻)と比べると、上流階級の空虚なスノッブさを嗤うブラックユーモアとは趣を異とする話が多く収められています。 自動小説製造機の話は、本の出版後50年以上経った現在、AIによっていよいよ現実化されようとしているのが感慨深いものがあります。1950年代はコンピュータが大きく発展した時代でもありますが、小説家であるロアルド・ダールはどんな想いでこれを書いたのでしょうか? 後半を占める長編の「クロードの犬」はイギリスが舞台ではありますがスタインベックの「二十日鼠と人間」を彷彿させるような田舎の荒廃した人間の精神を描いています。第1巻にも「兵士」だけが異色の話でしたが、「クロードの犬」は不必要に気持ち悪く、ストーリーの起承転結がバラバラで、正直、何でこんな話を入れたのだろうと思いました。敢えて自動小説製造機で作れそうにない話を作って小説というジャンル自体を嗤ってやろうというダールのシニカルさがそうさせたのかも知れません。 いずれにせよ、この「あなたに似た人」は上下2巻に分けて販売されているので、わざわざ第2巻にはお金を払って買わなくてもよいかと思います。 | ||||
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Ⅰに続き購入しましたが、先がほぼ読める内容で少しがっかりです。 | ||||
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買って良かった。 面白い。 | ||||
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内容は一切申し上げませんが、私に「だまされた」と思ってお読みください。 あぁよかった!こんな本を知らなかった私って・・・と思い、絶対他人に勧めたくなる”一品”!です(^^。 中でも「味」「南から来た男」は超有名です。 | ||||
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短編小説の洗練された構造に惹きつけられる。とにかく面白い。あの星新一さんが、最も影響を受けたと言われている作家。おすすめです。 | ||||
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原題Someone Like You(1953年刊) [収録作品] サウンドマシン 満たされた人生に最後の別れを 偉大なる自動文章製造機 クロードの犬 ああ生命の妙なる神秘よ(追加収録) 廃墟にて(追加収録) 新訳に際して田口俊樹という熟練の訳者を得たことは大いに慶賀すべきだ。 従来の田村隆一訳が名訳であったとはいえ、語彙や会話の言葉選びが月日を経て古びることは如何ともし難い。 ダールの人生のエッセンスや断面を切り取ったような、誰にでもある悪意や残酷さを描いた作品は時代を超越して読み継がれてしかるべきであるから特に意義深い。 ただし新訳に際して二分冊にしたのは、追加収録の二作を含むとはいえ残念。 「ああ生命の妙なる神秘よ」はいかにもダールらしい艶笑的な法螺話。 「廃墟にて」はダールには珍しいSF。僅か2ページの掌編だが世界の終末を淡々と冷ややかに描いた傑作。 | ||||
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