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(短編集)
江戸川乱歩傑作選
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江戸川乱歩傑作選の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 41~60 3/5ページ
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江戸川乱歩の小話が沢山載って居てとても読みやすかった。気に入って居る。 | ||||
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価格設定に、中古市場価格とのギャップがありすぎるような・・ 文庫版が相当出回ってるんでしょうという考え方もできますが。 | ||||
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20年前に 買った乱歩にもどったような 面白さに 満足です。。また 他の本も買いたいです。 | ||||
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学生の時に読んだけれど再読。再びワールドにはまりました・・・・・・ | ||||
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まず、自分が読みたいと思っていた、D坂の殺人事件、屋根裏の散歩者、人間椅子、芋虫、が一冊の書物がで読めたということと、もう一つは、古本で安く手に入れることができたこと。さらにつけ加えるならば、江戸川乱歩の「発想のおもしろさ」、例えば、屋根裏から他人の秘密をのぞくということ、椅子の中に人が隠れるという発想、両手足のない主人公を登場させるということ、その他、発想がおもしろいと思いました。 | ||||
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江戸川乱歩は子供のころに読んだかもしれないけど、大人になってからは初読。単純なミステリーではなく、猟奇的というか、不気味というか、とても大正時代の作品とは思えない面白さでした。「屋根裏の散歩者」「人間椅子」がいい。 | ||||
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江戸川乱歩の面白さを凝縮。短編九話。二銭銅貨、二廃人、D坂の殺人事件、心理試験、赤い部屋、屋根裏の散歩者、人間椅子、鏡地獄、芋虫。どれか一つ興味が涌くはず。解説荒正人。解説によると著者は、「三重県名張町生まれ、愛知県立第五中学(後の熱田中学)を卒業」。参考のため調べた。熱田中学は、後に熱田高校になり、瑞陵高校になっている。現存する熱田高校には繋がっていない。三重県出身。新潮百冊。 | ||||
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江戸川乱歩にぴったしの表紙だ。 江戸川乱歩の作品は夏にはぴったりである。 私は心理試験が特に好きで、日常生活にも結構役に立っています(???) しかし、江戸川乱歩の作品が2016年には無料で読めるようになると思うと、今は亡き、江戸川乱歩先生に申し訳ない気持ちになる。 | ||||
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いまさら、しかも私のような素人が書くまでもないのですが、読み応えたっぷりの傑作選。 何度読んでもおもしろい。 言葉使いと言い回し、物語の順序、テクニック、知識。そのすべてが素晴らしく、時代背景の古さなど忘れてしまうほど、のめり込んで読めます。 この本を読むと、最新の、たとえ話題となる小説であっても、稚拙な構成・文章であるか? に気づかされますね。 | ||||
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『芋虫』(江戸川乱歩著、新潮文庫『江戸川乱歩傑作選』所収)は、戦傷で芋虫のような体になってしまった男と、その貞節な妻の妖しい物語である。 「このような姿になって、どうして命をとり止めることができたかと、当時医学界を騒がせ、新聞が未曾有の奇談として書き立てたとおり、須永廃中尉のからだは、まるで手足のもげた人形みたいに、これ以上毀れようがないほど、無残に、無気味に傷つけられていた。両手両足は、ほとんど根もとから切断され、わずかにふくれ上がった肉塊となって、その痕跡を留めているにすぎないし、その胴体ばかりの化物のような全身」は「まるで、大きな黄色の芋虫であった」。一方、「このごろめっきり脂ぎってきた」30歳の妻は、「自分のどこに、こんないまわしい感情がひそんでいたのかと、あきれ果てて身ぶるいすることがあった」。 乱歩の倒錯的な世界を垣間見せてくれる作品である。 DVD『キャタピラー』(若松孝二監督、寺島しのぶ・大西信満出演、ジェネオン・ユニバーサル)は、『芋虫』を下敷きにしている。 | ||||
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まさに傑作選だと思います。 どの作品も面白いです。私は本書で江戸川乱歩にハマりました。 正統派の推理物から乱歩独特の怪奇物まで収録作品がバラエティ に富んでいるのがいいです。ここから自分の好みを見つけて、 他の作品を探していくのがいいでしょう。 ちなみに、私のお気に入りは「人間椅子」と「芋虫」です。この 二作品は衝撃的で、強烈に印象に残りました。 | ||||
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何故、私は江戸川乱歩を手に取ったのか??? 忘れたド忘れしたけど理由があった。 で、初心者向けということで本書を手に取りましたが、別の情報ではこれが本当の乱歩の傑作選ということ・・・ 乱歩はこれしかない・・・ということは寂しいことだけど、情報収集しているうちにそうでもないと知りやや安堵・・・ まあ、初心者向けと仰る方々いますが、これで乱歩WORLDにはまるのは間違いないでしょう。 そういう意味,狙いにおいて、これは初心者向けですm(_ _)m | ||||
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夏の夜にこの本を読むと何とも雰囲気がマッチしている。 傑作選だけあって、すべて30〜40ページの短編でタイプも全て違う。 一番気に入ったのは二廃人である。 これは怖い話として人に話したくなる。 その他の作品も全て味わいは違うが面白かった。 娯楽性に富んでいるので江戸川乱歩を読んだことない人も難しく思わず気楽に手にとって欲しい。 夏の夜は怪談。稲川淳二より江戸川乱歩をお勧めしたい。 | ||||
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小学校の図書係の頃から、何度も読んでいる江戸川乱歩。 あまりにも思い出が深すぎて、まだ心の整理が出来ていないのですが、そのうち纏めてみたいかなぁ、なんて思っています。 何分、日本で文豪といえば 「大谷崎」か「江戸川」か といわれる双璧の一方を成す巨人ですので、いやはや滅多なことは言えない。 こわいこわい……。恐れ多くてチビりそう。 とりあえず五つ星に貢献したくて暫定評価をつけときます。 | ||||
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日本の探偵小説の原点ともいわれる江戸川乱歩の傑作を集めたというだけはあり,どれも味わい深い作品でした. 古い作品なので歴史を感じさせる部分もあったり,展開が読めるものもあったりしますが,この分野の原点であることを考えれば当然であるといえます. 最も印象に残ったのは,最後の「芋虫」です. 淡々とその容姿を語っているところが余計に不気味さを増しているといえます.文章から得られる情報から想像される風景と「芋虫」という表題が,その雰囲気を増幅させていきます. 怪奇分野での傑作に相応しい作品だと思います. | ||||
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表紙がいいからさ、つい買っちゃったよ。 黒素敵(^^)v 日本の本の体裁、素晴らしいのよね。文庫化技術も凄い。 日本人って、やっぱ面白い(;^_^A で、内容ですが、すごく良い! エログロナンセンスの極みだよね。 ガロ、みたいな(;^_^A 大好きな世界観なんで、ハマりました(^^ゞ いやぁ、人間椅子とか鏡?だっけ? も、いいんだけど、 芋虫が最高! 傑作! オゾマシイ〜(;^_^A 乱歩の蔵書、羨ましい。エロい! やっぱ、それ、集めるか、と。 文人のエロスとは、こういうことかと感心する。 まあ、いわば、エロ本集めを高尚にやるとこうなる、って感じかな(;^_^A | ||||
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この赤と黒の表紙の版は昭和35年初版のもので、 これが一番執筆当時の雰囲気を出していると思う。 掲載作品は、 二銭銅貨・二廃人・D坂の殺人事件・心理試験・赤い部屋・ 屋根裏の散歩者・人間椅子・鏡地獄・芋虫 という、江戸川乱歩を代表する名作中編が勢揃い。 これで代表作がひととおり読める。 | ||||
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江戸川乱歩は、やはりミステリー界の偉人です。 この選集をよめば、それが手っ取り早くわかります。 久々に読んだが、独特の世界観や、雰囲気を感じることができた。 | ||||
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九つの作品からなる短編集です。 中でも個人的に好きな作品についての紹介的感想を書きます。 『ニ癈人』 各々違った理由(身体面と精神面)で社会からドロップアウトして久しいふたりの人物が、偶然に出会い対話をするところか始まります。その設定だけでワクワクするのは私だけでしょうか。 『赤い部屋』 ネタばれになるといけないので多くは書けませんが、怪しい雰囲気が魅力の作品です。 『人間椅子』 奇想天外で変態チック。ある意味では子供が持つような柔軟(?)な発想力なしでは思いつかないアイデア。大人になると消えてしまう類の好奇心を持ち続けた著者故の着想と言えるのではないでしょうか。 『鏡地獄』 科学的好奇心をそそられる作品。読後今も尚気になっていることがあります……。 『芋虫』 著者はこの作品で人間的実存の限界を探っていたのかもしれません。 妻が夫に抱く異様なエロスについては驚かされましたが、そういうものなのかも知れないなあ、と感じました。また排他的社会を批判する面は現代にも通じるのではないでしょうか。。 | ||||
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極上の短編集。探偵モノから怪奇・グロまで、バランス良く収録されていて乱歩という作家がとても良く解る。人間の深層心理の簡潔な描写力が乱歩の魅力だと思う。特にグロさは、川端康成の『眠れる美女』や谷崎潤一郎の耽美的純文学の域で、人間の刹那を感じる。娯楽芸術の領域にいる大作家の魅力満載の文字通り、傑作選。去年購入した限定カバー本も既にボロボロ。『心理試験』と耽美の極み『芋虫』がマスト。一番読んでる本の一冊かも… | ||||
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