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五分後の世界



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【この小説が収録されている参考書籍】
五分後の世界
五分後の世界 (幻冬舎文庫)

五分後の世界の評価: 3.96/5点 レビュー 128件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 81~90 5/5ページ
No.10:
(5pt)

かっこいい

五分後の世界では、日本国がかっこいい。国民ゲリラ兵士がかっこいい。
シンプルな原理に基づいて生きている。
頭がよく、身のこなしもすばらしい。
ちょっと出てくる中学生の姿も印象的だった。
小田桐がもといた世界(現実の日本)のみっともなさを思い、情けなくなる。戦闘描写について賛否両論あるようですが、私は、村上龍天才!と思いましたよ。においがしそうな、地面の揺れが伝わってきそうな、ものすごい文章表現力。
五分後の世界Amazon書評・レビュー:五分後の世界より
4877280049
No.9:
(5pt)

純粋にすごく読んでいてわくわくした。

本当の事が読める本です。「意味もわからないのに、外国の歌のリズムにのって歌う子供達」「アメリカで良しとされるものが、手放しで歓迎される国」。。。。日本は有史以来、外国とマトモにつき合った事がほとんど無かったために~ なんて文章も出てくるけど、まったくその通り現実の日本は今でもそうだし、そのために一部の人はものすごく苦労にてるんだぞ?もっとも困るのは、日本のあらゆるメディアが外国に、日本の正確な情報を絶えず宣伝、送信しない事です。今現実にヨーロッパ人の一般的な日本の知識は芸者、サムライ、すし、終り。これがGDPワールド2の実力か?
と、ここでは書き切れないほどの感情的な言葉が押さえようと思ってもでてしまう本です。 五分後の世界は、真面目に歴史や、外国との関わりについて考えざるを得ない人にとっては、かなり嬉しい一冊ですね。タイトルには、あんまり意味は無いんだけど、もし日本が第二次世界大戦で降伏しなかったら?って作品ですね。。日本国軍がブラッドレー戦車やアパッチと戦います。五分後の日本人はみんな賢く、プライドに満ちています。そんな世界に紛れ込んでしまった人の話。こうゆうのが貴重なファンタジーだってゆーんです。(笑)
五分後の世界Amazon書評・レビュー:五分後の世界より
4877280049
No.8:
(5pt)

現在へのアンチテーゼ

時間が五分ずれているもう一つの日本は、人口が26万で地下都市に住み、国連軍を相手にゲリラ戦を続けているが、人々は質素で誇り高い。どんなに不況だと騒がれても、現在の日本の方が物質的に恵まれているはずであるが、心の有り様の違いはとても大きく見える。『五分後の世界』の日本人は単純な原則に従って勇敢に行動し、読んでいて痛快である。ストーリー展開よりも、もう一つの日本人の有り様を楽しむべき作品であろう。あるいは、現在の日本人へのアンチテーゼとするべき作品である。
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No.7:
(5pt)

時計を五分進めてみるという行為

読む前は、村上龍が「歴史のイフ」あるいは「パラレルワールド」に挑戦したのかなぁ、などと漠然と感じていた。ノベルス系で有象無象あふれている「仮想戦記」の龍バージョン? と。 しかしもちろん、そこは村上龍である。本土決戦決行後の日本を描くとは……。本土壊滅後もゲリラ戦を技術力、そして勇気とプライドでサバイブしていく(もう一つの)日本人たちの姿は、爽快にして鮮烈に印象に残る。颯爽とした兵士たち、カッコいいんだな、コレが。 だけど、現代日本というか、戦後民主主義へのイラ立ち、絶望は、決して「ぷちナショナリズム的」じゃぁ、ない。小説家の矜持を持ってスマートに描かれているのだ(主人公・小田桐がのぞく「五分後の世界」の歴史教科書をご覧あれ!)。 執拗な戦闘シーンの描写には意見が分かれるところだろうが、私は是。あの迫力、リアリティこそが、読者の時計を「五分進め」るスイッチなのではないだろうか?
五分後の世界Amazon書評・レビュー:五分後の世界より
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No.6:
(4pt)

作者の実験に付き合えるか

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No.5:
(5pt)

戦うことが当たり前の世界

1945年に降伏しなかった日本は、地下大本営がきっかけで作られたアンダーグラウンド(UG)で国連軍と戦い続ける。26万の精鋭日本国民と、一部の認められた準国民、退廃した非国民と各国の移民政策により生まれた混血児。
生き残るために戦うことが当たり前のUG兵士と、アメリカ文化の下で従属的な「平和」を謳歌する現代人の対比が強烈です。
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No.4:
(5pt)

グローバルワイドな共時性

村上龍の小説の中で最も好きな作品に数えています。
暴力描写や日本的体質への批判より何よりも、この平和ボケの世界に住んでいるのに実になぜだか世界の「最前線にいる」「命の危機に瀕している」「命の是非をも問わない程重要な意志目的を抱いている」「ゲリラ活動をしている」人々と同じだと感じる私の奇妙な共時性をくすぐる貴重な一冊だからです。ここまで文章に表現できるものなのかと、感服しました。
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No.3:
(5pt)

戦う国家

主人公、小田桐は気がつくと森を歩いていた。そこは、この世界より5分進んだ世界であった。
はじめは戸惑いながらも生きていく小田桐が、もとの世界に戻るためにUG軍と行動を共にする。自分の生活を根底から覆す「5分後の世界」。小田桐と自分を重ね合わせる事によって今の自分への甘えをつくづく感じさせられ、『生きる』ということも考えさせられる。
一度は読んでみる価値あり。
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No.2:
(4pt)

地下の理想郷

主人公小田桐は、パラレルワールドに迷い込む。 その世界では、日本は第2次大戦で降伏せず、日本全土が占領されている世界であった。その世界では、日本人は世界最高の科学技術を有し、地下に「アンダーグラウンド」と呼ばれる広大なトンネル網を張り巡らせ、地上を占領している軍に対してゲリラ戦を挑んでいる。とにかく圧倒的な戦闘場面の描写に圧倒されました。まるで本から血のにおいが漂ってきそうなほどです。 この本を読むと、自分が甘えていることを自覚させられます。
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No.1:
(5pt)

ドラゴンの最高傑作

私にとってはこれが村上龍の最高傑作である.特に地下世界で使われる教科書を主人公が読むシーンが一番好きだ.続編の『ヒュウガウィルス』も面白い.
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