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コインロッカー・ベイビーズ



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コインロッカー・ベイビーズの評価: 4.11/5点 レビュー 177件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全177件 81~100 5/9ページ
No.97:
(3pt)

Wild ride toward oblivion

Well, I hardly know where to begin, but I'll keep it short. I bought this because I am fascinated by Japan's abandoned Hashima Island (or, "Ship Island"), where a portion of the story takes place. (See: http://en.wikipedia.org/wiki/Hashima_Island) Sometimes interesting - especially the island parts - but usually strobe-light fast plot devices and characters that are difficult to engage in. The overall tone for me was apocalyptic-sociopathic-emo. An exceedingly wild and improbable ride. I think I'm just too old for it.
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.96:
(4pt)

ファンなら

村上龍のファン向けかな!?
彼独特の表現が好きな方は是非!

内容は面白かったです。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.95:
(4pt)

今のところ…

まだ途中までしか読めていませんが、なかなか面白いです。
前半には結構過激な描写があるので、飽きません。
私は、「小説」となると、淡々と日常を書いているような内容よりは、ある程度過激な内容の方が好きなので。
映画になると、ほのぼぼ系の方が良かったりもしますが…。
この小説の内容も良く知らず購入しましたが、良かったです。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.94:
(3pt)

難しい

まだ途中ですが、難しいですね。気持ちも少し暗くなります。。。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.93:
(5pt)

衝撃的なキャラと展開の連続!

今まで呼んだ中で最高に良かった小説と言える作品!
最初から引き込まれ、
予測不可能なキャラたちが予測不可能なストーリーを展開する。
キャラも、プロットも、語りもすばらしい。
読むべし!
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.92:
(5pt)

1980の世界

まず本書に載っている解説について。
他の方のレビューを見ると、金原ひとみ氏の解説の評判が悪いが、
僕はあの解説(未読の方にはなんのことやらだろう)はアリだと思う。
作家の経歴やエピソードを書き込むことだけが解説の仕事ではないのだから。

内容について。
説明不要の傑作である。
コインロッカーの孤独な子供、キクとハシ。
美少女モデル、アネモネ。
謎、ダチュラ。
退廃的な街、未来のイメージ。
これは単なる不良の文学ではない。
あらゆる方向に放たれたヴィジョンであり、我々が受けとるべき戯れの表現である。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.91:
(5pt)

Coin Locker Babies

A most fascinating, imaginative book that takes the reader so many places it is almost dizzifying. Highly recommend it to fans of the contemporary Japanese novel. Murakami fans such as myself would enjoy.
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.90:
(5pt)

Awesome Story!!!

It is hard to describe this book without giving the plot away. Yet, I can say that once you start reading this book it will be hard to put down. I read that there was a movie in the works for this book but I have not heard anything about it for a while now. Its probably better that they don't turn this book into a movie. It will take away its intensity.

The translation of this book is pretty good for the most part but every once in a while you will come up with something that might sound a little bit off. If you have lived in Japan before or are famliar with Japanese culture this will make sense to you. If you are not these minor things do not affect the story overall. This book is very graphic and some of the violence and even the sexual acts in here might gross some people out.
Keep in mind this is the same writer that gave us Audition and Almost Transparent Blue. I recommend this book 100%. Ryu Murakami is awesome!
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.89:
(5pt)

Ryu Murakami: dark and precise

An amazing book, so far. I haven't finished it, but I love RM's writing style, characterization, and the heartbreaking quality of the stories behind each person.
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.88:
(5pt)

新しいことを始める人たちに向けたスパイシーな作品

本書を読んだのはもう十年以上も前になるが、改めて読み直して感じたことは
アルコール度数の高いウイスキーを飲んだ後の酩酊感に似ている。
それは言葉とその情景の情報量に、読者が受け取れる許容量を圧倒してしまう
からだ。

作者の文脈には、読者を興奮状態に惹きし快感を刺激する作用が意図的に仕組
まれている様に思われる。それがこれだけ長い長編小説であるにもかかわらず
ひといきに読めてしまう要因に感じられる。

作品は復讐の話だが、そのグロテスクな内容および登場人物とはかけ離れて奇
妙なくらいに人間の信頼関係を緻密に描いている。昔、追い詰められた状態の
なかで本書を初めて読んだとき、キクやハシの境遇と自分を重ね背中を押され
るような勇気をもらったことを思い出します。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.87:
(5pt)

amazing

Having read all of Murakami`s other books, this his first i believe i read last, and it is probably his best? difficult to say as i love Piercing also, but this book is a psychedelic onslaught on the brain, every page is dripping with detail, and Murakami takes you to some amazing places, so descriptive, nothing is lost in translation, this book you will not be able to put down! As far as telling you what its about, nah, read it yourself!
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.86:
(4pt)

Worth Reading

I was very excited about getting this book, my first book by Ryu Murakami! So when I got it, I dove right into it. This book has its pros and cons, like most books, of course. First, the characters are so insane but lovable, I find myself (even after finishing the book) thinking about them. This books hows the true grittiness of Tokyo, Japan. Sex, drugs, and music make a perfect match, don't they? Sometimes I DID get annoyed with some of the characters because of their actions, because this book is very twisted, very dark, most of their actions weren't very....good. I couldn't put it down for the first few days, but as I reached towards the middle, I realized: Wow, this book kinda drags on. Yes, the book goes a bit slow, and there can be boring parts...I put the book down for almost two weeks without reading it. Then I picked it back up and became engrossed again. So it took me a little while to finish it. But in the end, the book was fantastic and now I'm a strong supporter of Murakami. Please note that this book is highly disturbing and have sex and drugs in it, so it's not good for children. I know wish they'd make this book into a movie, because I'd definitely watch it! I suggest getting this book if you're into deep, dark, psychological books with meaning. :)
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.85:
(2pt)

何かありそうで何もない小説

他のレビューは概ね評価が高いが、果たしてそんなに優れた小説だろうか? 才能がほとばしる文章にだまされてしまうが、中身が何もない話だとぼくは思う。とにかく奇をてらった場面が次々に現れるが、ただ作者の才能がほとばしるイメージを次々に見せつけられているだけ。でも話の展開の辻褄の合わないところや無駄なところが暴力によって片付けられてしまうのは、妙に現実的である。暴力は小説作品の欠陥をも暴力的に片付けていってしまう。この小説に価値があるとすれば、そこだろう。作者は暴力的な描写によって、作者の限界や怠慢をも暴力的にうやむやにしてしまうことができるのだ。それを知った、この小説で。
キクとハシの子ども時代と、キクとアネモネの出会い、このあたりまでは言葉と描かれた世界がぴったりとはまっていて、魅力的だった。でもキクが函館の刑務所に入りそれから南の島へ行く展開があまりに最初にあった作品の世界観から離れてしまっているようにぼくは思う。それと、この作品は幻想的な場面とリアリズムの場面が奇妙に並立していて、それが一貫性のなさを感じさせる。でもそれを目指したのなら前半は成功しているといえる。前半の現実と幻想が奇妙に入り交じっているような世界観には混沌こそがふさわしい。でも後半はダチュラを探しに行くという一貫したストーリーの展開がかえって当初の作品の世界観を台無しにしてしまっているようにぼくは思う。
他のレビューにあるようにコインロッカーに捨てられた子の悲しみや憎しみをこの作品から読み取ろうとするなら、作者は自分の感受性に頼りすぎているようにぼくは思う。混沌がこの小説の世界観であるなら、破壊や絶望に対して再生や希望もあるはずで、そういう多面的な視点がこの小説には足りないように思う。ただ鋭敏な感受性のままに破壊しまくり殺しまくり、を書いてもそれを興奮して読みすごいと勘違いするのは少年少女だけだろう。


コインロッカー・ベイビーズ(上)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ(上)より
4061168649
No.84:
(5pt)

Coin Locker Babies

I've read a few of Ryu Murakami's books - I liked them all but they were all too short.
This one is as good and longer so extends the enjoyment.
If you like him buy it. If you have not try it!
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.83:
(5pt)

最近の芥川受賞者が安っぽく見えてしまう84年の秀逸作品

単行本を古本で読了。

21世紀以降の受賞者の作品を読んできたが、このスピード感に勝る作品は無い。

石原氏が以前選考委員をなさってた時「最近は〜」が口癖だった。

この作品は84年のものである。

「最近は〜」と言いたくなるのも頷ける。
コインロッカー・ベイビーズ(上)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ(上)より
4061168649
No.82:
(5pt)

生命が誕生すること、人として生きること

母性看護学・助産学領域を担当している私には、人の生きる力の根源は、胎内にあると…あらためて教えさせられる小説でした。
主人は、自分の心のよりどころを探し続け、胎内の母子関係、つまり母親の心音にたどり着くことができました。母体の心音が聞けるすなわち子宮で「命がはぐくまれた」証拠です。
受精卵が細胞分裂を繰り返し、種々の器官を形成を経て、授精後10週には、胎芽が胎児になり人その結晶として280日の胎内成長を経て、一つの「生命がこの世に誕生」して、初めて一人の人間として認められます。
普通家庭に生まれ、通常の生育過程を経たのであれば、両親や保護者の愛情を得て、年齢相応の葛藤を繰り返しながら成長、発達して、世の中に適応していくのでしょう。この主人公たちは、一番大切な出生後の母子相互作用、愛着形成過程を経験することなく乳幼児期をすごし、学童期以降は、里親のもとで養育されました。無償の愛を感じる体験がなく成長することは、人格形成にどのように影響を及ぼすかを考えさせられる内容でした。
高度成長の時代、消費経済重視の中で、商品価値に翻弄されるハシ、社会に反発するキクの描写は若者の生き方の象徴でしょう。2人の生き方は対照的ですが、バブル期崩壊前の1980年代には社会の勢いがある一方、様々な社会問題が表面化した時代でもあり、不安感と爆発したいエネルギーがあった時代だったのかなと振り返りました。
・・・学生に紹介され手にした本であり、学生への読書感を添付しました。・・・
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.81:
(5pt)

いつか古典になるのか

村上龍は、賞を撮ったばかりの「ブルー」を読んで、さっぱりわからなくてそれ以来敬遠していました。
人気作家にはちゃんと理由があるはずなのに。
最近になって、ようやくこの「コインロッカーベイビーズ」を読みました。読後感は「すごい」の一言です。
あるコピーが村上龍のことを「現代文学の旗手」と書いていましたが、こういうのがまさに現代文学なのかと思いました。
なぜかというと、描かれるディテールの一つ一つに現代人としての既視感を覚えるからです。
錆びついて草生した地方の風景がある一方、都会には未来を望みながらだらしなく退廃して発生した傷口がある。
登場人物に関しても、古臭い人間関係のしがらみから、個人主義のゆがみまで、それは見たことのある世界です。
でも、それを小説として提示したものはこれまで見たことがなかった。
そして、その中で繰り広げられるストーリーが何を志向しているのかわからないのも現代的と言えます。
この物語から希望を得るのは難しいし、絶望を求めることも拒絶されています。
ストーリーを追うという刹那的な喜びだけが許されているようです。

この作品をいつか「古典」として位置付ける日は来るのでしょうか。
それはわれわれの世代のうちなのでしょうか。
誰にもわからないでしょう。
それを知るのは楽しみなことなのに。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.80:
(4pt)

ひとつ、指摘させてください

村上 龍 さん とひとりの人と、彼が生み出す多用な作品は、
当然のことながら濃密な関係を常に持ちながらも、あくまで執筆者=作品 ではないということを念頭に置いていただきたいです。

そして、一部のレビューにおいて、「作品の批評」ではなく、「作家の批評」をしている方がいるように見受けられますが、
これに、私は違和感を覚えます。

作家さんと、作品と、を峻別してください。芸術とは本来的にそういうものではないでしょうか。

また、後書きの金原さんがどうこうという糾弾が多いようですが、
それは出版社の問題であって、この作品の批評になっていません。

私の私見では、金原さんは自論を展開していたというよりは、
この作品を通じて、一人の読者として、率直に感想を述べただけではないですか?

もしも彼女の後書きが許容できないものであった場合、
村上龍さんが承諾するはずがありません。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.79:
(4pt)

Really gripping story

Right from the start I really enjoyed this novel. The scenery is well described and you get really invested in the characters. Even though its a bit long, I burned through it quickly. I was just a little disappointed in the ending, I didn't think it gave enough of an explanation.
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.78:
(5pt)

麻薬のような魅力

一気に読み終えてしまいました。衝撃が大きく熱が冷めない。・・・のでレビューして冷ます。笑

登場人物の一人であるハシの歌には麻薬のような魅力があると本の中で語られています。
その歌を初めに聞いたときは嫌悪感、拒絶感を覚えるが、次第に麻薬にハマっていくように虜になっていくのがハシの歌声です。

この本には麻薬のような、ハシの歌のような魅力があると思いました。

コインロッカーに捨てられ、コインロッカーから生まれた二人、キクとハシの物語です。
物語は全体的に暗く、性描写、暴力シーン満載で最初は参ったな、という感じでした。
又、僕は二人の主人公やその他の登場人物にも感情移入できませんでした。
(コインロッカーから生まれた人の苦しみや葛藤はなかなか理解できない。というか正直、正気の人間が一人もでてこないんじゃないか)

暗い、登場人物に感情移入できない。
それでも読んでしまうのです。本がぐいぐい引っ張ってきます。
これが村上龍の力なんだと思い知らされました。

文学として読むならこれほど面白い本はなかなかないと思います。
キクは外に、ハシは内に破壊を展開していくのですがそれが「人間の生」と繋がる
という視点は著者の筆力もあいまって、物凄い衝撃を受けました。
物語を楽しむ目的で読んでも、分かりづらい純文学とは違い、すらすら読めてしまうところも良いです。

読書が好きで大衆文学やライトノベルなど、確かに読んでて楽しいけど・・・
もう少し価値観が変わるような、濃厚な本が読みたいなって人にお勧めしたい本です。
人によっては後ろからハンマーで頭をガツンとやられるような衝撃を受けるかも。

以下物語に対するレビュー
多少ネタばれを含みます。

話の中ではハシとニヴァの関係がとても悲しかった。
やはり最後まで互いに想いあってたんじゃないかな、と。
ハシの行動は奇怪ですが根底で、自分の必要性を求め続け、考え続けています。
その答え、つまり行き着くところ「人間の必要性」に対する答えは、彼が身を削り続けて見つけ出したものなので説得力が半端ではないです。そして悲しいです。
最後ハシは赤ん坊になります。これが龍が「破壊から生」を書いた、つまり「ネガからポジ」へ
という意味で捉えるならば、唯一の救い、希望と読み取れるのではないでしょうか。

村上龍の作品はなんというか「生への衝動」にあふれているな、と思います。
ぬくぬく生温く生きてられないな、という気持ちにさせてくれますね。
コインロッカー・ベイビーズ(上)Amazon書評・レビュー:コインロッカー・ベイビーズ(上)より
4061168649

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