■スポンサードリンク
どすこい。
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
どすこい。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
パラサイトイブや屍鬼といった有名な作品に力士要素を絡めたパロ作品で、 軽いノリがひたすら500ページも続くのはかなり異質 ネタ自体はそこまで面白くはないがそれなりに勢いはあるので読めないことはない まあちょっとした余興やネタとして読むにはちょうどいいかもしれない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
力士をメイン・キャラクターにして、様々なベスト・セラー作品に対するナンセンス・パロディを纏めたもの。以前、作者は東野圭吾氏との対談で小説におけるユーモアの手本として筒井康隆氏を挙げている。また、力士をメインにしていることから本作を書くにあたって、筒井氏の「走る取的」を念頭においている事はほぼ明らかだと思う。パロディの名手筒井氏は「ヤマザキ」の結末で登場人物の秀吉に家来に向かってこう語らせている。「そちは、説明を求めておるのじゃろう。だが、説明はないのじゃ。説明はないのじゃ」。作者が、無意味な作品でどれだけ読者を笑わせれられるかが勝負である。 「四十七人の力士」は初作という事もあって硬すぎる。結末に意味を持たせ過ぎている。「パラサイト・デブ」は氷解人間の性染色体が"XX"、村の女が皆大女という伏線をちゃんと張ってある。これで、ミトコンドリア遺伝子が女系にしか伝わらない事をどかかにサラッと挟めば、オチが完璧になってしまう。「すべてがデブになる」は一番ナンセンスな面白さが出ている。途中で「人間もどき」というセリフに「マグマ大使」と反応する件があるが、これがワザとすべったのなら褒めたい。普通は「妖怪人間ベム、ベラ、ベロ」と反応する所だろう。結末で私は昔の東宝映画「マタンゴ」を思い出したが、知ってる人いないだろうなぁ。「土俵・でぶせん」以降は、作者と編集者の関係あるいは出版界に興味のない人には全く面白くない。「ウロボロスの基礎代謝」で、自ら所属する大沢オフィスのCMをするのは遣り過ぎだろう。 「--ナンセンス物てェのはどうですかな。先生の作風には合わないと思いますがね」。そんな編集者の声が聞こえてきそうである。作者の筆力を持ってしても、知的レベルの高い人間が真に無意味で笑える話を書くことの難しさを実感させてくれる作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者には珍しいナンセンス物というか、コメディ物というか、パロディ物というか・・・ 私の好きな京極作品ではないですね。 著者の作品として、最初に読む本ではないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夏の蒸し暑い日々に読みました。 むさくるしい内容ですが、 微妙にホラーも入っているので、大丈夫。 ただ笑いたい方、ナンセンスに浸りたい方にお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章は確かに「京極」、しかし内容は読んでいて腹がよじれるか頭を豆腐の角にぶつけたくなるような正体不明の内容。笑える人は笑える、と思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
感慨深い人には苦痛なんじゃないかな、この本・・・。 活字読んで笑うのもありって思ってる人はけっこう面白いと思います。 お笑い好きの私でも、実際活字読んで笑うって無かったんで、 私はこの本に出会ったことはとてもよかったなぁと。 ただ、評論しようと思ったら、かなりしんどい! まじめによんでコメントしようと思ったら、ほんとにしんどい! でも、逆に活字でこんなにもコメントしようがない本ってあんまりないと思うんで、 そういう意味では傑作、なのかな・・・? 頭を空っぽにして読むと、 純粋に笑えますよ。 ニヒルに笑えるところもあるけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は、これまでにないまったく新しい「ギャグ小説」を描くという試みで、今までの京極堂シリーズとは対極に位置する読み物となった。普段の京極氏からはまったく想像もつかない一冊ではあるが、本当に描きたいものを楽しんで描いたら、きっとこの本になったのだろう。注目すべきギャグは、少なからず年齢を感じさせるものなのだが、そのオヤジらしさが哀愁を漂わせるギャグとして成立しており、京極堂シリーズが好きな方は、好き嫌いが分かれるだろうが、京極氏を知るという意味では、是非お勧めしたい一冊である。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!