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どすこい。
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どすこい。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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絡新婦の理など、あの高尚かつ哲学的な作品の作者が、こういうギャグ書くんだーと感動。 再読したくて買ったのですが、やっぱり馬鹿々々しい、素晴らしいものでした。 | ||||
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京極節が炸裂。ユーモア満点で面白い、読んでいて楽しくなりますお薦めです。 | ||||
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表紙から分かる通り、この小説全編に相撲取りが関わってくるギャグ小説となっています。 抱腹絶倒というわけにはいきませんでしたが、かなり楽しめる作品であったと思います。 汗にまみれた話が大半であるので嫌悪感がないといえば嘘になりますが、それでもさくさくと読み進めることができると思います。 | ||||
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上製本の方も持っているのに、しりあがり寿さんの新作漫画に惹かれて文庫も買ってしまいました。 単純に言えば、有名作品のデブ(力士)ねたパロディなのですが、マンネリといえるほど繰り返されるネタや、パロディなのかそうではないのかわからない世界など、脂ぎった笑いにすっかりはまってしまいました。 私自身の評価は高いですが、妖怪シリーズの雰囲気を大切にしたい人にはお勧めしません。 | ||||
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しつこいくらいのギャグの繰り返し。 そしてラスト、メタな落ち。 物語としての力学的崩壊を表現しきった腕力に脱帽。 ただ途中、脱力しきってしまうくだらなさ(いい意味で)はどうかとも(で、星四つ) 真の意味で京極夏彦ファンになれるか?と言うリトマス試験紙的な怪作 | ||||
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京極氏の冗談は読み手を選びそうですが、読書の一面に「遊び」というものを認める人々にはおおむね良好な評価を得られるのではないでしょうか。確かに非常にくだらなくて、どの落ちも苦笑いがこぼれるのですが、この「ばかばかしさ」がなんとも癖になりそうで良いのです。あれほど堅苦しい真面目な文章を書く京極氏は、これを書きながらヒヒヒとほくそえんでいたのかしら、などと想像するのも楽しさ倍増でした。しかし京極さんそんなにおデブが好きだったのか・・・ | ||||
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発売当初は意味不明のくだらなさに、 こんなの京極じゃない!と思い読まずに投げ出してしまいましたが、 最近になって唯一読んでいない京極作品ということで 手にとりました。 年を取ったせいでしょうか・・・ 普通に楽しく読めました。 くだらないです。そして意味もないデブのおはなし。 パロディですが、原書とはほぼ関係ないでしょう(笑 。 「脂鬼」が特に好きかも(原書は読んでないですが)。 京極堂や百物語シリーズとは、まったく共通点もないと思いましたが、 ここまでくだらないと、反対に結構凝った作品なのでは!?と勘ぐってしまいます。 巻末の漫画も笑えます。 他作品のように、何度も読み直したいとは思いませんが、 落ち込んだときとかに(?)読みたいなぁと思います。 また南極先生ものがでると噂を耳にしたので、楽しみです☆ | ||||
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私にはこれが、ただのパロディ小説であるとは思えない。 それは、あえて下らなく書いているというのが分かるからである。 借物の骨組みに意味のない贅肉をくっつけたストーリー(贅肉で骨は見えないけど)。こんなものが話として面白いわけがない。 何故、オリジナルの小説を書ける人間が、このようなことをする必要があるのか。 そう考えると、それはストーリーではなく構造を見せたいからではないかということに行き着くような気がする。 螺旋階段のように、読者に同じような景色を見せながら、違う階層に持っていく。 作者が生み出した登場人物が、作者(京極夏彦)を糾弾する構造は圧巻である。 ただ京極夏彦の作品を一度も読んだことがない人が読むと、ストレートにつまらないパロディ小説になるので、少なくとも1冊は別の京極作品を読んでいる必要はある。 | ||||
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他人に薦められるものかなあ〜って代物です。ひたすらデブ専路線で押しの一手で土俵なんかはみ出てしまっています。でも、読んで笑っちゃったもんな〜。って訳で、星5つです。 | ||||
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京極堂シリーズを読破して、すっかり京極夏彦好きになったのでこの作品を手にしました。 中はパロディオンリー。今までの京極夏彦のイメージを全く覆されました。パロディの元ネタ作品が既読だったこともあり、楽しく読めました。ただ、未読でも十分楽しめるでしょう、元ネタの原型を留めていない作品が多いですから(笑)。 決して筆者の他の作品のノリで臨まないで下さい、パロディです。 | ||||
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全7作の連作短編集。最後の「ウロボロスの基礎代謝」だけが書き下ろしで、あとは「小説すばる」に随時掲載された。 作者は再三「くだらない」と作中で言っているが、実は高級な喜劇である。下品だし卑俗だし冗長だし、と書いたら作者の自己批判そのものになってしまうが、座談名人の酔談の趣がある。最初の2作と最後の書き下ろしは感心しないが、あとは大変結構ざんした。関西人の方が喜びそうである。 | ||||
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あの京極夏彦がギャグを、しかもパロディーをということで読んでみた。 ウケました。なんでも器用にこなせちゃう作家なんだなあと実感。 タイトルはもちろん本自体の作りなど随所に相撲、デブネタが散りばめられているのも面白い。 もとネタと比べるのも楽しい、シリアスな話がこんなくだらない話に(笑)!!なんて。 | ||||
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京極本をお好きな方では評価は割れると思います。 著者のカオスを好み、笑い飛ばせるタイプか、あるいは、京極堂物等に見られるあやかしパズルの世界が好きで、 ”このやうなものをお書きになるなんて〜〜”と、よよ、or わなわな、となるか。 あ、でもこの作品だってパズルです。笑える方には、作中の原典を知らなくてもかなり笑えます。 脂がのって、いや、てんこ盛りで、子供のようにしつこく、無邪気。 なのに不思議とのりつっこみでどんどん読み進む。 あ、でも後半はかなり脂に食傷しますので、胃腸の悪い僕は星1つ減点です。 | ||||
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とにかくデブ。全てデブ。とにかく最後はデブになる。 デブを扱うって所からして異質ですけど 内容はもっと奇怪でした。ただただくだらないです。 ただ京極氏の文章表現で萎えるなんてこともなく、 むしろのめり込んで読みきってしまいました。 ・・・ホント、なんなんだコレは('Д`*)おもしろかったです。 | ||||
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京極夏彦の普段の作品を正統派料理に例えるなら この作品は”駄菓子”。 脂肪の多さに時折胸焼けを覚えるが、それも駄菓子の醍醐味。基本的に短編集なので、最初の一編を立ち読みしてから 購入を考えるのもいいかもしれない。話は、あんな調子で続くから。最初は読み方がわからず戸惑ったが、くだらなくて好き。 作者自身も楽しんで書いたような、そんな語調がイイ。 とりあえず、駄菓子は好きだ。 | ||||
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わたしは涙もろい。 読者としてのわたしを泣かせるのは、だからすごく簡単である。 それが自分でも分かっているから、わたしにとってのいい本の基準は "泣ける"ことではありえない。 "笑える"本が、いい本なのである。思わず、声を出して笑っちゃいました。 …勿論、元ネタチェックは、必須でしょう。作者が躁のときに書いたのだと思われます。 個人的には鬱系の作品より、好きかも。 蘊蓄は好きなんだけど…。 | ||||
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ベストセラー小説のタイトルをもじってある、パロディ小説。 「そんな馬鹿な…」と思うような内容(ほとんどが力士が出てくる話です)が多いですが、その非現実的なところが面白いです。個人的に、ほとんどの話に出てくる編集者がいきいきして好きです。 京極さんの担当の方たちも、面白い方なのかなぁと思いました。その原作もほとんど読んでいたのですが、「あっ、これを利用したのかな」と思えるポイントを見つけられるのが、楽しめました。 もちろん、読んでいなくても大丈夫です。 | ||||
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全ての作品が、デブに関係する話。 すごくくだらなくて、でもそのくだらなさが個人的に気に入りました。 ここまでくると、もうそのバカさ加減が素晴らしいと思えるほど。 もじったタイトルの元の作品、知っているのは「こうなるのか…」と余計に楽しめ、知らないのは読んでみたいと思います。 京極堂シリーズしか読んだことがなかったので、京極さん、こういう作品も書くんだなぁとびっくりです。 | ||||
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どすこい(仮)(安)の文庫本。 「これは京極氏の小説?!」と疑ってしまうくらい、崩れて(良い 意味で)います。大爆笑といかなくても、苦笑い連発の内容。 中身は、「四十七人の刺客」「パラサイトイブ」「すべてがFに なる」「リング らせん」「屍鬼」「理由」のパロディ(というか 全く別物になっているような気もします)もの。 全て、おデブさんのお話なので暑苦しいです。夏には読みたくな いものです…。賛否両論の本ですが、真面目な京極氏の作品以外は許せない!!と いう考えの方は、止めた方がいいかもしれません。 いつもと違う京極氏の作品を楽しみたい方は是非。作品の中で、 そのパロディ小説を批評・評論している部分もあったりして、京 極氏も楽しんでこれを書いたんだろうなぁと思います。付録として、どすこい(仮)と(安)に収録されていた、しりあがり 痔さんの四コマ漫画が両方付いています。 | ||||
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最後の一作以外がすべて「地響きがする-と思っていただきたい。」から始まります。いずれもベストセラーをもじったタイトルに、著者近影でみるクールなイメージの京極さんの中に巣食う「オヤジ」を感じます。この本の中で描かれているおすもうさんやオデブさんたちはなんとなく不気味なのにユーモラス。 京極さんはこのおすもうさんやオデブさんというひとたちを好きなのか、バカにしてるのか。 でも、怖いのに愛らしさを感じずにはいられないキャラクター作りは、さすが、「京極堂シリーズ」の作者だなぁ、と思います。上手なのですよ。京極作品のファンの方も。 そうでない方も。ただし、電車の中で読むことはお勧めしません。 噴き出しちゃいます。 | ||||
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