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どすこい。
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どすこい。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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一言で表すなら下らない。全編下らない。 しかしここで言う「下らない」は貶し言葉ではない。 自分は筒井康隆のスラップスティックなギャグが原体験にあるので下らなさに対する理解はあると思っている。 下らなさしかなくても面白かったり芸術的ですらある小説が有ることも知っている。 が、しかし。 問題はこの「どすこい」が下らないことではなく、ちっとも面白くないことだ。 正確には、氏がノリノリで面白いと思って書いているそのノリが自分にはちっとも響いて来ず、むしろ白けてしまうことだ。 なんだろう、自分だけシラフで酒飲み達の愚にもつかない盛り上がりを眺めている感じというか。 これは氏が悪い訳ではない。文章そのものは相変わらず素晴らしい。勿論自分が悪いとも思っていない。 ただ京極夏彦氏と自分の笑いのセンスが合わないだけなんだと思う。 これが面白いと思える人にとってはおそらく抱腹絶倒の「下らない」小説になり得るのではないか。 かつて自分が筒井康隆のバブリング創世記や関節話法を読んで笑い転げたように。 | ||||
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絡新婦の理など、あの高尚かつ哲学的な作品の作者が、こういうギャグ書くんだーと感動。 再読したくて買ったのですが、やっぱり馬鹿々々しい、素晴らしいものでした。 | ||||
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宮部みゆきの「理由」など有名な作品のタイトルをちょっと変えてとにかく太った人間を描くパロディですが 普通につまらない。読むだけ時間の無駄。図書館で借りてたらとっととやめてるところですが、 うっかりお金を払って買ってしまったので、仕方なく最後まで読んで捨てました。 | ||||
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京極節が炸裂。ユーモア満点で面白い、読んでいて楽しくなりますお薦めです。 | ||||
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著者は作家の平山夢明氏と親しいと聞いていましたので、試しに本書を購入しました。 平山氏の出版された本は全て読み終えましたので、新しい作家を探していました。 クリスプな文体の平山氏とは正反対で、だらだら長い文体というのを無視しても、内容に面白さが無く、とてもがっかりです。 | ||||
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これはシンドイかったなぁ・・・。 モノゴコロついたあたりに最初に読みまくったのが、横田順彌氏のハチャハチャSFという人なので どんだけクダラナイ話でもイケる自信的なのはありましたが・・・ 横田氏の「次はどう落とすの?」という作風に比べ、こちらは無理やりなパターン落ち。 加えて、パロディとは言い切れないパロディ(オリジナルのエッセンスだけ拝借)なので 原作をどうアレンジするのか的な楽しみも望めない。 主に仕事の休憩時間に読むのですが、これは途中で眠くなってしまい なかなか読書が捗りませんでした。 | ||||
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やめといてレビュー書くのもなんですが。 例えるならビートたけしのギャグ、ダジャレ、ナンセンス小ネタに代表されるtaste。 全然おもしろくないっしょ?でも笑ってる人たくさんいる。。 たけしの「みんな~やってるか!」なんかが面白いと感じる方向けではないかと。 それとも夜中に書いたラブレターを朝読み返して赤面して破り捨ててしまうところを、自分と向き合うために渡してしまったのでしょうか? うまく説明できませんが個人レビューだから許してください。 大御所になっても下らないものをちゃんと仕上げて出版させられるってのは尊敬しますし、こういうのを書くことが本人の癒しになってる可能性も否めませんので星2つで。 | ||||
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全く面白味を感じることが出来なくて頭に入ってこなく、途中でやめてしまった。 もうちょっと頑張って読んだら違ったと思うが断念。 | ||||
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パラサイトイブや屍鬼といった有名な作品に力士要素を絡めたパロ作品で、 軽いノリがひたすら500ページも続くのはかなり異質 ネタ自体はそこまで面白くはないがそれなりに勢いはあるので読めないことはない まあちょっとした余興やネタとして読むにはちょうどいいかもしれない | ||||
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全短編に元ネタがあり、それをパロっている それが京極作品らしくロジカルめいていて、悪い意味で原作を斜にパロっている為、自分には合わず苦痛だった どうせなら、元ネタを真っ向から、毒を持って描いて欲しかった | ||||
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表紙から分かる通り、この小説全編に相撲取りが関わってくるギャグ小説となっています。 抱腹絶倒というわけにはいきませんでしたが、かなり楽しめる作品であったと思います。 汗にまみれた話が大半であるので嫌悪感がないといえば嘘になりますが、それでもさくさくと読み進めることができると思います。 | ||||
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上製本の方も持っているのに、しりあがり寿さんの新作漫画に惹かれて文庫も買ってしまいました。 単純に言えば、有名作品のデブ(力士)ねたパロディなのですが、マンネリといえるほど繰り返されるネタや、パロディなのかそうではないのかわからない世界など、脂ぎった笑いにすっかりはまってしまいました。 私自身の評価は高いですが、妖怪シリーズの雰囲気を大切にしたい人にはお勧めしません。 | ||||
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しつこいくらいのギャグの繰り返し。 そしてラスト、メタな落ち。 物語としての力学的崩壊を表現しきった腕力に脱帽。 ただ途中、脱力しきってしまうくだらなさ(いい意味で)はどうかとも(で、星四つ) 真の意味で京極夏彦ファンになれるか?と言うリトマス試験紙的な怪作 | ||||
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京極氏の冗談は読み手を選びそうですが、読書の一面に「遊び」というものを認める人々にはおおむね良好な評価を得られるのではないでしょうか。確かに非常にくだらなくて、どの落ちも苦笑いがこぼれるのですが、この「ばかばかしさ」がなんとも癖になりそうで良いのです。あれほど堅苦しい真面目な文章を書く京極氏は、これを書きながらヒヒヒとほくそえんでいたのかしら、などと想像するのも楽しさ倍増でした。しかし京極さんそんなにおデブが好きだったのか・・・ | ||||
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発売当初は意味不明のくだらなさに、 こんなの京極じゃない!と思い読まずに投げ出してしまいましたが、 最近になって唯一読んでいない京極作品ということで 手にとりました。 年を取ったせいでしょうか・・・ 普通に楽しく読めました。 くだらないです。そして意味もないデブのおはなし。 パロディですが、原書とはほぼ関係ないでしょう(笑 。 「脂鬼」が特に好きかも(原書は読んでないですが)。 京極堂や百物語シリーズとは、まったく共通点もないと思いましたが、 ここまでくだらないと、反対に結構凝った作品なのでは!?と勘ぐってしまいます。 巻末の漫画も笑えます。 他作品のように、何度も読み直したいとは思いませんが、 落ち込んだときとかに(?)読みたいなぁと思います。 また南極先生ものがでると噂を耳にしたので、楽しみです☆ | ||||
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京極堂シリーズ、百物語シリーズが好きな私としては、耐えられないものでした。 最後まで読めば、腑に落ちるものがあるかな、と完読しましたが、 さっさと読むのを止めてれば良かった。時間、損した。 特にイジメ的な暴力のくだりが、何度も何度もあり、嫌悪感が沸き、耐えられない。 パロディーとかナンセンスと言われても、私は何が面白いのかちっとも分かりません。 | ||||
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力士をメイン・キャラクターにして、様々なベスト・セラー作品に対するナンセンス・パロディを纏めたもの。以前、作者は東野圭吾氏との対談で小説におけるユーモアの手本として筒井康隆氏を挙げている。また、力士をメインにしていることから本作を書くにあたって、筒井氏の「走る取的」を念頭においている事はほぼ明らかだと思う。パロディの名手筒井氏は「ヤマザキ」の結末で登場人物の秀吉に家来に向かってこう語らせている。「そちは、説明を求めておるのじゃろう。だが、説明はないのじゃ。説明はないのじゃ」。作者が、無意味な作品でどれだけ読者を笑わせれられるかが勝負である。 「四十七人の力士」は初作という事もあって硬すぎる。結末に意味を持たせ過ぎている。「パラサイト・デブ」は氷解人間の性染色体が"XX"、村の女が皆大女という伏線をちゃんと張ってある。これで、ミトコンドリア遺伝子が女系にしか伝わらない事をどかかにサラッと挟めば、オチが完璧になってしまう。「すべてがデブになる」は一番ナンセンスな面白さが出ている。途中で「人間もどき」というセリフに「マグマ大使」と反応する件があるが、これがワザとすべったのなら褒めたい。普通は「妖怪人間ベム、ベラ、ベロ」と反応する所だろう。結末で私は昔の東宝映画「マタンゴ」を思い出したが、知ってる人いないだろうなぁ。「土俵・でぶせん」以降は、作者と編集者の関係あるいは出版界に興味のない人には全く面白くない。「ウロボロスの基礎代謝」で、自ら所属する大沢オフィスのCMをするのは遣り過ぎだろう。 「--ナンセンス物てェのはどうですかな。先生の作風には合わないと思いますがね」。そんな編集者の声が聞こえてきそうである。作者の筆力を持ってしても、知的レベルの高い人間が真に無意味で笑える話を書くことの難しさを実感させてくれる作品。 | ||||
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私にはこれが、ただのパロディ小説であるとは思えない。 それは、あえて下らなく書いているというのが分かるからである。 借物の骨組みに意味のない贅肉をくっつけたストーリー(贅肉で骨は見えないけど)。こんなものが話として面白いわけがない。 何故、オリジナルの小説を書ける人間が、このようなことをする必要があるのか。 そう考えると、それはストーリーではなく構造を見せたいからではないかということに行き着くような気がする。 螺旋階段のように、読者に同じような景色を見せながら、違う階層に持っていく。 作者が生み出した登場人物が、作者(京極夏彦)を糾弾する構造は圧巻である。 ただ京極夏彦の作品を一度も読んだことがない人が読むと、ストレートにつまらないパロディ小説になるので、少なくとも1冊は別の京極作品を読んでいる必要はある。 | ||||
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著者には珍しいナンセンス物というか、コメディ物というか、パロディ物というか・・・ 私の好きな京極作品ではないですね。 著者の作品として、最初に読む本ではないと思います。 | ||||
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他人に薦められるものかなあ〜って代物です。ひたすらデブ専路線で押しの一手で土俵なんかはみ出てしまっています。でも、読んで笑っちゃったもんな〜。って訳で、星5つです。 | ||||
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