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どすこい。
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どすこい。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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一言で表すなら下らない。全編下らない。 しかしここで言う「下らない」は貶し言葉ではない。 自分は筒井康隆のスラップスティックなギャグが原体験にあるので下らなさに対する理解はあると思っている。 下らなさしかなくても面白かったり芸術的ですらある小説が有ることも知っている。 が、しかし。 問題はこの「どすこい」が下らないことではなく、ちっとも面白くないことだ。 正確には、氏がノリノリで面白いと思って書いているそのノリが自分にはちっとも響いて来ず、むしろ白けてしまうことだ。 なんだろう、自分だけシラフで酒飲み達の愚にもつかない盛り上がりを眺めている感じというか。 これは氏が悪い訳ではない。文章そのものは相変わらず素晴らしい。勿論自分が悪いとも思っていない。 ただ京極夏彦氏と自分の笑いのセンスが合わないだけなんだと思う。 これが面白いと思える人にとってはおそらく抱腹絶倒の「下らない」小説になり得るのではないか。 かつて自分が筒井康隆のバブリング創世記や関節話法を読んで笑い転げたように。 | ||||
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宮部みゆきの「理由」など有名な作品のタイトルをちょっと変えてとにかく太った人間を描くパロディですが 普通につまらない。読むだけ時間の無駄。図書館で借りてたらとっととやめてるところですが、 うっかりお金を払って買ってしまったので、仕方なく最後まで読んで捨てました。 | ||||
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著者は作家の平山夢明氏と親しいと聞いていましたので、試しに本書を購入しました。 平山氏の出版された本は全て読み終えましたので、新しい作家を探していました。 クリスプな文体の平山氏とは正反対で、だらだら長い文体というのを無視しても、内容に面白さが無く、とてもがっかりです。 | ||||
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これはシンドイかったなぁ・・・。 モノゴコロついたあたりに最初に読みまくったのが、横田順彌氏のハチャハチャSFという人なので どんだけクダラナイ話でもイケる自信的なのはありましたが・・・ 横田氏の「次はどう落とすの?」という作風に比べ、こちらは無理やりなパターン落ち。 加えて、パロディとは言い切れないパロディ(オリジナルのエッセンスだけ拝借)なので 原作をどうアレンジするのか的な楽しみも望めない。 主に仕事の休憩時間に読むのですが、これは途中で眠くなってしまい なかなか読書が捗りませんでした。 | ||||
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やめといてレビュー書くのもなんですが。 例えるならビートたけしのギャグ、ダジャレ、ナンセンス小ネタに代表されるtaste。 全然おもしろくないっしょ?でも笑ってる人たくさんいる。。 たけしの「みんな~やってるか!」なんかが面白いと感じる方向けではないかと。 それとも夜中に書いたラブレターを朝読み返して赤面して破り捨ててしまうところを、自分と向き合うために渡してしまったのでしょうか? うまく説明できませんが個人レビューだから許してください。 大御所になっても下らないものをちゃんと仕上げて出版させられるってのは尊敬しますし、こういうのを書くことが本人の癒しになってる可能性も否めませんので星2つで。 | ||||
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全く面白味を感じることが出来なくて頭に入ってこなく、途中でやめてしまった。 もうちょっと頑張って読んだら違ったと思うが断念。 | ||||
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全短編に元ネタがあり、それをパロっている それが京極作品らしくロジカルめいていて、悪い意味で原作を斜にパロっている為、自分には合わず苦痛だった どうせなら、元ネタを真っ向から、毒を持って描いて欲しかった | ||||
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京極堂シリーズ、百物語シリーズが好きな私としては、耐えられないものでした。 最後まで読めば、腑に落ちるものがあるかな、と完読しましたが、 さっさと読むのを止めてれば良かった。時間、損した。 特にイジメ的な暴力のくだりが、何度も何度もあり、嫌悪感が沸き、耐えられない。 パロディーとかナンセンスと言われても、私は何が面白いのかちっとも分かりません。 | ||||
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京極ファンですが、いつもの作品とはあまりにも違いすぎ途中で読むのをやめてしまいました。 これだけの話なんですといってだいたい終わってしまうのだけど、それがどうも納得いかない。 本を最後まで読まないということはほとんどないのですが、これはだめだったなぁ。 | ||||
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500ページ余りに亘って、7編のベストセラーのパロディが続く。いずれのパロディーもテーマになっているのは、太ることへの恐怖心、デブになってしまうことへの恐れという何ともへんてこなものだ。パロディーというのは、中々難しいものだ。短編であれば、わっと笑って終わらせることも出来るが、ある程度長編となると、最後まで、そのパロディーでひっぱり笑わせることは至難の技ではないだろうか。正直、本書ではその試みは成功していないと思う。最初の一篇「四十七人の力士」は、池宮彰一郎の「四十七人の刺客」のもじりだが、雪を踏みしめて吉良邸に討ち入りをしたのは、赤穂浪士達ではなく、四十七人の力士達であったというパロディーで始まる。第二編以降は、瀬名秀明の「パラサイト・イヴ」パロった「パラサイト・デブ」小野不由美の「屍鬼」をもじった、「脂鬼」といった具合に続き、それぞれの作品の作者名までが、作者自身のもじりである「新京極夏彦」「京極夏場所」といったぐあいになっているのだが、結局、パロディーの根幹であるひねりの面白さは、第一篇目と、同じネタが、どの逸話にも使われており、500ページの中ほどまで来ると、もう後の作品のパターンが分ってしまうし、飽きが来てしまう。まあ、当代有数の有名作家だけに、この手の遊びも許されるのだろう。書き手の側にしてみれば、十分楽しいとは思うが、読み手にはあまりその面白さは伝わって来ない。 | ||||
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