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あの夏、エデン・ロードでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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帰省の折に、昔購入していた本書を実家で見つけ、帰りの飛行機の中で読んだ。 私の偏見でしかないが、外国作家の小説はそれなりに本国で売れていて、質も 高いと思っている。外国語(本書では英語)を日本語に訳すその苦労も大きいだろ うし、作者から版権を買うその値段(嫌らしい言い方ですが)というハードルもあ る。 ということでそれなりに期待して読んだが、全く面白くなかった。 ストーリーも凡庸(というかストーリーらしいストーリーもない)。 ただ、夏の日に自動車事故の原因を作った少年が、少しずつ追い詰められて、 次第に恐怖の物語の中に投げこまれる。その恐怖が恐怖としてほとんど伝わって こない。「形のない恐怖」ならいいが、本書は「恐怖しない恐怖物語」でしかなかっ た。作者が自分勝手に「こう恐怖を描いたら、読者にはうけるだろう」と思い込み、 子ども向けレベル(という言い方は子どもに失礼ですが…)の「習作」を上梓しただ けのもの。 ドキドキ感もなく、勝手に物語が進んでいくだけの展開。 またこの手の「ホラーもの」「恐怖小説」には、スピード感や疾走感が不可欠であ るのに、ストーリー自体が面白くないために、べたっとした流れが澱んでしまい、 ページを捲っては溜息が出た。 次はどうなるかの期待も裏切られてばかりだった。どこか良いところを探そう としたが、どこにも褒められるところはない。 結局、飛行機内で読んで、処分しようと思い鉄道の駅文庫に寄贈した。(借りて 読んだ人がいたらすみません)。 かなり気になったのが、「マヒ男」という表現。これはアウトの表現でしょう。 いちいち言葉尻をとらえるつもりはないが、あまりにも差別的ではないか。脳に 損傷を受けた人への侮辱ともとれる。これでよく出版社が訳出することを許した とびっくりした。障がいを示す言葉など、気安く使うべきではない。 この作者は、下あごを痛めた少年をただおぞましく描写したり、怪我をした女 性を「網目模様の女」と呼んだりしているが、言語感覚がおかしい。これもたまら なく嫌だった。恐ろしく表現したいとの思いから、おぞましい言葉を選んだのか。 背景も凡庸。「タバコ・ロード」(コールドウェル)に代表される、プアホワイト の生活を基盤として、「スタンド・バイ・ミー」(S・キング)をミックスしたよう な小説。この二つを足して十で割って水割りにしたら、このような面白くない小 説ができました。 全くおすすめしない。 | ||||
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