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最期の喝采
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最期の喝采の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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著者の作品にはまってしまい買い求めました。 他の作品に比べると歴史の要素は少ないですが、そこまで長編でもなく読みやすかったです。 ちょっと先が予測できてしまう部分もあったのですが、一定のクオリティを感じました。 イギリス文化に興味ある人、演劇に興味ある人にもよいと思います。 | ||||
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イギリスのリゾート地・ブライトンでの公演にやってきた全盛期を過ぎた役者トビー・フラッド。別居中で,現在は大金持ちの恋人との再婚を考えている妻ジェニーに頼まれたある事がきっかけとなって,芝居そっちのけでトラブルに巻き込まれていく・・・ 妻への未練たらたらで,仕事も思い通りいかないというゴダードファンにはお馴染みのダメ男が主人公ということで,最初は「またかよ」と思ったが,日記形式にテープに吹き込んだものを起こした12月第1週の8日間という趣向で,一体何が起こったのか,次に何が待ち構えているのかとグイグイ読者を物語に引き込んでいく著者の語り口は見事。 ラストがやや甘く感じたものの,読んで損は無いと思う。 | ||||
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ゴダードの鮮やかな語り口は健在で、8日間の出来事を一気に読ませます。但し、主人公の妻(ジェニー)・敵役(ロジャー)の人物像がいまひとつ希薄であることと、ジェニーとロジャーの関係や心情がもっと色濃く描写されてあれば、と思います。特にロジャーは主人公との対比において、「万能の敵」のイメージを強く打ち出そうとしていますが、やや書き込み不足でしょうか。そのほかの登場人物がゴダードらしいヒネリの効いたものであるだけに残念です。 しかし、凡百のミステリとは水準を画するレベルであり、それが証拠に遅読を自負する私でも短時間で読了できました。(ストーリーが軽いという意味では決してありませんので誤解なきよう。) | ||||
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久しぶりの新訳。待ちかねたゴダード、さすがゴダード、とは行かないところがちと辛い。語りの手法は(彼にしては)新しいものの、展開はさすがに手馴れたもので、読み始めると8日間の物語に引き込まれ、一気呵成に最期までいってしまう。読ませる本であることは間違いないけれど、もうひとつ食い足りないのも事実。やはりゴダードは歴史モノのほうがいいですね。 | ||||
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