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殺人は容易だ



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

殺人は容易だの評価: 4.50/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

読み易い一冊

別の作品で使われたような展開だったためか「一番疑わしくない人物こそ真犯人」という伏線が多かったがためか、
途中から真犯人が分かってしまいました。
名探偵ではないからこその主人公の勘違いや、知り合った女性への恋心、といった人間らしさがストーリの特徴とも言えますが、
ポアロ・シリーズのような高度なトリックは本作品では使われていません。
推理小説もしくはアガサ・クリスティ「初心者」という方に特におススメの一冊です。
殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300791
No.1:
(3pt)

中途半端なハンブルビー夫人の登場

作者得意のロマンス絡みの作品。
冒頭で、見ただけで人を殺せるような話があり、超能力ととオカルト絡みの話かと思ったが、そうではなく殺そうと思っている人物に対する目つきのことを言っているのだと、読み進めてようやくわかってきた。

主人公のルークの推理は的を射ず、最後の方でようやく真相に行き当たったかと見えてさらにどんでん返しがあり、謎解きはそれなりに楽しめる。惜しむらくは、本当に犯人が明らかになる章の序盤がだらだらしているため、あぁこの人が犯人なのかと分かってしまうこと。ヒロインが不意に何者かに襲われて、途中でルークが助けに入り格闘の末、犯人を取り押さえて顔を見たら何とこの人だったのか、みたいな展開にすれば意外性も楽しめたのに。

それと、中途半端に感じたのがハンブルビー夫人の登場。ルークが犯人に行き当たるための最も重要なカギを握る人物なのに、ルークはそれまでに一度も彼女と会話をしているシーンがない(挨拶しているから面識はある)。それゆえにそれまでにルークは彼女から手がかりをつかむことが出来ないのだが、何で一度もまともに会話をしていないのか。他の被害者の家族からは聴き取り調査をしているのに、すごく不自然に感じた。
殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300791

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