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永遠(とわ)に去りぬ



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【この小説が収録されている参考書籍】
永遠(とわ)に去りぬ (創元推理文庫)

永遠(とわ)に去りぬの評価: 4.00/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

まだ不調から脱しきれない?

ゴダードを最初に読んだのが「闇に浮かぶ絵」で、これでゴダードファンになった。時間と人間関係の入れ小細工の妙がすばらしかった。最後のどんでん返しはまさに「あっ」と言わせるもので、悲劇の種を誰がどう蒔いたのかが絵巻物のように鮮やかに語られる。その後、翻訳順に読んでいったが、ゴダードの不調が目立つようになった。歴史の舞台を大仕掛けにしすぎたり、どんでん返しがなかったり、ハッピーエンドに無理矢理(?)もっていったり。今度の「永遠」は出だしからして、不調から脱したかと思わせたが、どうもプロットに不自然さが残った。魅力的な中年の美人と主人公の神秘的で偶然の出会いが生かされていないのだ。最後まで、私は彼女と彼が「その前に」出会っていたというプロットを予想していたのだが。作者のすばらしい作品をもっと読みたい。
永遠(とわ)に去りぬ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:永遠(とわ)に去りぬ (創元推理文庫)より
4488298060

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