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舟を編む
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舟を編むの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全487件 441~460 23/25ページ
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| この本は辞書作りに関わる人間達の情熱が描かれています。 この著者の前作である「まほろ駅前・・・」や「風が強く吹いている」を読み、 好きな作家になっていた事もあり本著を手に取りました。 なかなか主役に挙がる事のない「辞書」をテーマにした作品で、 少し地味な感じなのかなと思って読み始めましたが、 最後まで一気に読み終えてしまいました。 辞書に傾ける数々の方達の情熱。 そしてその情熱に触れることにより 自らの心の底にある情熱に気付いたり、 新たに燃やし始めたりと、 周りの人間達にも影響していきます。 やはり情熱をもって物事にあたる姿はカッコイイですね。 自分自身、今目の前にある事に一生懸命取り組もう!と正直に思えました。 その他にも繊細な心の動きや、言葉自体の魅力にも触れられる作品です。 やる気になりたい方、頑張っても損するだけだよと考えている方、 もしよかったら読んでみて下さい。 | ||||
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| 辞書は言葉の海を渡る舟 海を渡るにふさわしい舟を編む。 この表現に眼を開かされ、すばらしい、と感嘆する展開が本書にはあります。辞書編集に才能を発揮する「まじめ」青年とその周囲の魅力的な人たちがおりなす、編集開始から完成までの十数年に及ぶ物語(途中の十年間は抜けてますけど)。まさに、言葉と本が好きな人のための小説でしょうか。書店員さんたちが選ぶ本屋大賞を受賞するのがよくわかります。 それにしても、言葉というのは奥が深く、大事にして、正確に使わないといけないなぁ。願わくば、もっと若い頃に出会いたかった本・・かな。 | ||||
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| 本屋大賞で山積みになっていたので買いました。この物語の面白さはやはり「辞書作り」というあまりとりあげられてこなかった仕事をテーマにしていること。素直に読みやすく楽しめる一冊でした。敢えて言えば、もう少し波乱展開(例えば人間関係や他社との競争)があった方が読み応えがあったかも。 | ||||
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| 本屋が辞書作りを書いた本に注目するのは当たり前で, 本好きが言葉を取り上げた本を読みたいと思うのも当たり前で, 更に,三浦しおんが書いたのならはずれはないと思うのも当たり前. という予想通り,いや,予想以上に一気に読める文体と内容だった. 作品の世界観は三谷幸喜が書くドラマに似ていると思った. 内容や展開が想像できるので ちょっと変わったしかし愛すべき主人公や周りの人々, 辞書や言葉に関するうんちくを楽しむ為の本でしょう そういえば,辞書を引きやすくするため, 辞書の紙を1ページずつぐちゃっとつぶし, アコーディオンみたいにしていた事を思い出した. 辞書の紙に細心の注意を払っていた馬締さんに申し訳ない,, | ||||
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| さすがに本屋大賞、地味な設定ながらも、 ものすごくリーダブルで、どんどん読んでしまいました。 辞書編纂の仕事の話ですが、どんな仕事にもいろんなドラマがあるものだよなーと 改めて思ったり。登場人物もみんな魅力的で、 映像的に浮かんでくるような小説です。 難をひとついえば、さらっと読め過ぎて読み応えがない、 というところですが、リーダビリティと読み応えは、 ある程度トレードオフにならざるを得ないのかなと考えると、 これはこれでというふうにも思います。 誰にとっても、素直に「おもしろかったな」と思える小説であることは 間違いないかと。 | ||||
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| 登場人物の心理描写や個性が面白く、仕事・物作りに対する情熱や 合間に出てくる日本語の奥深さを感じることのできる小説。 全体的にライトな感じで、漫画のようにすらすらと読める本でした。 ただ、若干ストーリーが分かりやすいというところと、 「辞書をつくるというテーマ」でプッシュしている割には、 その辺の描写が少ないかな?というのが惜しかったです。 | ||||
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| 辞書の作成にまつわる人の話。人間関係が丁寧に描かれていてとても好感が持てます。誰にでも安心して薦められる本ではないでしょうか | ||||
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| 以前、大学の講義で、国語辞典の作成は非常に難しく大変だと聞いたことがあり、実際どの程度の困難さを伴う作業なのだろうかと、長年疑問に思っていました。折しも、今年の本屋大賞作品が辞書編纂の小説と知り、早速購入しました。 辞書編纂に携わる個性的な人たちの完成にむけた世代を繋ぎながらの熱い情熱に感動しました。 読んで良かったと確実に思える小説です。 | ||||
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| 国語辞書の編集者を主人公にした小説。「仕事とは何か」を考えさせられる。 CLASSY.(20代女性向けファッション誌)に連載されたものなので、いくぶん軽い文体になっている点、過去連載分のおさらい的な文章が入る点、ところどころ文体が不安定な点がやや気になるが、登場人物のキャラクターがみな魅力的で、全体に面白いし、最後はやはりグッとくる。 辞書の編纂にはじつに長い時間がかかる。本書にも、17年をかけて日本で初めて近代的な辞書をつくった大槻文彦について触れられているが、その『言海』のあとがきに大槻は「この本をつくるまでに、妻と息子を病で亡くし、校正刷りで『露命』(はかない命)という語にあたったとき、思わず落涙した」というふうなことを記している。 「露命」という言葉はただそこにあるだけだが、それに触れた者の感情を激しく揺さぶることがある。「言葉」と人間の心との関係について思いを至らせる、たしかにそんな小説だった。 本書のカバーを、小説中の辞書『大渡海』の装幀に模してあるところもなかなかいい。 | ||||
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| すらすらと読める内容でした。 また、最も関心したポイントは「辞書の編集」の物語だというところです。 新しい視点での物語は読み応えもありました。 | ||||
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| 私には少しむつかしい内容でした。 なので、何度も読んで理解を深めます。 きっと役立つと思うので。 | ||||
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| 昨年の本屋大賞にはガッカリでしたが、今年の大賞は良かったです。 電車の中で読んで、喫茶店で読み、一日で読みました。 三浦しおんさんは「風が強く吹いている」が最高でしたが、 これも楽しく読みました。ありがとうございました。 | ||||
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| 久しぶりに一気読み。 『大渡海』が欲しくなった。 本屋大賞ノミネートらしいが、個人的には『まほろ駅前多田便利軒』よりも、こちらの方が直木賞なんじゃない?と思う。テイストは違うけれど、私は『舟を編む』の方が好きかな。 一風変わった編集部員達の、15年にも及ぶ辞書編纂の物語。帯に角田光代も書いているが「スポーツ競技」っぽくて、どこか楽しげ。人物描写は、西岡が印象的。チャラ男を演じているけれど、実は一番、人情味溢れていて優しくて、何よりも辞書作りを好きな男なんじゃないか…と。ほんとは西岡、マジメだよね。 | ||||
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| 国語辞書『大渡海』を編集するために玄武書房辞書編集部に集った様々な面々の織りなす物語。笑いあり涙あり、時が経つのを忘れて大いに楽しんだ一書でした。それにしても、辞書の編纂の何と大変なことでしょう。 「辞書は言葉の海を渡る舟だ」(27頁)。 「もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」(同)。 「あんなに丁寧で思いのこもった手紙をもらって、来ないわけにいかないでしょ」(93頁)。 「女が重視するのは、「自分を一番大事にしてくれるか否か」だと、西岡は数々の経験からあたりをつけていた」(97頁)。 「しりとりに勝ちたかったら、単語の末尾が『あ行』『か行』『さ行』で終わる言葉を言うのは避け、『や行』や『ら行』や『わ行』で終わる言葉をひねりだすことです」(192頁)。 「公金が投入されれば、内容に口出しされる可能性もないとは言えないでしょう。また、国家の威信をかけるからこそ、生きた思いを伝えるツールとしてではなく、権威づけと支配の道具として、言葉が位置づけられてしまうおそれもある」(226頁)。 「言葉とは、言葉を扱う辞書とは、個人と権力、内的自由と公的支配の狭間という、常に危うい場所に存在するのですね」(同)。 一点だけ難を云えば、馬締光也と林香具矢が(肉体的にも)結ばれるのが少し早過ぎでは?それはさておき、本書の装丁(カバーと帯)が文中に記載された『大渡海』のそれと同一なのは趣向がありますね。また、本体表面のマンガ絵も大変GOODでした。 | ||||
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| うかつにも本屋大賞のお墨付きがついてから 読みましたが、もともと辞書が好きでいろいろ 眺めたり、もちろん調べたりして、家内から、 「辞書が友達だね」、と言われる僕にとっては、 実に魅力的な世界でした。 時間が流れても一つのーーそれも気が遠くなるほどの 作業に専念して、そしてその間に起きるいろいろなことを 含めて辞書が完成していったときの喜びを共有できて、 とてもすがすがしく感じました。 こんなにストレートな、ある意味でひねりのなさ過ぎる 物語はダメな人にはダメかもしれないけれど、 字がすき、辞書が好き、打ち込む人を見るのが好き、 不器用な人を見るのが好き、そう言う人ならば、 きっと気に入って読めそうな気がします。 | ||||
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| 辞書がどのように作られるのか初めて知りました。 最近では、解らない言葉があればインターネットで調べてしまうし、わざわざ辞書をひくことが無い。 でもこの本を読み終えて、思わず実家にある広辞苑で「愛」という言葉を調べてしまいました。 紙の質とか確認したりして(笑)。 全体的に温かい雰囲気で、ダークな感じは一切なく、素直に言葉をもっと大切にしたいなと思える作品でした。 登場人物も皆個性的ですが好感が持てるし、章ごとに視点が変わるので読みやすく、あっという間に読めました。 人生を変えられるような重さは無いけれど、1人の時間を十分楽しませてくれる作品って感じかな。 | ||||
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| 辞書をつくるのに時間がかかることは想像つきますが、これを読むと想像以上です。とにかく項目数・ページ数が多いうえに、校正が5回も。校正だけでも数年がかりとは! 学生アルバイト50名を動員して校正チェックする「玄武書房地獄の神保町合宿」、こんなのがあるなら、私も参加したーい!!と思ってしまうくらい、この世界に入りこんでしまいました。 登場人物たちの仕事への迷いや情熱、言葉への思い、仲間とのつながりに共感、何度も涙を流しつつ、気になる言葉を辞書でひいたりしながら、最後まで一気読みです。ボリュームもかなりあるけど文章が読みやすいし、質量とも大満足。すんごい満腹感の本でした。 上質なエンターテイメントでありながら、言葉や辞書への理解が深まり勉強になる。本屋大賞をとったのも納得です。 | ||||
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| 「そういえば夢中で仕事にのめりこんだ時期があったなあ、回りだけ盛り上がって自分だけ置いてけぼりになってつまらない思いをしたこともあったなあ、いろいろな業者さんと協力して商売を超えて楽しく働いたこともあったなあ・・・・・」と過去の仕事生活がこの本を読んで走馬灯のように浮かんできて懐かしい思いがしました。これも、この本の登場人物すべての造形が鮮やかで感情移入がし易かったからですね。 中高年サラリーマンにとっては、まさしく心のタイムトリップが経験できると思います。なぜか、読み始めたときから、最初の登場人物である荒木さんに平泉成さんのイメージが重なってしょうがありません。映画化されることは間違いないのでしょうが、できればぜひ彼が、”まじめぇ〜”とか云って演じているところを見てみたいですね。 | ||||
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| 定年まであと2ヶ月と迫った荒木が後継者にと決めたのは、ひとりのまじめ(?)な青年だった。 「辞書を作る!」その青年を中心に、言葉に対し並々ならぬ情熱を持った者たちが、膨大で気の遠く なるような作業に取りかかった!! 子供の頃から辞書を引くのが大好きだった。辞書は、私の身近にいつもあった。でも、どんなふうに 作られるのかなんて想像もしなかった。地道で根気のいる作業を10数年も続けなければ、ひとつの 辞書は完成しないのだ。また、言葉は生き物なので、完成しても改定という作業がこの先ずっと続く ことになる。見も心も磨り減るような大変な仕事だけれど、出版社にとってあまり割りのいい仕事では ないことも初めて知った。それでも彼らは辞書作りに没頭する。それは、小船で大海に、しかも荒れて いる海に、挑むようなものではないのか。風雨にさらされ、波にもまれ、彼らはひたすら「完成」と いう目的地をめざす。こんなに苦労して作り出される辞書。今までとは違う目で見るようになった。 我が家にある辞書も、より愛しく感じられる。ラストは感動的で、そして泣けた。私も「大渡海」と いう辞書がほしい!手に入れられないのがとても残念でならない。 | ||||
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| 小学生のころに初めての辞書 国語辞典、中学で英和辞典、高校でもっと高級な英和辞書と古語辞典 そして大学で第二外国語の辞書。社会人になっても国語辞典は引出しに入っていた。 その辞書も今ではあまり使わなくなった。が その辞書の作成が大きな海原に出る舟を編むような 大変な作業であることを改めて考えさせられる作品だった。まじめ君の成長が15年の歳月をうまく表してる。 | ||||
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