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(短編集)
禁断の魔術
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禁断の魔術の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全128件 41~60 3/7ページ
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| 寒村の開発事業にまつわるトラブルとある高校生の作った装置. その結末で,湯川のとった行動は? 小説の全体像としては,不可思議な事象の関わる事件が起きて, その科学的見解を求められる湯川,といういつものガリレオの構図である. 開発事業の周辺で起きるゴタゴタも含め,それほどの意外性はない. 今回は,プラスアルファの要素として, 湯川が自分の母校の部活の後輩を最後まで信じる姿がテーマとなっている. 悪くないテーマだとは思うが,残念ながらあまりうまく行っているとは言いがたい. その一番の理由は,湯川が若者を信じる根拠が少々薄弱だからである. 実際にしばらくの時間を過ごした経過や父親のエピソードがあったとしても, 警察の捜査を妨害とはいかないまでも,非協力的な行動を取る根拠としては弱すぎる. そのあたりに説得がないため,クライマックスの湯川の行動も なにやら思い込みの激しい人物,という印象を受けてしまう. 東野作品で社会性のあるテーマを持たせた作品も確かにあるが, 氏の作品では,意外性の要素が弱いとテーマ性が光ってこないのだなと改めて感じた. | ||||
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| 「禁断の魔術」とは、正しく使えば人類に豊かさと便利さをもたらすが、間違った使い方をすると人類を滅ぼしかねない両刃の剣である「科学技術」のこと。 殺人事件に関連して、不思議な現象が見つかり、その解明のために警察が湯川に協力依頼するというパターンどおりの話だが、依頼される前から湯川は事件に密接に関わっている。 現象を説明する科学知識自体はそれほど面白いものではないし、事件を取り巻く背景もどちらかと言えばありきたりなもの。 この物語の良さは最後の光原町での襲撃場面に集約されている。そこで湯川が取った行為に驚かされたし、湯川が伸吾に語った内容はガリレオ先生らしい含蓄のあるもの(しかし、あの場面で伸吾がイエスと言ったならば、湯川はどうしていたのだろうか)。 最終的に襲撃の対象とされた人物に対して、何のお咎めもないのはやりきれない。それを証明する証拠が出てきたのだから。 (ネタバレ) 始球式の結果は、センター前ヒットではなく、ピッチャー強襲ヒットで、ピッチャーの顔面直撃にしてほしかった。 | ||||
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| 本屋へ買いに行くより安く手間もかからず。状態も良く満足です。 | ||||
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| 私の中ではですが このシリーズは近頃はトリックではなく 登場人物の背景や湯川の科学に対する思いで読ませるなと思います 湯川や湯川の後輩、古柴伸吾の誠実さやひたむきさが胸に沁みる1冊です | ||||
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| 最低な対応でした!本は届かない上に報告もずさんで二度と関わりたくないと思いました!注文してから半月以上かかりました。 ご購入される方はお気をつけくたさい。 | ||||
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| TVシリーズのセカンドシーズンの話が収録。 テレビとどっちが先だったのか、分からないですが安定して楽しめました。 突出した面白さは無いけど、ファンの方なら満足できるはず。 | ||||
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| さすが、ガリレオシリーズ最高傑作! 時間を忘れて一気に読んでしまいました 笑 | ||||
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| ガリレオの短編はあまり面白くないが 長編は大好きなので期待して読んだ。 何も残らない作品だ。 Xも聖女も方程式も大傑作だが これは読まない方がましだ | ||||
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| 説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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| 期待しました。 でも残念でした。 思っていたような内容ではありませんでした。 | ||||
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| 序盤の伏線がひとつにまとまって、ラストまでキレイに進行したストーリー展開は良かったのですが、「まさか」といった驚きがなく、薄く感じました。 殺人事件捜査から政治家の悪行が明るみに、大物相手にどう闘うのか…という展開に期待がかかっただけに、ラストは盛り上がりに欠けたと思います。 容疑者Xの献身から比較すると、古芝君の行動は単純すぎ、物語の中心人物として物足りなかったのが残念です。 東野圭吾作品という期待もあり、読了後のモヤモヤに繋がりました。 | ||||
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| ストーリーの立て方が絶妙。 飽きさせもせず、 かといってある程度の謎を秘めた状態を保ったまま物語の核心に向かうのでずーっと面白い。 初期の帯にあるように「シリーズ最高のガリレオ」 ではないと思うが、 ガリレオ先生の熱い想いが溢れるすごい作品でした。 | ||||
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| 帯には、 ここに登場する湯川学は、「シリーズ最高のガリレオ」だと断言しておきます。 ー東野圭吾 とあります。 最高傑作なんて書いてません。 湯川先生、真夏の方程式からまた一段と人間味が深まって、シリーズ最高のガリレオに。 シリーズものの醍醐味ですね。 内海さんが痺れたであろう程に読んでいて痺れました。 今、石神さんの事件に直面したら、湯川先生はどう振る舞うのか。 次作が楽しみです。 | ||||
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| なんで言っちゃったかなぁ~、「シリーズ最高」とか・・・。 この言葉を目にしないまま読めてれば、☆4つ付けられたのに。 内容とは違うところで評価を落とすのは、評価する側も大変に不本意です。 一つ一つの事件や人間関係、使われる装置のそれぞれが、いちいち物足りない。 だからなのか、事件と事件のつながりや捜査を進めていく過程の描き方も、いちいちが回りくどく感じてしまいます。 それもこれも、読む前から強制的に上げられてしまったハードルのせいでしょう。 もちろんそのハードルを越えるだけの内容にするのが第一でしょうけれども、それでももう少し配慮のある売り方があるように思います。 | ||||
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| 以前、短編集として出ていた禁断の魔術。この中の短編『うつ』を大幅に加筆修正したものらしい。 どうりで、こんなにもストーリーの先が読めるもんかと、いぶかしく思うはずである。一読しているのにほとんど忘れてしまっている記憶力の無さが幸いし、伏線も効いていた。 今回わざわざ短編を長編にし文庫本化したのは、映画化の為であろうか。こちらも楽しみである。 | ||||
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| 変わらず一気に読ませるガリレオシリーズ。最高傑作かと言われると考えてしまうが、それでもおもしろかった。 「科学を制する者は世界を制す」。オリンピックを例に考えると、スポーツ科学、脳科学など、科学を味方につけたものに勝利が与えられる。しかし、核兵器や地雷を例に考えると、戦争の手段となり、全く意味が異なってくる。 本作は、湯川教授の教え子に対する責任と覚悟、科学のあり方を問うミステリになっている。 ただ、せっかく用意したスーパーテクノポリス計画という壮大なプロジェクトがありながら、事件との因果関係が少々希薄になっており、また殺人事件が起きたあとの犯人のアクションという意味でも物足りなさを感じた。もう少し殺人事件とスーパーテクノポリス計画、大賀代議士と犯人との駆け引きなどを描いてほしかった。 | ||||
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| 本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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| ちょっと現実的ではないところもあるが、恩師と教え子の信頼関係は買える。 | ||||
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| 単行本で読んだときは、読後感が爽やかで感動的な話だな、と思ったし、シリーズのとりあえずの締めくくりとしては満足のいく中編だった。 文庫化にあたり加筆されているらしいが、ずいぶん前に読んだというのもあって、どこをどう加筆したのかは気づかなかった。人物描写が浅いと言われればその通りだと思うし、文章は上手いが良くも悪くも淡泊な筆致ではある。無駄を排した理知的な文章が著者の特徴で、人によっては物足りないと思う人もいるだろう。 とは言え、湯川が教え子に語る台詞にはやはりグッとくるものがあるし、他の短編がイマイチだったというのもあって、この中編だけ抜き出して文庫化したのは正解だったと思う。再読しても楽しめたし、最後の締めの部分は気持ちの良い余韻が残った。虚像の道化師よりこっちのほうがお勧めです。 | ||||
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| 何気なく買った小説であったなら「面白かった」で済む話ですが、これがガリレオシリーズとなると「?」と思いたくなります。 犯行の方法に特に意外性も感じられず、物理学者がいる必要性も感じませんでした。 もっとも、単純にガリレオシリーズの世界が好きであるならばこういう話もアリかもしれませんが。 | ||||
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