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(短編集)
禁断の魔術
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禁断の魔術の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 1~20 1/5ページ
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| ガリレオシリーズではあるが、短編を加筆したということなので、ミステリーというよりはエンタメ小説の要素が強い作品。東野作品によくある「最終盤でのどんでん返し」は無いため、その部分を期待すると肩透かし感はあるかも。逆に言うと、王道スタイルでのストーリー構成でもキッチリ最後は盛り上げる(犯人の父親のエピソードなど)ポイントがいくつも設定してあるのは流石。エンタメ小説としては非常に楽しむことができた。 | ||||
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| 六本木にあるホテルのスイートルームで、女が死んだ。名前は古芝秋穂。明生新聞の記者で、政治部に配属され、実力者で元文部科学大臣の大賀仁策議員の担当だった。 スーパーテクノポリス計画の発案者が、地元の光原町出身の大賀仁策議員だった。 スーパーテクノポリス計画は最先端の科学技術を扱う集結拠点をつくる。 「ようこそ、科学の町へ」がキャッチフレーズ。 それを取材していた長岡修が、事務所で殺害された。長岡は、スーパーテクノポリス計画に反対していた。施設の予定地には、野生動物の保護区になっている。そして、糸山地区には、通称G棟は、高レベル放射性廃棄物のガラス化個体を地層処分する技術を研究する施設・地層処分研究所。万一事故が起きたら、放射能が外部に漏れ出す恐れがあるのではないかと危惧された。長岡は、恋人渡辺清美に会って、最後のことばが、「若さって恐ろしいな」と言った。 古芝秋穂の弟の慎吾は、帝都大学湯川准教授の高校の同窓生だった。物理研究会に属しており、部員数が少ないことで、湯川先輩の協力を得る。なんと、そこで作ったものが、殺傷能力のあるレールガンだった。湯川は「使う人間が愚かだと、世界はダメになる」と言うが、なぜ高校生の物理研究会の慎吾にそのようなことを研究させたのか?物語の構造に矛盾を孕んでいた。湯川学は、科学者として「技術や知識が犯罪に使われること」に対して、深い憤りや自責の念を感じる場面がある。自分の信じる「科学」が武器として使われたとき、湯川学はただの傍観者ではいられなくなる。作らせておいて、自責の念に駆られておれば、世話がないのだ。ガリレオの苦悩は、自分で作り出している。 姉の秋穂は、大賀議員との愛人関係にあり、それを秘密裡に進めていた。大賀議員とスイートルームでの逢うせの時に、子宮外妊娠で出血し始め、それを見ながら大賀議員は、不倫がバレるのを恐れ、その場を逃げ出す。そのことで、秋穂は死に至る。そして、弟の慎吾は、復讐のためにレールガンの改造に力を入れる。そして、大賀議員をレールガンで襲撃しようと試みる。古典的な敵討の物語だ。 慎吾は、技術者としての父親を尊敬していた。地雷を撤去する技術開発をしていたのだが、若い頃にはアメリカにわたり、地雷をつくった技術者でもあった。 それにしても、殺傷能力のあるレールガンを指導すること自体に、湯川学の倫理観が問われる。 先ごろ、平和憲法を持ちながら、殺傷能力のある武器の輸出を認める方向で、日本政府は動き始めている。「5類型」とは、「防衛装備移転三原則」の運用指針で定められていた、日本が完成品の防衛装備品を輸出できる5つの用途のことである。①救難(災害救助など)②輸送(物資の運搬など)③警戒(領海の監視など)④監視(不審船のチェックなど)⑤掃海(海中の機雷除去など)としていた。武器輸出のルールである「防衛装備移転三原則」とその「運用指針」は、法律ではなく政府の指針である。そのため、国会での法改正や議決を経ることなく、閣議決定(政府内での合意)や国家安全保障会議(NSC)の判断だけで変更が可能となり、殺傷能力のある武器の輸出もできるとして、2026年中に実施される。 まさしく、禁断の魔術と言える話だ。 そして、この本の中で出てくるレールガンは、日本の企業が現在開発しており、ドローンなどの迎撃用という名目で輸出される可能性が強い。 2期目のトランプは大統領就任の時には、「戦争はしない」「ウクライナの戦争は1日で終わらせる」と豪語していたが、どこで、トランプは変わってしまったのだろうか?ノーベル平和賞は諦めたようだ。 | ||||
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| 良い | ||||
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| 東野作品はどれも深い。ドラマ化や映画化も歓迎。ほかの推理小説(小説家たち)の例からすると、コミック化はがっかりするものが多いのでやめてほしい。 | ||||
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| 科学知識そのものに善悪はなく、使い方や使う人間にその責任がある。 | ||||
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| あっという間に時間が過ぎてました。 読みごたえがあって、買ってよかったです。 | ||||
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| (期待値が高すぎるのかもしれませんが)とくに読者の意表を突くひねりもどんでん返しもなく、ガリレオシリーズの中では平凡作。 | ||||
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| TVドラマ向けの加筆修正と説明を何処かで読みました。 地球の温暖化に向けて研究、が 以前の単行本に記載があり その部分を改正なさっていらっしゃるようでした。 湯川先生は最後のお花見シーンではすでに渡米で、草薙さんと岸谷くん&内海さんの描写と 著者様が好んでお使いになる表現 『一陣の風』のラスト素敵です。 マスカレードホテルや ラプラスの続編にもでてきて 美しい❣️情景が浮かびます(花吹雪) | ||||
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| 作家が大好きです。 | ||||
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| ガリレオの大ファンで購入しました。面白くて一気に読みました。 | ||||
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| 裏切りの | ||||
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| 私自身が東野圭吾さんの作品を読み始めた歴史は10年ほどと決して長くはないのですが、容疑者Xの献身で著者の作品の虜になり、ガリレオシリーズでますます好きになりました。 主人公である天才物理学者の湯川学は刑事でも探偵でもありません。友人の刑事から不可解な事件の相談を受け、純粋に科学者として事件の謎に興味を持って物理学者としての立場からその謎の解明に取り組みます。結果として事件解決の協力をすることになり事件が解決していくというのがこのシリーズの流れとなっています。映画もドラマも同じ展開で作られています。 こちらの禁断の魔術ですが、ドラマ化されたということでドラマを見た後に続けて購入して読んでみました。連続ドラマではなく単発の長編ドラマでした。福山雅治・北村一輝・渡辺いっけいら初期からのメンバーも健在でしたが、福山雅治のパートナー役は新木優子へと変わっていました。まあこの辺りは良いでしょう。ドラマを見た後に本編を読み進めていくとどうしてもドラマの中の俳優さんのイメージとかぶせてしまいます。ドラマや映画に引っ張られてしまうという欠点もあるのでしょうが、これはこれで楽しみでもあります。 私個人としてはドラマにはドラマの良さがあり、原作本のは原作本のよさがあると思っています。この辺りは名探偵コナンシリーズと同じです。それゆえドラマも楽しみたいですし原作本も楽しみたいです。ドラマを見た後に原作本の世界を楽しむのも十分にありと感じています。ドラマでは登場しない細かな描写や記述が原作本の中にはあります。ドラマのシーンを思い起こしながら読んでいくのは、これはこれで楽しいものです。もちろんトリックや犯人はわかっているわけでネタバレ感があります。この辺りを嫌悪される方でなければ、ドラマはドラマ、原作本は原作本としてそれぞれに楽しめるのではないかと思います。 | ||||
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| ブックオフでたまたま購入したもの。予想外に感動し、ラストでは泣きそうになりました。なんとなくですが、今回の事件を彷彿とさせます。状況はまるでちがうのですが、頭のいい青年が自前で高性能の武器を作り犯行に及ぶ。この本では湯川の命がけの説得で犯行は防がれます。もし、山上容疑者の周辺に、誰か、湯川的人物がいたら・・・とおもわずにはいられません。せめて、警備が厳重に行われていたら、安倍首相はむろんのこと、山上容疑者も未遂に終わっていたはずです。 | ||||
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| この作品の特記事項は、湯川の後輩が登場したことと、高級なお酒「森伊蔵」と「オーパス・ワン」を知ることができたことです。 これで東野作品は94冊読み終えましたが、人間模様の描き方は相変わらずお見事。 議員の大賀は、序盤ではムカつきましたが、終盤では同情の念が湧いてきてしまいました。 終盤での湯川と古芝の対峙は名場面ですね。ガリレオ好きなら外せない作品です。 | ||||
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| 一気に読みました。とても感動的でよかったです。 | ||||
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| 表紙の写真が、マスカレードシリーズとは真逆でいやに地味だな、これは何を写したのかな、と思いましたが鉄を削ってできた断面の写真らしいです。 やはり内容に相応しい表紙なんですね。(当然ですけど) 物理学も工業的なことも苦手な私でも面白く読めました。最後のほうのビルの屋上でのクライマックス場面では、湯川先生はましゃ(福山さん)、内海薫は柴咲コウさんになって出てきました。 この場面は感動的でとてもいいと思いました。 大賀仁策がなにも変化がなく、のうのうとしているのはリアルなことかも知れないけど残念でした。今なら文春砲ものでしょうけど。 | ||||
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| トリックとか、展開とか、細かいことよりも、 湯川先生の人柄に泣けます。 いい作品です。 | ||||
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| 3短篇と1中篇の構成。中篇の「猛射つ(うつ)」は読ませます。湯川がたった2週間とはいえ、指導した教え子を身体を張って守る大団円がいいですね。そして、湯川はアメリカに去る・・・『沈黙のパレード(ガリレオ9)』までのインターバルとなります。 | ||||
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| 特に、著者の熱烈的ファンでは、ありませんが、充分楽しめました。 面白かったです。 TVとは、多少登場人物が異なりますが(助手の栗林さんはいません)、最後まで一気に読みました。 久しぶりの湯川先生です。 | ||||
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| 探偵ガリレオを学生時代に読んで、久しぶりに気が向いて、同じシリーズの本作を購入して読みました。 東野圭吾の作品は基本的に読みやすく、本作も内容がスッと頭に入ってきて、とても良かったなと思います。ミステリーなんですけど、湯川教授とその関係者とのヒューマンドラマっていう感じの話だと思いました。物理を専攻する人なら一度はその響きを聴くであろう、「ある科学兵器」が登場し、物語を盛り上げてくれます。ガリレオシリーズを読んでいない人でも、割とさらっと読めそうなので、なかなかおすすめです。 | ||||
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