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(短編集)
禁断の魔術
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禁断の魔術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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もともと短編で出してたもんに加筆して強引に長編(中編ともいえる長さ)に仕上げた作品なので いまいち深みがないというかアッサリ気味な展開。ストーリー自体は悪くないんだけど、所詮300pもないから物足りなさを感じる。 1件殺人が起こるけど、それの解明がスマホの着信メロディで一気に解決ってのも呆気なさすぎるし、 そもそも復讐にそんなケッタイな兵器を持ち出さなくてもナイフでブスリでええんちゃうの?w 接近できないからそれはムリとか言ってたけど野球してんなら余裕そうじゃね?ってか安部さん事件を知ってる今だと、簡単に屠れそうな気がしてしまうw 弟くんと町工場の娘さんとの恋愛劇をもっとじっくり描いてくれてたら良かったと思う。 | ||||
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東野圭吾先生の作品は大好きですがこちらは微妙… 殺人の動機にあまり共感できなかったり、愛弟子というには湯川先生との関わりが薄いなと感じてしまいました。 | ||||
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商品はとても満足のいくものでした。 ただ、置き配が間違って隣の空き家のポストにささっていました。もし中まで入ってしまっていたら、発見できないところでした。危ない危ない。 | ||||
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結論を端的に言えば、普通に面白い!(上からに聞こえたらごめんなさい) ・・・ 率直に申し上げますと、過去読んだ東野作品への既視感を感じました。別に非難しているわけではなく、単純に、お、こことここは過去のあれに、似てるな、と。 先ず、湯川の知り合いが容疑者となっており、湯川が草薙刑事への質問に軽くしらばっくれていたり、容疑者に何らかの肩入れをしているという状況。本作では高校の後輩でかつ物理好きな男の子(筋がよくしかも姉弟の二人世帯での苦学生)。重なったのは『容疑者Xの献身』で殺人を犯した大学時代の友人の石神(天才数学者も、一般社会ではやや不遇をかこう)。 次に、出だしでのホテルでの不審者の殺人の場面。本作はフロントがお客様を見て、ん?おかしい?と気づくところからストーリーが始まります。ですから「あれ?これマスカレード・ホテルじゃないよね?」と裏表紙のあらすじを二度見。『マスカレード・ホテル』もホテルスタッフから見た物語ですから、ちょっと既視感を感じた次第です。 ・・・ あと、個人的にいいなと思ったのは、湯川をして科学者倫理について語らせているところ。容疑者たる後輩に迫り、彼の亡父の言葉を引いて、こう語りかけます。 「地雷は核兵器と並んで、科学者が作った最低最悪の代物である。いかなることがあっても、科学技術によって人を傷つけたり、生命を脅かしたりすることは許されない。私は科学を志すものとして、過去の過ちを正したい。--これを聞いて、どう思う?」(P.290) 科学史家の村上陽一郎さんが似たことを発言したのを書籍で見たことがありますが、私も同じ意見であります。まあ簡単なことではありませんが。 ・・・ 今更ながらですが、実に、東野さんの描写は読んでいて映像的に読めると感じました。最近同じことばかり言っている気がしますが、これまた火曜サスペンス的にきっちり綺麗に終わる展開が脳内映像的に楽しめる作品でした。 私、映像を愉しむ際も近頃倍速再生が多かったのですが、このまえ久しぶりに1倍で見たらやっぱり「間」とか科白の妙味とか、伝わるものがあるんです。逆に言えば倍速で見ると切り捨てられてしまうものがあると考えます。読書もそうなのかなと。忙しい日々で速読とかもいいのかもしれませんが、自然にページを手繰るペースでしか楽しめない何かがあるのではないかなと(半分は遅読家のひがみです)。そんなことを考えたつつ楽しんだ連休さなかの読書でした。 | ||||
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東野圭吾ファンの私には内容が面白くなかったです | ||||
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どうも科学的な話と派手な事件が繋がっているのだがややこじつけ感を感じてしまった。 | ||||
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いわゆるシリーズものの難しさが如実に表れた作品との読後感を持つ。ガリレオシリーズの流れで読めば裏表紙の「シリーズ最高傑作」との評があたるのかもしれないが、単一作品として取り組んだ場合の感想はまた別である。冒頭から多彩な人物が登場し物語の伏線を細やかに描き出す一方、主役以外が役割を果たしきれておらず、悪役の背景描写が過ぎて感情移入してしまうあたりにもう少し・・・との感を覚える。現実味あるヒューマン・ドラマとして読めばまた別評価かも。 | ||||
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肩の力抜いて、精神的負荷も掛からず、楽しめるのが有難い。 でもねー、どうしても「猛射つ」なんかは「はい。仰ってる事は分かります。それは物凄い正しい行いです」が、「撃たせといてやれよ」と思うw 楽しみました | ||||
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科学を制する者、世界を制す。 思い上がりというか、大いなる勘違い。 科学の発展が人類の進歩に大きく寄与したことは事実。 善きにつけ、悪しきにつけ。 正しい心と高い理念を持った人間が扱えば、利益をもたらすが、邪悪な人間が悪用すると破滅に。 全ては、科学に従事する人間の良心にかかる。 私利私欲にまみれ、腐った政治家には退場を! | ||||
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寒村の開発事業にまつわるトラブルとある高校生の作った装置. その結末で,湯川のとった行動は? 小説の全体像としては,不可思議な事象の関わる事件が起きて, その科学的見解を求められる湯川,といういつものガリレオの構図である. 開発事業の周辺で起きるゴタゴタも含め,それほどの意外性はない. 今回は,プラスアルファの要素として, 湯川が自分の母校の部活の後輩を最後まで信じる姿がテーマとなっている. 悪くないテーマだとは思うが,残念ながらあまりうまく行っているとは言いがたい. その一番の理由は,湯川が若者を信じる根拠が少々薄弱だからである. 実際にしばらくの時間を過ごした経過や父親のエピソードがあったとしても, 警察の捜査を妨害とはいかないまでも,非協力的な行動を取る根拠としては弱すぎる. そのあたりに説得がないため,クライマックスの湯川の行動も なにやら思い込みの激しい人物,という印象を受けてしまう. 東野作品で社会性のあるテーマを持たせた作品も確かにあるが, 氏の作品では,意外性の要素が弱いとテーマ性が光ってこないのだなと改めて感じた. | ||||
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「禁断の魔術」とは、正しく使えば人類に豊かさと便利さをもたらすが、間違った使い方をすると人類を滅ぼしかねない両刃の剣である「科学技術」のこと。 殺人事件に関連して、不思議な現象が見つかり、その解明のために警察が湯川に協力依頼するというパターンどおりの話だが、依頼される前から湯川は事件に密接に関わっている。 現象を説明する科学知識自体はそれほど面白いものではないし、事件を取り巻く背景もどちらかと言えばありきたりなもの。 この物語の良さは最後の光原町での襲撃場面に集約されている。そこで湯川が取った行為に驚かされたし、湯川が伸吾に語った内容はガリレオ先生らしい含蓄のあるもの(しかし、あの場面で伸吾がイエスと言ったならば、湯川はどうしていたのだろうか)。 最終的に襲撃の対象とされた人物に対して、何のお咎めもないのはやりきれない。それを証明する証拠が出てきたのだから。 (ネタバレ) 始球式の結果は、センター前ヒットではなく、ピッチャー強襲ヒットで、ピッチャーの顔面直撃にしてほしかった。 | ||||
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なんで言っちゃったかなぁ~、「シリーズ最高」とか・・・。 この言葉を目にしないまま読めてれば、☆4つ付けられたのに。 内容とは違うところで評価を落とすのは、評価する側も大変に不本意です。 一つ一つの事件や人間関係、使われる装置のそれぞれが、いちいち物足りない。 だからなのか、事件と事件のつながりや捜査を進めていく過程の描き方も、いちいちが回りくどく感じてしまいます。 それもこれも、読む前から強制的に上げられてしまったハードルのせいでしょう。 もちろんそのハードルを越えるだけの内容にするのが第一でしょうけれども、それでももう少し配慮のある売り方があるように思います。 | ||||
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何気なく買った小説であったなら「面白かった」で済む話ですが、これがガリレオシリーズとなると「?」と思いたくなります。 犯行の方法に特に意外性も感じられず、物理学者がいる必要性も感じませんでした。 もっとも、単純にガリレオシリーズの世界が好きであるならばこういう話もアリかもしれませんが。 | ||||
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帯のシリーズ最高傑作に、かなり期待して読みました。期待しすぎました。その兵器?実験装置も、正直いまいち?です。ストーリーが頗る単純なだけに、かなり肉付けをした感が否めません。個人的には「真夏の方程式」の方が、断然よかったと思います。とは言え、湯川教授をはじめ内海刑事や草薙刑事のやり取りに引き付けられ、あれよあれよとページを捲り進めてしまいました。さすがガリレオシリーズです。個人的な満足度は、100点満点中65点と言ったところです。(^ー^) | ||||
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読了後のモヤモヤ感がある。 シリーズ最高には遠く及ばない気がする。 | ||||
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『シリーズ最高のガリレオ』だと断言 って書いてあったのですごく楽しみにしてましたが……何か物足りなかった。ちょっと残念。 | ||||
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最近の作品はほぼ2時間ドラマ用に書かれている感じが拭えません。 ストーリーに全く深みがなく、読んで感動するような作品ではありません。 前に似たような作品があった気がするのは私だけでしょうか?それでも つい期待して買ってしまうんですよねぇ。分身、天空の蜂などの傑作を また望みます。 | ||||
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リライトしたのであれば、もう少し人間描写を細かくして欲しかった。 全ての人間関係が希薄な感じに映る。 ストーリーは分かっているだけに、その点が残念だった。 湯川先生は孤高のスタンスでいいのだけれども。 | ||||
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ドラマ化されてあらすじがわかるせいか、ちょっと新鮮味がなくて残念。 レビュー参考に買ったんだけどな。 | ||||
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ガリレオこと物理学者・湯川学を探偵役にしたガリレオシリーズの8冊目の短編集。 福山雅治さんのTVドラマ版が有名で、第2シリーズの放送(2013年4~6月)に先駆けて書き下ろしされた作品。最近はハードカバーはなかなか買わないので、ついつい先延ばしにしている内にドラマが始まってしまって読まずしまいになってしまっていました。 ガリレオシリーズは小説とTVドラマ版で設定が異なるので、ドラマを見ている人でも楽しめるのが良いところ。 ですが、ドラマで放送された「曲球る」「念波る」の2作よりも、この短編集では「猛射つ」が秀逸。 帝都大学の湯川を訪れた伸吾の元に届いた姉の凶報。その後、伸吾は大学をやめ、足跡が掴めなくなる。 別の事件の容疑者として浮上した伸吾の姉の死に大物代議士が関わっていることを掴んだ草薙と内海は、湯川に事件の相談にやってくるが…… 「彼が事件に関係している可能性は百パーセントないと断言できる。」 レールガンの技術を教えた湯川が、出身校の後輩の伸吾に事件の現場で接した時に告げる言葉が凄い。科学者、研究者としての矜持が詰まった言葉で、なんでこれをドラマにしなかったかなぁと思うくらい……あ、レールガンを作るのが難しかったのかな。 個人的には「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」の次に好きな作品です。 | ||||
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